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【雑記】祭りのあと

夏の終わりの切なさに身悶えしながらもやっぱり聴いてしまう4曲


きっと秋の気配が好きなのだと思った。秋本番になってしまうと次に控える冬の厳しさに身構えてしまう。特に本州の北の果て、青森に居るというのもあって身構え方にもかなり気合が必要なのである。

この夏の異常な暑さもようやく落ち着いて、朝晩などは少し涼しさを感じるようになった。

※...…と九月の頭頃に書いておいて、そのまま放置していた。気が付いたらどんどん夏の終わりと言うよりも秋のほうが優勢になってしまった。仕方ないのでこのまま書き進めることにする。


それでは、この時期になんとなく聴きたくなる曲を4つ挙げることにする。

1.祭りのあとの、あの風は

青森で活動するシンガーであるジョナゴールドのファーストアルバムから。元りんご娘(王林リーダー期)メンバーであり現在ソロ活動中である。彼女の曲の中ではこれが一番好き。作詞作曲が「空気公団」の山崎ゆかりで、彼女も青森出身。青森の夏の終わりは、熱い夏祭りが終わったあとに(八月なのに)さっと吹きわたる一瞬の風を感じた時なのだよ。


2.さよなら夏の日

言わずと知れた山下達郎の名曲。かつて東京にあった遊園地「としまえん」のプールでの思い出から作られた曲。自分も「としまえん」何度か行ったことがある。もう閉園してしまったのもあってやけに懐かしい想いがこみ上げる大好きな曲。


3.晩夏(ひとりの季節)

好きなユーミンの曲の中でもひときわ大好きな曲。高校生の頃、NHKの銀河テレビ小説枠でやっていたドラマ(題名は覚えていないな)の主題歌だった。曲が気に入ってこれを聴きたいがために連日テレビを見た。亡き祖母と一緒に見ていた光景も併せて蘇る。それもあってか、この季節になるとノスタルジックな気分とともに聴きたくなってしまう。


4.Dance With Me

ギタリストのアールクルーによるオーリアンズの70年代のヒット曲のカバーである。高校生の頃、片思いの彼女にこの曲が入ったアールクルーのアルバムを貸したことがあった。予想通りの展開だろうと思うが、結局その後何の進展もなかった。今でも鮮明に思い出されるのは、戻ってきたこのアルバムを夏休みの後半にボケっと聴いていた当時の実家の部屋の様子。そして窓から見える田舎の夏の景色である。曲自体は夏の終わりには関係なくって、まったく個人的な想い出のみ。けれど、やっぱり外せない一曲。

 

ではまた。

 
 

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