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(フィクション) クリスマスは、忘れられない想い出がたくさんある。わたしは『絶対』と…
バスに揺られてオフィスへ向かっていた。休日出勤というやつだ。市街地へ向かう日曜の朝は混…
髪を切ったよ。冬も間近に迫って来たから、長さには悩んじゃった。でも君が好きだったロング…
いつだって、幸せは目の前にある。どんな些細なことだってすべてが奇跡的に成り立っていて、そ…
窓越しの世界が、直線で切られていく。 アスファルト。コンクリートの壁。電柱。路駐された車…
いつの間にか、 見覚えがあるような、 ないような、 場所にいて。 あっ、と思ったら目が合っ…
あの日も、そう。 こんな風に。 通り雨だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー +C。 下から見上げた、傘の色。 放射状に伸びる、骨組みの先。 騒がしく鳴り散らす雨音の下。 伺い見た、横顔。 ひとつしかない傘、分け合って。 歩いた雨の記憶。 滴る雨、距離近づけども。 所詮。 通り雨。 ここだけ選んで、記憶した。 あとは全部。 delete。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー +X
■注意 このお話は、過去に書いた シリーズの番外編なので、 予習していただくと、 より楽しめ…
君は、不器用だ。 内面はさておき、手先のほう。 おかげで自他ともに認める、料理下手。 だか…
僕は、不器用だ。 内面ではなく、手先のほう。 おかげで料理ができない。 最も苦手と言ってい…
扉を開けるとそこは、 文字通り真っ暗だった 。 間接照明もない。 一瞬怯んだワタシの手をひ…
憶えていないこと。 学校で習ったほとんどのこと。 ほとんどの先生の顔。 屋台で買って、食…