今回は、日頃感じる料理の効能について書いてみたいと思う。

《作る喜びを感じられる》
まずはこれだ。シンプルだけど、したい時にする料理は特に、何かを作る喜びを与えてくれる。
例えば卵焼き。
私は週に2回くらい卵焼きを作るが、火加減や卵の量によって焼き上がりが異なるし、味も微妙に変わる。それが面白い。
朝起きて、じゅわっと音を立てて焼けていく卵を見ていると幸せを感じる。

《時間を忘れられる》
次にこれ。人にもよると思うが、私の場合、特に何も考えずにできるくらい慣れたメニューだと、時間を忘れて作ることに没頭できる。
没頭する時間というのは、意外と貴重だと思う。しようと思ってできることではないから。
何かを無心に切る。混ぜる。そういったひとつひとつの工程に取り組んでいるうちに、時間が経って、頭もなんだかすっきりしてくる。
あとはもちろん、出来上がった料理がついてくるのが嬉しいところ。

今ぱっと思いついたところでは、この二つが私の感じる料理の効能の主なものになる。
これからも日々料理に関わる中で、その良いところをたのしみつつ、他にも良いところないかなーと探しながら生活したい。