中間管理職の悲哀😔

こんにちは😃

突然ですが、私は所謂中間管理職です🙋‍♂️

以前の職場から合わせると計13年間中間管理職を務めています🎉

中間管理職というのは、会社や職種によって様々な役職があると思いますが、簡単に言うと部下を持ち、チームや部署をマネジメントする側でありながら、役員等にマネジメント(指示?)される立場だと言う事をですね。

今回は普段ないがしろにされがちな中間管理職の悲哀について書いてみたいと思います。

私は、自身が中間管理職で、知人にも中間管理職も沢山いて、新人から中間管理職、経営者とあらゆる立場の人達を接するチャンスを頂いております🙇‍♂️

そこで最近思う事、

中間管理職の立ち位置が悪くなってきている❗️

です。

それはどう言う事かと言いますと、そもそも会社に中間管理職をおく理由は色々あると思いますが、例えば後任を育てる為だとか、組織全体にガバナンスを効かせる為だとか、会社が大きくなればなるほど、その立場の意味や人数は増えてくると思います。

それは謂わば経営者の分身のように、人格や通る道は多少違えど、会社の方向性や理念を理解した上で、部下のマネジメントや、部署の施策等それぞれの役割を果たす事を任されると私は思っています。

それなのに🤨

最近そのバランスがおかしくなってきているように思うのです。

まずは、パワハラやセクハラといったハラスメントという言葉が一般化し、その規制が大きくなった事で、今まで当然出来ていた部下への注意が出来なくなったり、逆に部下が注意されると「それパワハラですよ」と簡単に言うようになったりで、マネジメントに集中出来ません。

そのたんびに裁判するわけにもいかないですし、もちろんハラスメントだとしたら、それは容認させるべきではないので、それが横行してる時点で、会社はそのマネージャーを懲戒処分するなりを考えなければなりません。ただ、それを気にしながらするべき注意が出来なくなったり、コミュニケーションが取辛くなるのも哀しい気がします(私だけですかね?)。

それと、これが一番懸念される問題なんですが、経営者や役員が中間管理職を飛ばして一般社員に指示を出したり、現場のスタッフとのコミュニケーションを取る事で現状を充分に把握していない状況で現場に過剰に介入したり、最悪の場合には勝手に現場の意見だけを聞いて何かを決定して中間管理職は事後報告でそれを現場から聞くという自体も起こっています。

私が聞いた色々な会社でこう言う事が起こっていて、中間管理職はこれが一番つらいと言っています(私個人はあまり事業に上司を介入させないような雰囲気を作っているので大丈夫何ですが、周りを見ていると辛そうです)。

要は、役員以上の人間が暇になっていてミクロの管理をし始めている会社が多いのだと私は認識しています😅

役員以上の人間は会社を任され、中間管理職はそれぞれの管轄下にある範囲を任される。

中間管理職は会社に利益と売上をもたらし、人を育てる。役員は中間管理職がもたらした利益をどのように還元する事で社員を幸せに出来るのか?また、どのように使用する事で会社を継続的に発展させる事が出来るのか?を考えるのが仕事だと認識しています。

それを、現場主義と言う言葉で、現場を断片的にしか理解しないまま掻き回して、その責任を中間管理職に強いる役員が多いのです。

人事異動だ、抜擢人事だと騒いで掻き回した挙句、業績が悪化すれば降格だ、左遷だと騒ぎ出します。任命責任と言う言葉を知らないのでしょうね。

ようは、昔は会社から与えられたバジェットを基に、自分なりの方法で部下をマネジメントし、育てながら会社に利益をもたらして、会社から評価を得ていたが、今は部下に過剰に気を遣いながら(真っ当にマネジメントしていてもハラスメントという言葉が蔓延している為に)、上司から責任をなすりつけられるケースが増えたという構図です😨

もちろん会社は選べるし、嫌ならやめればいいと思うかもしれません。でも、全員が最大限のパフォーマンスを発揮して、「この会社に貢献したい」と思えるような会社を増やして行く事が理想じゃないでしょうか?

なので、今から社会で働く人や、今一般社員として働いている人は真剣に上司の言葉と向き合ってみて、それでもただのハラスメントなのか?判断してみてください。中間管理職以上の役員や経営者の方は、自分達の下にいる中間管理職を信頼し、その人達のミスや成果が出なかった時に、自分の責任を問うてみて下さい。そうする事で、一人一人がバランスよく責任を持って仕事が出来る環境が作れると私は思っています。

終わり🙏


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