はじまりの学校 -sake town brewery-

南部杜氏発祥の地、酒のまち紫波町に生まれる醸造場。 まちをひとつの醸造場と捉え、新たな…

はじまりの学校 -sake town brewery-

南部杜氏発祥の地、酒のまち紫波町に生まれる醸造場。 まちをひとつの醸造場と捉え、新たな酒文化を醸していくプロジェクトの拠点です。醸造家、生産者、飲み手など、あらゆる人が交流し、学び合う。ともにつくる喜びを分かち合う、誰しもの「はじまり」を応援するコミュニティを目指します!

マガジン

  • はじまりのお酒シリーズ

    「はじまりの学校」からリリースしたお酒を紹介。酒のまち・紫波町をひとつの醸造場と捉え、さまざまなプレイヤーとお酒づくりに挑戦しています。

  • はじまりの物語

    「まじわりが物語のはじまり」をテーマに、「はじまりの学校」にかかわるプレイヤーたちの物語を紹介。人と人、人とモノが偶然出会い、新しい可能性が生まれ(まじわり)、その新しい可能性から、オリジナルな物語がはじまる(はじまり)。すべては「まじわり×はじまり」から動き出す。

最近の記事

はじまりのお酒 #02 2024(生酒 ver)

「はじまりの学校」から、ブランド初となる醸造家のデビュー作!「はじまりのお酒 #02」は、はじまりの学校 醸造家の永安祐大さんが、「月の輪酒造店」の協力を得ながらはじめて造った日本酒です。 紫波町は酒のまちとして、100年後に100の醸造関連事業者を生み出す「酒のまち紫波推進ビジョン」を掲げています。その推進拠点である「はじまりの学校」では自前の醸造施設をつくり、さまざまな醸造家と酒造りを行っていく予定です。 今回酒造りをした永安さんは、2022年に創業し、茶葉やハーブな

    • 「はじまりの学校」は最短で醸造家のスタート地点に立たせてくれる

      南部杜氏発祥の地として知られる酒のまち・岩手県紫波町。紫波町は、100年後に100の醸造関連事業者を生み出す「酒のまち紫波推進ビジョン」を掲げています。 そして、その推進拠点となるのが「はじまりの学校」。閉校となった旧水分小学校に自前の醸造施設をつくり、さまざまな醸造家と酒造りを行っていく予定です。 今回、そんな未来を見据える「はじまりの学校」から、ブランド初となる醸造家のデビュー作が誕生しました。 「はじまりのお酒 #02」 この「はじまりのお酒 #02」は、自分で

      • はじまりのお酒シリーズが飲めるお店一覧

        ※最終更新日:2024/4/1 はじまりのお酒シリーズが飲めるお店を一覧にまとめました!なお、在庫がない可能性がございますので、あらかじめご了承ください。 はじまりのお酒シリーズを飲めるお店 ▼岩手県内 ▼関東 今後、はじまりのお酒シリーズを取り扱っていただける店舗を徐々に増やしていきたいと思っています。また、商品の取り扱いをご希望の方は、下記のメールアドレス(info@hajimari-sakebrew.jp)までご連絡ください。 お取り扱いいただくお店が増えた

        • はじまりのハードサイダー #04 2024

          りんご×ホップのお酒「ホップドサイダー」と日本の醸造技術「白麹」が融合。紫波サイダリー×ぷくぷく醸造のコラボシリーズ第二弾として、りんごとホップのお酒「ホップドサイダー」が登場! 「はじまりのハードサイダー #04」は搾汁したりんご果汁に白麹の甘酒を混ぜ、そこにホップを添加して醸造したハードサイダーです。 りんごがもつ爽やかな酸味にホップのほんのりとした苦味が加わる「ホップドサイダー」の伝統的なスタイルに、日本の醸造技術である「白麹」を掛け合わせるのが今回の挑戦。白麹の酵素

        はじまりのお酒 #02 2024(生酒 ver)

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        • はじまりのお酒シリーズ
          9本
        • はじまりの物語
          6本

