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高齢女子の、誰でも「書きやすくなる」文章術

お邪魔します。凜です。

70代からはじめたnote。パソコン操作もおぼつかない、コメントの返信方法もわからない超初心者からのスタート致しました。しかし、こんなわたしでもみなさまから”文章”についてご質問をいただくことがございます。

「人の心に届く文章力はどうしたら身に付けられますか?」
「語彙力はどのように磨いていますか?」
「引き込まれるストーリーの文章力を身に着けた方法は?」

読みやすい文章とは?といわれたら言葉に詰まりますが、今わたしがやっている”書くこと”をどんな感覚で行っているのか。

そんな形であればお伝えできるのではと思いましたので、今回はわたしなりに「書きやすくなる文章術」とは何か言語化してみました。

「書きやすい」とは”筆が滑る”とき

どんな時に「書きやすい」のか?その正体は?

考えてみますと、書きやすいのは筆が滑っているときだとわたしは考えます。もう少し具体的にお話し致します。

たとえばnoteを眺めていて「人生初めての○○」「初心者からの○○」こんな言葉が入ってきたとき。この一文を頭の中でモクモクと膨らませて記事を書きます。このとき、他の方の文章を参考にしたり調べたりは特にしません。あとからあとから文字が追いかけてくる感覚です。

何かをとっかかりにして、その時ピンと降りてきたものを書くわけです。

しかし、このお話しをみなさまにしますと、どうやら降りてきたという感覚は当たり前ではないようです。

そこで、みなさまにも取り入れやすいと思われる方法を3つ考えてみました。

①アイデアの欠片を集める

まずおすすめしたいのは「アイデアの欠片を集めておく」ということです。

言い換えればメモを取る習慣をつけるということ。カケラを集めて形にすれば、きれいな結晶が出来上がりますでしょう?

たとえば映画やドキュメンタリーをみているとき。ふと「この言葉いいかも」と思ったものは、すぐに書き留めておくといいと思います。

②目に見えるものを「情景描写」してみる

「情景が浮かぶ文章ですね」と言っていただくことがあるのですが、それは情景描写を意識しているからかもしれません。

たとえば今隣にある手帳を言語化するならば。

「ピンクの表紙に座っている猫とこっちを見てる猫。その間に芍薬がたくさん立っている。青色のみずみずしいブルーベリーがいっぱいなっていて、木の枝は何色で…」

このような具合で、言語化してみるのです。これを普段から心がけて練習してみると、文章力を鍛えることにつながるのではと思います。ゲームやドラマ、映画を分解して説明してみても面白いかと思います。

③本や新聞を読む

語彙力を磨くには、やはり本と新聞です。

おばあさんはこれまで通算1万冊以上の本を読んできました。小学生の頃はファーブル昆虫記。中高生の頃には夏目漱石や源氏物語。そして今週も2、30冊の読みたい本が本棚にぎっしり詰まっています。

好きな本を見つけたら本棚に残しておいて、何度も読み込みます。そらんじて好きな一行が口をついて出るぐらいになれば自然と文章力は上がっています。

もし読書は敷居が高いとのことでしたら、ゲームの攻略本からでもいいと思います。まずは好きなものから始めてみてください。

何を見て誰に習うか

師と仰ぐ人との出会い、言葉との出会いが、その後の”文章”を輝かせてくれます。何を見て、誰に習うか。それが大事だと今になってつくづく思います。

今日もお尋ねいただきありがとうございました。


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