音楽トリビア「Cジャムブルース」ってなんのジャム?🍓🍊人種差別と音楽🎵
この赤いのなぁ~んだ?
豆板醤??😅
手前に見える赤い切れ端みたいなのは、レモンです。
はい、マイトリ、とちおとめで、ジャムとコンポートを作ってみました。
いちごジャムにはレモンも入れたので、赤く染まってしまったのでした。
右端に見えるのは、一緒に作ったレモンの砂糖漬けです。
グラニュー糖や白砂糖を使わないので、色合いが暗いですね😓
これは、いちごのコンポートを作った時に出る、シロップ。
「赤毛のアン」で、アンがダイアナに飲ませてしまったいちごのお酒のようにきれいだったのですが、写真は魔女の媚薬か毒薬のようですね😲
さて、今日の音楽トリビア「Cジャム・ブルース」ですが、この「C」は、
クランベリージャムの略ではありません。
ジャムとは、その場で即興的で自由に演奏する、ジャズやボサノバなどで
よく行う演奏形式です。
ジャム・セッションという言い方もあります。
音楽用語のジャム (英: Jam) の語源は、食品のジャムに由来していると推測されており、「甘い感じ、素晴らしい感じ」を表した表現として1929年に
生じた言葉とされている。
バンド全体による、短い、自由な掛け合いを意味し、広い意味では、ロックやジャズの演奏中のひらめきによる即興演奏の部分を指している。
ジャムセッションという言葉は、新しいフレーズを探したり、感性に合ったアレンジを見つけたりする作業を指しても使われる。
~ウィキペディアより抜粋~
ブルースと奴隷制度
「BLUES」にはブルーな気分、悲しみや落ち込みという意味があり、
「自分自身の言葉=魂の叫び」を歌う。
黒人奴隷や子孫たちが追いやられた残酷な環境下での叫びが歌となった。
後にブルースから生まれるジャズは「社会・社交の言葉」と言われている。
ロックもブルースから生まれた。
アメリカでは、1640年代から1865年(アメリカ合衆国憲法修正第13条成立)まで合法的に奴隷制度というものがあった。
この奴隷制度によって、アフリカから奴隷貿易によって多くの黒人がアメリカに強制的に連れてこられ、奴隷として綿花のプランテーションなどで働かされた。
ブルースは黒人奴隷たちが畑仕事など貧しく過酷な労働を余儀なくされ、
苦労の中で故郷を想い、故郷の旋律で歌を歌っていたことが始まりとされている。
初期のブルースは、黒人文化そのものだと言える。
~ネットより引用・加筆~
🔶文中に差別用語と認識されるものがありますが、説明のためで、
何らかの意図があるものではありませんので、何卒ご容赦ください。
楽譜はネットより
「C」はハ長調を意味し、「C(ド)とG(ソ)」で繰り返されます。
🎵ソソ ソソ ソソ ソード🎵
この楽譜のように12小節を基本とし、アドリブが繰り広げられます。
作曲者のデューク・エリントンとそのオーケストラによる、貴重な動画を
ご紹介します。
「そして誰もいなくなった」の逆で、演奏者が増えていきます
1942年のものなので映像が乱れていますが、みんな楽しんで演奏していることが伝わってきます。
音楽は「音を楽しむ」と書きますが、決して明るく楽しい平和の中でのみ、
作られてきたわけではありません。
人種差別や過酷な労働、争い、死、そういったことから生まれた音楽が、
今につながっているということを知っていただけたら幸いです。
みんなが爆弾なんかつくらないで
きれいな花火ばかりつくっていたら
きっと戦争なんて起きなかったんだな
~山下 清~
山下清 長岡の花火(ネットより)