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風が強く吹いている

あらすじ

寛政大学1年の蔵原走(カケル)は入学前に万引きをして、同じ寛政大学4年の清瀬灰二(ハイジ)につかまる。ハイジが住んでいる竹青荘に住むことを条件に見逃す。竹青荘の住人が10人になったことで、ハイジが竹青荘の住人で箱根駅伝を目指すことを掲げる。カケルとハイジ以外は素人の住人で、箱根駅伝に挑む。

感想

こんなにうまく行くわけないだろというのもありますが
スポーツの小説は惹きこまれますね。

最近、スポーツを見るときもそうなんですが、
主役以外の相手校のことも考えます。
箱根駅伝なら20チームのドラマがある、各選手のドラマがあると思うと
この相手はどんなことを考えているのかなと思うこともあります。
この小説では、憎たらしい相手役にカケルの高校時代のチームメイトが出てきますが、カケルが彼のことを考えたり、竹青荘のメンバーも彼のことを考えたりするのが良いですね。

それにしても、練習を始めて数か月で予選会参加の基準タイムを全員がクリアするのはすごいと思いました。5000m17分ですからね。
私は走れません(;^_^A


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