自営業の妻

とある経営者妻の暮らし

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自営業の妻は檻の中

檻の中にいるような感覚に襲われることがあります。 特に 来客の少ない日が続き、自分も落ち込んでいる上に、社長がイライライライラする日々が続くと地獄一歩手前です。 特に我が社長は、一喜一憂しやすく、物事を点でしか捉えられない弱点があります。 私は、何があろうと、今日がどうであろうと、進む先にただただ近づきたいからコツコツコツコツやるところのが強みなのですが、我が社長は真逆です。 売上が思うようにいかない時期の店の空気はとても重苦しく。 気持ちの持って行き場のない妻は、自

    • 久しぶりに書きたくなったnoteは、社長の愚痴ばかり

      いつもは 社長と私のふたりで会社を回しています。 小売業です。 社長が、しばらく入院しました。 病気ではなく外科治療で。 すでに退院して、ぴんぴんしています。 ご安心ください。 気に入らないことが多々ありまして。 わりと手前にわかっていたことなので 誰かパートを入れることもできたのに 入れない。 せめて閉店時間を早めてよいか話すと そうだね、ブログに営業時間の変更を書いとこうか?どうする?あ、でもDMには書いてないどうしよう、とか言って積極的じゃない。 あんた、雇

      • 自営業妻は社長のごはんを作って当たり前?

        仕事中は社長のフォロー。 お客様が来られると営業部長。 メーカーさんが来られると平社員のお茶汲み。 家では女中。 自営業妻の朝は 朝食の支度に昼食の支度がプラスされます。 ああ。 自分のペースで自分の食べたいものを食べたいなー。 お昼はエクレアだけでよかったりする日もあるのに そんな日でもしっかり作らないといけないのが苦痛。 朝起きてくるなりテーブルの上の朝食をかけこむ社長。 考え事をしながら流し込んでいる。 後ろから殺意の目で見ていた私はとうの昔。 今では

        • この世はやっぱりお金なのか。

          #お金について考えていること ほとんどのひとは、損するより得したいんじゃないかなー。 かっこ悪いけど、私もそのひとり。 奢るよ♪ とか 今年はボーナス出そうか とか そういう言葉は好きです、私。 大人になって随分たってからは ただほど怖いものはない という先輩の教訓を ヒシと感じています。 お金は、たくさんあるといいけど たくさんあると思われると、利用されます。 お金が無いと みんなが出し合う時に 本当に自分は出せなくて、みじめになります。

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        自営業の妻は檻の中

          自営で店舗営業をしていて困ること

          店舗販売しています。 営業でかかってくる電話。 まったく知らなくても「お世話になっております」と言われる。 実際お世話になっているかもしれないし、 新規顧客獲得の大変さはよくわかるので 最初は紳士的に対応しますが、単なる売り込みの場合が多い。 〇〇工務店とか、△△文具とかいう社名だと どういう業種かわかりやすいですが カタカナ名だと、なんの会社か判断がつかないので、社名をもう一度聞いたり、要件を尋ねてしまいます。 接客中のお客様からいったん離れて電話に出ます。 いいと

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          社長の言い方と妻の説教

          我が社の社長は経営や現場での販売が好きで 教えるってことをすると イライライライラしてくるようです。 ため息や貧乏揺すりが始まります。 ろくに教えてくれなかったので 自力で本やネットで勉強し 今までの経験をフルに活かし 実践でもトライ・アンド・エラーしつつ 独自の売り方を構築していった妻。 色んなところで 社長を超えるケースが出てきました。 もちろん妻は、願っていたこと。 そのためにこつこつと積み上げてきました。 ある日、社長が 「〇〇が僕よりできる。そりゃあ僕より

          社長の言い方と妻の説教

          世の自営業夫婦の「婦」の方を尊敬します

          料理も掃除もやっちゃいかん。 やったが最後、一生やらないといけなくなるよ、と自分に言い聞かせていたはずなのに とりあえず、時間が来たら食べさせておけばわりと平和、というのを身をもって学習しました。 家の中もそこそこ清潔にしていれば、今のところ掃除については文句言われません。 最初は、やってあげよう精神でいたので、それが良くなかったと反省。 店の切り盛りはできるわ、 店の3割は売上げれるわ、 事務もそこそこできるわ、 新しいアイデアも浮かぶわ パソコンも社長より扱えるわ

          世の自営業夫婦の「婦」の方を尊敬します

          自営業夫婦喧嘩

          今月は まとまった休日をとれそうです。 といっても自営業なので 電話がかかってきたり 「そういやアレどうなった?」 と仕事ふっかけられたりは覚悟の上。 それでも たぶんいままででイチバンリラックスできると期待。 睡眠が必要なように 休息日は必要だと言い聞かせているが 言った先から忘れやがる。 忘れるというより テキトウに返事してる疑惑浮上。 そしてほぼ確信。 先日、正面衝突。 自分は今、変わるように努力している ふたりでがんばろう。 と抜かしていたけど そりゃあ