        記事

          はじまりのハードサイダー #03 2024

          柑橘の爽やかな香りに、白ぶどうの果実感。複合的な「酸」を楽しむハードサイダー。紫波サイダリー×ぷくぷく醸造のコラボシリーズ第一弾の好評を受け、今回はオレンジワイン粕を使った「はじまりのハードサイダー #03」も販売します!  「はじまりのハードサイダー #03」は、搾汁したりんご果汁をベースに、酒米からつくった白麹、オレンジワイン粕を混合して醸造したハードサイダーです。 日本酒、ワイン、シードルなど多様な醸造文化をもつ酒のまち・紫波町。そんな紫波町の個性を表現するために、

          はじまりのハードサイダー #03 2024

          はじまりのハードサイダー #01 2024

          赤ぶどうのふくよかなコクと深み。複合的な「酸」を楽しむハードサイダー。紫波サイダリー×ぷくぷく醸造のコラボシリーズ第一弾の好評を受け、今年はリニューアルした「はじまりのハードサイダー #01 2024」を発売!  「はじまりのハードサイダー #01 2024」は、搾汁したりんご果汁をベースに、酒米からつくった白麹、赤ワイン粕を混合して醸造したハードサイダーです。 日本酒、ワイン、シードルなど多様な醸造文化をもつ酒のまち・紫波町。そんな紫波町の個性を表現するというコンセプト

          はじまりのハードサイダー #01 2024

          欲しい暮らしは自分でつくる。25歳農家の根っこにあるパンクの精神

          「わたし、パンクロックが好きなんです」 「パンクって、社会に対するモヤモヤした気持ち、反骨心を地下から叫ぶ音楽だと思うんです。 学生時代に『農業をやりたい』と語ると、ほとんどが否定されたり、違う道を勧められた。農業をやりたい気持ちを否定されることにモヤモヤしたのは、いつも心の中で『農業はかっこいい仕事なんだ。それに憧れて何が悪い』という反骨心があった気がします。 周りから否定されても、自分が思う農業のスタイルで、農業がかっこいい仕事だということを社会で表現していきたい。

          欲しい暮らしは自分でつくる。25歳農家の根っこにあるパンクの精神

          はじまりのハードサイダー #02 2024

          摘果りんご&摘果ぶどうのクリーンで爽やかな酸味紫波町を拠点とするハードサイダーブランド「Green Neighbors Hard Cider」との初コラボ商品が登場! 通常の生食では活用されない摘果(※)りんごと摘果ぶどうの果汁をブレンドし、醸造したのが新商品「はじまりのハードサイダー #02 2024」です。 生食用のりんごに比べて、成熟する前に摘果したりんごはスッキリした甘さとシャープな酸味が特徴。そんな摘果りんごを使ったハードサイダーのゴクゴク飲みたくなるシンプルな

          はじまりのハードサイダー #02 2024

          はじまりのハードサイダー #01 2023

          オール紫波の原料で醸す、初めてのハードサイダー紫波サイダリー×ぷくぷく醸造が造る「はじまりのハードサイダー」は、搾汁したりんご果汁をベースに、酒米からつくった白麹、赤ワイン粕を混合して醸造したハードサイダーです。 日本酒、ワイン、シードルなど多様な醸造文化をもつ酒のまち・紫波町。その土地の個性を表現するため、紫波町産の米・ぶどう・りんごで醸造酒を造るという、今まで誰もやったことがないジャンルの酒造りに挑戦したまさに1本目の酒。 味わいのコンセプトは、複合的な「酸」のミック

          はじまりのハードサイダー #01 2023

          はじまりのお酒 #01 2023 (火入れ ver)

          「はじまりの学校(はじまりの酒店)」第一号となる、はじまりのお酒。岩手県の中部にある紫波町は、「南部杜氏発祥の地」として知られ、町内に100年以上の歴史を持つ日本酒の酒蔵が4つある「酒のまち」です。 今回の「はじまりのお酒 #01 2023」は、そんな酒のまち・紫波町の水分地域にある紫波酒造店(旧 廣田酒造店)が、地元・水分(みずわけ)産の水・米・酵母を使い、100年前の製法「酸基醴酛(さんきあまざけもと)」で醸した日本酒です。 味わいの特徴・おすすめの飲み方甘酒を酒母造

