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お盆を過ぎてみて・・・

まだまだ暑い日が続きますが、お盆が過ぎると夏も後半でしょうか。

8月後半に入ってくると、不意に少し寂しい気持ちになります。それは子供時代の夏休みが終わる感覚を思い出すからでしょうか。

十分に時間があり、楽しんだはずの夏休みだったのに、終わりが近づくと切なさや寂しさが湧いてくるものです。

どんなに満足をしていたとしても「何かが終わる」「何かが変わる」という時のこの感情は避けがたいもののように思います。

変化とその受け止め方については「キューブラーロスモデル」が有名かもしれません。「死の瞬間」という著書で紹介されています。

著者自身はその後「死」とその先について興味関心が高まり、さらに「死後」という領域について踏み込んでいったようです。この領域は色々とデリケートな領域ですから踏み込みませんが。

「生死」というのは人間にとっての大きな変化の瞬間と言えるでしょう。そこに至るまで、人間がどのように状況を受け入れていくのか、ということが整理されています。

「人生」と「夏休み」を同じように語るのはどうかと思う部分もありますが、時間の長短はあっても、何か有限なものが終わっていくという感覚からの寂しさというのは意外と近い感覚なのかもしれません。

そうやって「死」というものを考えられるというのは現状が幸せだということなのかもしれません。

日常生活では、あまり考えない自分の「生死」ということも、日本の風習であるお盆という良いタイミングで、ちょっと考えてみても良いのかも知れません。





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