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短歌 冬の埠頭 5首

冬の埠頭

1.「カモメのジョナサン」五木寛之の翻訳でした。高校2年の時、校長先
  生が全校朝礼で絶賛。それで読みました。求道的なはぐれカモメのはな
  しです。埠頭には青春時代からたまに行きます。
2.ガラス壜の欠片が冬ざれてました。
3.せっかく待ち合わせしたのに、妻はなぜか不機嫌。理由はこわくて尋ね
  ませんでした。妻は木枯らし。ぼくは冬ざれ。
4.能面のような美しいひとが昔いました。「草枕」はわが愛読書。
5.「きみ」はもちろん猫ちゃん。妻ではありません。


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