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自分にとっての特別を意識して撮ってみることが大切
スナップにしろ風景撮影にしろ長くやっているとマンネリ化してしまうものです。
「いつもこんな感じだなー」
「代わり映えのない写真だなー」
と思ってしまうことはありませんか?
このマンネリ化を防ぐ秘訣は自分にとっての特別を作ることだと思います。
いつもとは違う自分らしさを出せる写真。
それには特別が必要なのです。
では、特別とはどういうことでしょう。
特別とは「日常」「いつもの」とは違うことです
子供の目線と大人の目線
スナップ写真を撮るときは、子供のような目で周りを見ることが大切かなと思っています。
好奇心いっぱいの子供のような心で被写体を見つける、見つめるということです。
子供ってどうしてあんなにも好奇心旺盛なんでしょう。
それはきっと、見るものすべてが新鮮に見えるからではないでしょうかね。
歳をとってくるとその新鮮さを保つことが難しく、いつも行く場所、いつも通る道がマンネリ化してしまって、発見や感動がな
ポートレイトレクチャー「59.RAWで修正するなら、肌が綺麗になるデータとして撮っておくこと」
ポートレイトを撮る人でRAWデータから仕上げをする人も多いと思います。
RAWデータであればホワイトバランスもフィルムモードも変更できます。というよりも、露出やコントラスト、トーンカーブ、シャープネスなどカメラで設定できるもと同等かそれ以上の調整が可能です。
このため、撮るときに細かな調整をしなくても後からRAWデータで調整すればいいや、と思っている人も多いと思います。
ところが、このあとから
スナップにおける露出の重要性について
スナップ写真において露出というのは非常に重要だと思っています。
露出、つまり写真の明るさですね。
厳密に言えば露出とコントラストです。
もちろん、色合いやフレーミングなども重要なですが、それ以上に露出は写真の印象を大きく変えます。
撮るときに適正な(望ましい)露出で撮っておくことは大切なのですが、場合によっては撮ったあとに編集ソフトなどで露出やコントラストを調整してもよいでしょう。
ポートレ
ポートレイトレクチャー「58.背景を含め全体を把握しておくこと」
屋外ポートレイトでも室内のポートレイトでも被写体の奥には背景があるのが一般的です。そして背景には色と形があります。
背景がシンプルな撮影は白バック、黒バックといったスタジオ撮影くらいなものでしょう。
それ以外のポートレイトでは基本的に背景があります。
この背景にどこまで気を配れるかというのがとても大切になります。
というか、まず撮影場所を選ぶ段階で、背景をどうするかを考える必要があるのです。
レンズ1本勝負のスナップが画角を見る目を鍛える
みなさんはスナップ撮影においてどんなレンズを持っていきますか?
ズームレンズ?単焦点レンズ?
レンズは何本くらい持っていきますか?
レンズの焦点距離の違いについては以前のnoteでも書いたことがありますが、焦点距離の違いっていったい何なんでしょう。
広角と望遠を同じ距離から同じ被写体を撮れば、当然望遠レンズのほうが被写体は大きくなります。広角レンズは被写体は小さめに、そしてそれ以外のものが多く
ポートレイトレクチャー「57.単なるダメ出しならしない方がいい」
ポートレイト撮影をしていると自分のイメージ通りにならないこともあります。
そんなときについやってしまうのが、「そうじゃなくて〜!」とか「うーん、違うなあ」という感じの言葉。
そんな台詞は言ったことないという人もいるでしょうが、自分の写真へのイメージが強くなればなるほど、こういう言葉が出てしまいがちなものです。
でも、この言葉ってモデルさんにとっては、のびのびと振る舞えなくなってしまいますし、「じ
トリミングしない前提でフレーミングをすることの意味
スナップにしてもポートレートにしても、カメラを構えたときにフレーミングをおこなうはずです。
どこからどこまでを写すか、どの部分はいらないと判断して画面の外に出すか、などを意識、無意識に関わらず考えているはずです。
もし、何も考えていないようであれば、少しフレーミングを意識してみるとよいでしょう。
さて、この「フレーミング(構図)についてですが、できる限りトリミングしないで済むように撮っておくこ
ポートレイトレクチャー「56.肌の露出が多めの写真を撮るときの注意点」
ポートレイトにおいて、モデルさんの肩や足が大きく見えるようなシーンを撮ることがあります。
撮りようによってはヌードっぽくも見えるようなシーンになることもあります。
このようなシーンでは、男性カメラマンとしてはなるべく衣装が写らずに、ヌードっぽくみえるように撮ってしまいたくなるものです。
気持ちはよく分かります。
ですが、ここで大切にしたいことは、モデルさんがなぜ肩や足を大きくみせているのかと
ポートレイトレクチャー「54.ライティングには撮影者とモデルとの共通認識が必要」
今回はポートレイトにおけるライティングのお話です。
スタジオなどでストロボや定常光を使ってライティングする場合、撮影者とモデルとの間には必ず共通の認識が必要となります。
それは何かといえば、「どんなライティングをして、どんな写真を撮るのか」ということです。
光を回してさわやかな感じに撮るのか、それともダイナミックな光を使って印象的な仕上げにするのか。
また、ライティングをするということは光の方向性
RAWは生データだっていうけれど。
RAWというのはセンサーからの情報をそのまま記録した「生データ」だと言われている。ここで大切なのは、「データ」であって、「写真」でも「画像」でもないということ。
では、なぜRAW現像ソフトでRAWは「写真」として表示されるのか?
それは、「生データ」を元に、そのカメラの設定か、またはRAW現像ソフトのカメラごとの設定を読み込んで表示しているから。つまり、この時点でカメラ設定かソフト設定の値が読
スナップは身軽が一番という多くの理由
スナップ撮影においては少しでも身軽でいるのが良いと思います。
なるべく機材は少なく、交換レンズも最低限で。
通常の撮影では、考えられる限りのシチュエーションを想定して、なるべく多くの機材を持っていく方が後悔がありません。
使わないだろうから持って行かない、でなく、使うかもしれないから持っていく、さらに言えば、まず使わないだろうけど一応持って行く、が正解でしょう。
ただスナップの場合にはちょっと