          自営業夫婦喧嘩

          煮詰まる

          コロナ禍。 そしてネット普及。 実店舗は苦境に立たされ続けています。 新しいアイデアも、あっという間に情報として 同業者に見つかります。 価格を下げても、ネット販売にボロ負けです。 実店舗ならではの何かで生き延びなくてはなりません。 経営者は 寝ても覚めてもアイデアに枯渇し 苦しんでいます。 そして、経営者の高齢化。 若いときには 失敗も恐れずできていた挑戦が 守りに入ってしまい、できにくくなっています。 わたしは諦めずに こつこつと説教していきます。 ダー

          休みがない。と言う

          休みがない。と言う。 上司でもある夫が。 いやいや。 それをどうにかするのがあなたの仕事でしょうが。 自分のことを言う前に 従業員の休みがないから社員を入れます とか 週休2日制を導入します とか よく働いてくれてありがとう。ボーナスは、給料の6か月分にしよう。 経営者の口から聞きたい言葉は、そういう言葉ですよ。 いかんいかん。 疲れがたまってきたのか。 不満が漏れだしました。 家計の計算をし終わったら小休止。 明日からまた頑張ろう。 みなさんも。 お疲れさま

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          note ではじめてのサポートをいただきました

          2020年6月に このnoteに 自営業の妻シリーズを書き始めました📝 自営業の妻は 愚痴を言うところが無いのです。 家で上司の愚痴を言っても、相手がその上司だから、本人に言うことになりますから、言えません。 その逆もまたしかり。 夫の愚痴を言っても、相手がその夫だから、本人に言うことになりますから、言えません。 友達に言えば、うちの会社を下げることになります。 愚痴のもって行き場がないのです。 そんな地獄の毎日ですが、 先月の4月に、驚きのサポートをいただきまし

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          妻は夫のカウンセラーではない

          売れないと食事時間も通夜のようです。通夜の方が親族が揃って賑やかか。 売上が落ちると 「自分はもうだめかなー」 「70まで働けるんだろうか」 「ここまでか」 などと愚痴やメンヘラが始まります。 売上の悪い時期は 毎日それが続きます。 自分は騙されやすいとか アイデアをライバルに真似されたとか 被害妄想が始まります。 以前は、優しく慰めていましたが 最近は、慰めてる時間が勿体なくて 「しっかりせぃよ」 と突っぱねています。 だって売上が上がると、調子に乗るんですから。

          妻は夫のカウンセラーではない

          社長妻は、相当勉強すべし

          社長妻は、相当勉強すべし。 かなり厳しいタイトルですが、せっかく自営業の妻になったのなら、店に関することは必死で勉強した方が後々のためにも良いと思います。 勉強すると、結果、社長が妻に店を任せることができて、社長はさらなる上の仕事に専念できます。 妻は、学んで実践を積むことで、商売の楽しさを知ります。社長の信頼を得るという幸福感も味わえます。 店の売上は上がりますし、「やらされてる」感がありません。 売上が悪いときに、社長(夫)を稼げないダメな人だと思うような妻にな

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          税込み表示価格の義務化に、いち店の者が思うこと

          経営にはそれほど詳しくないですが、自分の思うことを書きます。 消費税は お客さまが納める税金を預かって、納めています。 税込み表示価格にすると、すべてが店の売上になっていると思われ、国などに搾取されているという意識が薄れます。 11,000円ですというのと 10,000円と1,000円の消費税ですと言ったほうが、わああ、税金高いなぁと感じます。 高い税金を払っているんだという意識が薄れて、店が儲かっていると思われ、危険です。 お客さまからいただく消費税は、売上ではないので

          税込み表示価格の義務化に、いち店の者が思うこと

          自営業で、妻にもそこそこの売上を求めるなら

          売れなくて悔しくて毎日泣いて怒ってた日々から 激変しました。 一時期は、ひとりで最後まで売れなくて、もうひと息というところで社長がしゃしゃり出てきて、売り上げを持っていっていました。 悔しくて悔しくてよく泣いていました。 妻にもそこそこの売上を求めるなら、成功体験をたくさん積ませてあげるといいと思います。 とにかく、ネットや本を漁り、同業者のホームページを見たりして、勉強しました。 そして、覚えたことをお客さんに言うということを続けました。 時には、しゃしゃり出てこ

          自営業で、妻にもそこそこの売上を求めるなら

          新米自営業妻が気をつけること

          経営者に妻に選ばれた理由を考える。 自分がなぜ選ばれたのだろう。 よく働くから。 料理がそこそこできるから。 売上が落ち込んで収入が減る時があってもやりくりしそうだから。 いろいろと都合がいいから。 最初は、なんにもできないから、一生懸命勉強したし、動いた。 どこそこの奥さんは、よく売るらしい。 とか言っているのを聞くと、悔しくて、俄然挑戦した。 できないこともまだたくさんあるけれど、できることが増えたし、ある部門では、売上がギュんと伸び、社長に「僕よりすごい。どうや

          新米自営業妻が気をつけること