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191. ビジネスで成功するかどうかのカギは、結局のところ、仕事を人生最大の遊びにできるかどうかだ。〜三木谷浩史〜

みなさんこんにちは。


今回は、楽天株式会社の創業者で代表取締役会長 兼 社長である三木谷浩史さんの格言について紹介していきます。


三木谷浩史とは

1965年、神戸市に生まれ、
6歳まで神戸にあった神戸商科大学職員住宅に住んでいました。

7歳の時に父がイェール大学研究員に就任し家族で渡米、
アメリカで2年あまり過ごし、
アメリカの小学校から明石市立松が丘小学校へ転入、
1977年には岡山白陵中学校に入学、
スパルタ教育のためノイローゼになり2年で退学、
明石市立朝霧中学校へ転校します。

高校ではテニスのジュニア関西ベスト16、
学校法人神戸セミナー経営者であった村上雄蔵の英語塾に在籍、
高校卒業後に1年浪人し1984年に一橋大学商学部に入学、
1988年に卒業し現みずほ銀行へ入行します。

同期で初めてハーバード大学へ留学、
みずほ銀行に就職した当初は、
大企業に勤めてそこで出世するのがビジネスマンの王道とされていましたが、
アメリカでは自ら起業する人が優れたビジネスマンの王道とされており、
アメリカ滞在の中で起業家への夢が芽生えます。

起業家マインドを身につけて帰国し会社で制度で留学したため5年は辞められないと復職したのち、
出身地の神戸で阪神淡路大震災が発生します。

いつかは起業すると漠然と思っていたのが、
「とてつもないことが突然起こるものだ。」と気づき、
「いつか」ではなく「今だ」と強く思い、
被災地にいる1週間の中で起業することを決意します。

この震災で人生は短く
時間は有限であることに気づき、
「いつか」ではなく「今」やるべきことをしないといけないと再認識したそうです。


すぐにみずほ銀行を退職し、
1995年11月、コンサル会社のクリムゾングループを設立、
慶大新卒の本庄慎之介さんと2人きりで起業します。

1997年には稼いだ6000万円を元手に、現楽天グループを設立します。

今ではインターネットサービス企業で有名ですが、
インターネットショップだけでなく100を超えるアイデアの中でも、
元手がかからず、将来性があり、社会に新しい価値を生み出すことができる、
ネットでのショッピングモール事業を行いました。

「楽天市場」の開設にあたり、4つの仮説がありました。

1.インターネットは、もっと簡単にもっと便利になる
2.インターネットは爆発的に普及する
3.日本人はインターネットでモノを買うようになる
4.インターネットで流通が変わる

当時は通信速度が遅かったため、
多くの人が信じていなかったそうです。

創業メンバーは可能性を信じており、
地方の商店や大きな店舗を持たない個人商店でも全国規模で展開する大企業と同じ土俵で戦えるようにしたいという情熱を持っていました。


2002年には若手富豪ランキング6位に選ばれ、
3000億円近い資産を有していました。


楽天はブランドコンセプトとして「大義名分」「用意周到」「信念不抜」「一致団結」を挙げており、
ビジネスは小さくても「大義」を考え、
世の中にどんな価値を提供するのか
という本質を熟考するべきだと言っています。

〔参考文献〕
ルブさん . "楽天創業者の三木谷浩史とは?経歴と名言まとめ【起業家】" . ビズルブ 起業家・経営者向けの情報を発信 .(2020-07-01). 
https://bizlub.com/entrepreneur/hiroshi-mikitani/ ,(参照 2022-06-25). 


ビジネスで成功するかどうかのカギは、結局のところ、仕事を人生最大の遊びにできるかどうかだ。

みずほ銀行へ就職後、アメリカのハーバード大学へ留学し、
日本とアメリカでのビジネスマンの王道の違いを知り、
起業することへの夢を持ちます。

ただこの時には起業は夢のようなモノだったのかもしれません。

しかし、出身地の神戸を襲った阪神淡路大震災をきっかけに、
周りの生活や周りにいた人たちが一変していきます。

その中で感じたこと、
人生は突然に予期しないことが起こり、
それに対処できる自分になっていなければいけない、
短い人生で有限の時間の中で、「いつか」ではなく「今」やるべきことをしないといけない
ということを自覚します。

そこから学んだことをすぐに実行し、
みずほ銀行を退職、自分で起業をします。


コンサル会社を元に起業した楽天グループでは、
100以上もあるアイデアの中から、
元手がかからない
将来性がある
社会に新しい価値を生み出す
ネットでのショッピングモール事業を選びました。

このアイデアを選ぶ時にも信念を持って成功するというモノを選び、
この事業を絶対に伸ばすと決めて取り組んできたのだと思います。


そして、個人商店でも大企業と同じ土俵でも戦えるようにしたいとビジョンを掲げ、
この仕事を楽しみながらも本気で取り組んでいたのだと思います。

自分のビジネスに一番燃えて、絶対に成功させるという気概があったからこそ成功したのかもしれませんね。


最後に

今回は、楽天株式会社の創業者で代表取締役会長 兼 社長である三木谷浩史さんの格言について紹介してきました。


仕事をただの仕事だと思っているか、
自分の将来につながっていると思ってやるのかは大事だと思います。

一つの仕事を人生をかけてやるか、
自分に合った仕事を探すかは人それぞれだと思いますが、
その仕事を人生をかけてもやりたい仕事だと思えるか、
仕事が人生最大の遊び道具だと思えるかは大事だと思います。

その仕事をどれだけやり込んでいて、
自分のできる、責任を取れる範囲を広げているかで、
その仕事でできることが増えてきます。


自分のできることが増えるということは、
その事業を自分の好きなように運営、経営できるということです。

その自由さの中で、どうやったら売り上げが上がるか、
より顧客に気にいられるかを試行錯誤することができます。

自分の管理下にあることを増やしていくことで責任は増えますが、
その分、自分の裁量でできることも増え、自由になっていきます。


いわゆる経営の中で、
自分の裁量でどれだけ売上にこだわっていくか、
事業の拡張のために何をやるかにこだわることがビジネスの成功に繋がっていくとおもいます。

そして、それが人生を通してやっていきたいもの、
人生と同義で、遊び感覚のように自分の裁量でできるようにすれば、
そのビジネスは成功すると思います。


自分がチャレンジする姿とその成果で、
誰でもどんな状況からでも豊かになれる可能性を明かすために、
仕事を通して世の中に新しい価値を提供することに全力を尽くし、
仲間や周りにいる人と共に作り上げていくことに全力を尽くしていきたいと思います。


人生に目標を持って頑張る方へ、
そして、これから人生を良くしていきたいと努力をしている方へ、
何かの背中押しになるようなnoteであればと思います。


それではまたどこかで。

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