          はじまりのお酒 #01 2023 (火入れ ver)

          はじまりのお酒 #01 2023 (生酒 ver)

          「はじまりの学校(はじまりの酒店)」第一号となる、はじまりのお酒。岩手県の中部にある紫波町は、「南部杜氏発祥の地」として知られ、町内に100年以上の歴史を持つ日本酒の酒蔵が4つある「酒のまち」です。 今回の「はじまりのお酒 #01 2023」は、そんな酒のまち・紫波町の水分地域にある紫波酒造店(旧 廣田酒造店)が、地元・水分(みずわけ)産の水・米・酵母を使い、100年前の製法「酸基醴酛(さんきあまざけもと)」で醸した日本酒です。 味わいの特徴・おすすめの飲み方甘酒を酒母造

          はじまりのお酒 #01 2023 (生酒 ver)

          「御社の独自性は?」「ありません」 品質至上主義ではなく、誰でもマネできるものづくりにこだわる理由

          こんにちは、「はじまりの学校」公式noteのライターを担当する山田和正です。 みなさん、岩手県紫波町にあるハードサイダーブランド「Green Neighbors Hard Cider(グリーンネイバース ハードサイダー)」をご存知でしょうか? ハードサイダーとは、りんごを原料としてつくられる発泡性の果実酒のこと。僕はグリーンネイバースのハードサイダーを飲んだとき、そのおいしさに衝撃を受けました。 はじめてグリーンネイバースを知ったのは2022年。友人である料理人・井上豪

          「御社の独自性は?」「ありません」 品質至上主義ではなく、誰でもマネできるものづくりにこだわる理由

          「ないなら造ろう」 せっかくおいしいりんごがあるから、おいしいりんごのお酒が飲みたかった

          りんごをかじった瞬間、みずみずしさが口いっぱいに広がる。 りんごがもつ清涼感に、刺激的な炭酸、ホップの爽やかな香りを感じ、グビグビと飲み干したくなるのが「紫波サイダリー」のハードサイダー。 搾汁したりんごを発酵させて造るお酒を、主にアメリカでは「ハードサイダー」、ヨーロッパ(特に仏)では「シードル」と呼び、世界各地で親しまれています。 ただ、日本ではビール、日本酒、ワインに比べると、日常的にりんごのお酒を飲んでいる人はまだまだ少ない印象です。 「せっかくおいしいりんご

          「ないなら造ろう」 せっかくおいしいりんごがあるから、おいしいりんごのお酒が飲みたかった

          江戸から18代続く米農家が、100年後の農業を守るため植えた「はじまりの酒米」

          「はじまりの学校」第一号となるオリジナル商品、「はじまりのお酒」が誕生しました。 紫波酒造店が、地元・水分産(紫波町水分地区)の水・米・酵母を使い、100年前の製法「酸基醴酛(さんきあまざけもと)」で醸した日本酒は、やさしい甘みと奥深い酸が特徴の食中酒です。 ▼オンラインストアの購入ページ そして、なんとこのお酒! 地元の農家・吉田辰巳さんがこのお酒のためだけに、はじめて酒米づくりに取り組み、その酒米で仕込んだチャレンジングな日本酒なのです…! 江戸時代から18代続く

          江戸から18代続く米農家が、100年後の農業を守るため植えた「はじまりの酒米」

          廃校になった母校を「酒の学校」に。紫波町ではじまる、酒づくりを通じたまちづくり

          2023年夏、岩手県紫波町で廃校を活用した「はじまりの学校」というプロジェクトがはじまります。 紫波町は南部杜氏発祥の地として知られる酒のまち。そんな酒のまちで、町全体をひとつの醸造場と捉えて、新たな酒文化を醸していくプロジェクトの拠点が「はじまりの学校」です。 このnoteでは、まさにこれから立ち上がろうとしている「はじまりの学校」についての情報を発信していきます。 記念すべき第1回目は、「はじまりの学校」の自己紹介からさせてください。 「はじまりの学校」は、代表の

          廃校になった母校を「酒の学校」に。紫波町ではじまる、酒づくりを通じたまちづくり