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【性格】恐るべき「思い込み」の力とは。

「考え方が偏っていること」を自負しているJUNです。

ただ、「分かっていても変えられない」というところが難しい。

本日は、そんな話題。

先日、こんな記事を書きました。

ざっくり説明すると、「自分を信じることが成功につながる!」という内容なのですが、実は、逆パターンもありえます。

極端に書くと、「自分なんてだめだ!」と思っているうちに、「本当によくない方向へ進んでいく」ということ。

もちろん、そんな結末は、むかえたくないですよね。

そんな人のために、「思い込み」の力をよりよい方向へ変化させていく方法をまとめましたので、ぜひとも、読んでみてくださいね。

▼恐るべき、「思い込み」の力とは。

冒頭で、「僕の考え方は偏っている」と、堂々と宣言しましたが、開き直って言わせてもらえれば、「偏っていない人なんていない」というのが、ある意味正しいでしょう。

しかし、その「偏り」が「自分にとってプラスになるかどうか」というところは、人それぞれ。

例えばの話。「#脳科学は人格を変えられるか」という超絶おもしろい本に「ひどい頭痛」におそわれた女性の話が載っていたので、ざっくり紹介します。

その女性は、「ひどい頭痛」に度々悩まされていました。なんとかしたいと思った彼女は、「頭痛」が起きる状況を思い出してみました。

そして、気付いたのです。

「そういえば、最初の頭痛のとき、携帯電話でずっと話をしていた人に対していらいらしたっけ・・・。」

そう思った彼女は、「携帯電話」と「頭痛」の関係を調べ始めます。

すると、まんまと出てきたのは、「電磁波過敏症」という恐ろしいキーワード。

当然、彼女は、「自分の頭痛」と「電磁波」を結び付け、なるべく「携帯電話」を避ける生活を始めましたとさ・・・。というお話です。

しかし、話はここで終わりません。

後日、著者のエレーヌ・フォックスさんは、「携帯電話の健康被害」について世界中の調査結果をまとめることになったのです。

そして、そこから導き出された結果は、

「本当の悪は、『携帯電話は体に悪い』という『思い込み』だった。」

ということだったのです。

人間は、「出来事」と、「状況」を簡単に結び付けて学習してしまうことがあります。

とはいえ、「簡単な思い込み」が苦しみとつながるのであれば、その「思い込み解除方法」が知りたいですよね。

次章でご紹介します!!

▼「思い込み」の解消方法とは。

さて、結論から書いていきますよ。ずばり、

「問題の捉え直し。」

という方法がおすすめです。

「おすすめ」と言いながらも、なかなか根気のいる方法です。

先ほどの「携帯電話の彼女」の例で言えば、

「自分の頭痛の原因は、本当に携帯電話なのか。」

という「単純な結論」を疑い、「違った意味づけ」をするということになります。

実は、彼女が頭痛におそわれたとき、長電話するおじさんの他に、「就職試験に向かう電車の中だった」という特殊な状況だったのです。

「じゃあ、緊張感?」それとも、「前日の睡眠不足?」、「受かるかどうかの不安からくるストレス?」とか、問い詰められると、「いや、分かりません。」としか言えないのですが、きっと彼女自身も明確な原因は、分からないのです。

だからこそ、「手っ取り早くそれっぽいもの」と結び付けてしまう。

人間は、「多少強引にでも、自分が納得できる結果を出そうとする」生き物です。

どっちつかずの状態は、やはり「不安」なのでしょう。

しかし、無理やり答えを決めつけた結果、もたらされたのは、「安心」ではなく「携帯電話を避けて生きる毎日」でした。

人間の思考癖なので、あらがうのは難しいですが、「どうして?」と思ったときには、多様な要因から考えるよう心がけてみることも頭の隅においておいてくださいね。

▼まとめ。

本記事では、「『思い込み』にとらわれないようにしよう!」という内容をまとめました。

ぜひとも、「単純な決めつけ」から逃れられるよう、子どもさんにもアドバイスをしてあげてくださいね。


「思い込み」は、表現することで気付かされるかもしれません!👇


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