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美術館に行ってみた

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美術館での鑑賞日記です。
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5/5(土)こどもの日に、マティス展@新国立美術館。午前10時過ぎに到着。GWで混雑を心配していたが、入口で少し並んだが、難なく入場できた。後期の「切り紙絵」やヴァンスの礼拝堂の空間の再現が話題の中心に。シンプルな色彩とフォルムが、デザインみたいでとてもポップに感じた。面白い。

4/28(土)川瀬巴水展@八王子夢美術館。大正から昭和にかけて活躍した版画家 川瀬巴水の展覧会。浮世絵の伝統を引継ぎ、日本の美しい風景を版画にした作品を鑑賞したいと思い、八王子市までドライブがてら出かけた。館内での撮影は出来なかった。スティーブ・ジョブズも好んでいた作家だった。

9/17(日)大竹伸朗展@富山県美術館。「既にそこにあるもの」という大竹伸朗さんの制作コンセプトには、「既にそこにある」物を使って作るという意味と「既にそこにある」もの(見えないけどあった)を表現しよういう2つ意味に捉えられる。何を使って、何が現れるのか、そんな事を考えた。

8/26(土)デイビッド・ホックニー展@東京都現代美術館。光や肖像等テーマに分けて展示。絵画だけでなく、写真コラージュや動画等、表現の幅をひろげている。日常的なシーンを描いた作品が多かった。印象的だったのは、近年のiPadを使って制作された作品。90mの絵巻物のような作品もあり。

8/11(金)山下清展@東京新宿SOMPO美術館。ゴッホ「ひまわり」が常設されているので、行きたいと思い続けて、「日本のゴッホ」山下清の「回顧展」があると知り、この機会に!と足を運んだ。八幡学園時代の作品から晩年のものまで見られた。貼絵が細かくなっていくのがリアルだとよくわかる。

8/4(金)太陽の塔@大阪市万博記念公園。暑い日だった。公園の入口の目の前に聳え立つ。ご存じ岡本太郎が1970年の万博のために制作した造形アート。高さ約70m、片腕は25mとのこと。デカい!真ん中の「太陽の顔」が口を曲げ、苦悶しているようにも見える。
「炎昼や太陽の塔まねてみる」

7/28(金)マティス展@東京都美術館。4月からずっと行きたくて、やっと行くことができた!マティスの生涯と作品を順番に展示しているので、鑑賞しながら画風の変化を感じることができた。まさに「挑戦と研究」を続けてきたことがわかる。良い表情でリラックスして夢見ている「夢」が好き。

6/23(金)@パナソニック美術館。20世紀前半パリで活動した画家ジョルジュ・ルオーの展覧会へ。子どもが描いたような絵画は、いつから、誰の影響を受けたのか。そんな興味があった。実は、いつの時代の画家なのかさえ、展覧会があるまで知らなかった。たくさんの色彩が分厚く重ねられていた。

5/21(日)サンデートーク@埼玉県近代美術館。3年ぶりに開催された美術館所蔵作品を学芸員が説明する場に参加した。代表的な作品でもあり、今年没後50年の節目でもあるピカソの「静物」を取り上げてくれた。1944年4月の制作である事や一時期マティスも所蔵したことがある事も聞けた。

5/5(金)国宝・燕子花図屏風@根津美術館。尾形光琳作の国宝が見られると知り、やってきた。緻密に描いているというよりも、イメージっぽく描かれていた。光琳は京都の呉服屋の出身であったことを知る。美術館の庭園で少しのんびり過ごさせてもらった。外国人観光客もたくさん来ていた。

3/10(金)佐伯祐三展@東京ステーションギャラリー。およそ100年前、30歳で亡くなったイケメンな画家 佐伯祐三の回顧展。パリの建物の壁、ポスター、扉などをモチーフにした作品の裏ぶれた街を表現した感じが、なんかカッコ良い。東京駅のレンガな背景とも作品がマッチしていた。

2/23(木)エゴン・シーレ展@東京都美術館。祝日、陽気もよく 上野公園は多くの人出。1918年に、スペイン風に罹患し、28歳で早逝した画家エゴン・シーレとクリムトなど同時代のオーストリア美術の展覧会だ。シーレの作品は個性的だ。特に人物の瞳に魅了された。

12/21(水)「ピカソとその時代」@国立西洋美術館。ベルクグリューン美術館に所蔵されたピカソ、クレー、マティスを展示する企画。たくさんのピカソの作品が展示され、彼の画風やテーマの変化がよくわかるようになっていた。ずーっと見ていたら、写真の女性がとても美しく感じられてきたよ。

11/23(水)岡本太郎展@東京都美術館。家族などで会場は混み合っていた。生涯を追いながら展示されていることで時代ごとの変化のようなものがわかる。常識に対する反発や挑戦の気持ちが、強い色遣いや筆運びに表れていると思う。そういう所に惹かれる。図録を買ったので、家でも見るつもり。