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SNSとはつかず離れずのご関係で。

私がSNSで実際の友達と繋がり始めたのは、割と最近のことだ。

中学の頃から既に流行の兆しは見えていたが、SNS(ここでは特にインスタ)で友達と繋がることはずっと控えていた。何を投稿すればいいか分からなかったし、いつでも友達と繋がっていたくないと感じていたからである。

しかし、そんな私も少しずつ趣味の投稿をし出してからしばらく経つと、ふともうそろそろ繋がってみてもいいんじゃないかと思えた。

「繋がる」ことを体験したくなったのかもしれない。

そうして少人数の友達とSNSで繋がり始めたのだったが、長年避けて通ってきただけあって、私にはやっぱりあんまり合っていないのかもと感じる。

自分の調子が比較的良いときはまあいいのだが、あまり良くないとき、友達のストーリーなどの投稿を見ると、ストレスを覚えている自分に気がついた。

その投稿そのものがストレスフルなわけではない。
仲の良い友達の、カフェでお茶している様子などが載せられているだけだ。

でも、自分が何となく落ち込みぎみでだらだらしているときは、友達が誰かと楽しげに(たとえそう見せているとしても)過ごしている様子を遠巻きに見ることが心を少々、しかし意外と深く重くすることがある。

私は家で過ごすのが好きだと自覚しているにも関わらず、だ。

このことに気がついてからは、なるべくストレスを溜めたくはないので、以前よりSNSから離れている。

SNS疲れとはよく耳にする言葉で、それほどSNSによってストレスを覚えるのは一般的なのかもしれない。

が、人によってSNS疲れ耐性も異なると思うので、多分弱めよりの私は、遠巻きに賑わっているSNSを眺めるスタンスを心がけようかな、と思う。