見出し画像

ライン間の守り方

サッカーは相手よりも多く得点を取ったチームが試合に勝利する。そのため、サッカーの多くの分析や研究がボール保持や攻撃を取り扱ったものが多い。しかしながら、失点をしなければ試合に負けることはないというのもサッカーの重要な性質である。

そこで今回は守備原則のうちの1つであるライン間の守り方についてまとめていく。

基本的に守備の陣形は3列から4列で構成されることが多く、大抵は最終ラインとその1つ前のラインの間のスペースを『ライン間』と呼ばれる。したがって、多くの場合ディフェンスラインとMFラインの間のスペースのことを指す。

黄色のエリアがライン間

このライン間を使った攻撃は得点が生まれやすいということがデータでもわかっている。先日のU-23日本代表vsU-23イラク代表の試合でも日本はライン間を使った攻撃からゴールを決めていた。

逆の視点で考えると、このライン間を上手く守ることができれば失点を減らすこともできるということだ。

ここから先は

5,715字 / 34画像
この記事のみ ¥ 500

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

もし宜しければサポートをよろしくお願いします! サポートしていただいたお金はサッカーの知識の向上及び、今後の指導者活動を行うために使わせていただきます。