堀美波(ほりみはる)

地球にあった生き方を探求しています。 このnoteでは読書を通して自分を変えてきた体験…

堀美波(ほりみはる)

地球にあった生き方を探求しています。 このnoteでは読書を通して自分を変えてきた体験を踏まえ、自己変革のために役立つ本などを主にご紹介していこうと思っています。社会、地球、そして宇宙の真実に近づくためにも、読書を通して自分を変えていくことが大切だと考えています。

最近の記事

グーグルを使わないほうがいいわけ  プライバシーを重視したパソコンの設定②

 このブログを始めて3か月がたちました。この間にご紹介してきた書籍を通して、デジタル監視社会が強化されていることに気づかされ、いままで無防備だった自分のパソコンやスマホの設定が気になるようになり、3月の投稿でパソコンに加えた変更を綴らせていただきました。  今回は、前回ご紹介したDuckDuckGoという検索エンジンを使用し始めた理由を、最も多くの人が使っているグーグルを使わないほうがいいからという視点から記させていただきました。 あなたの検索履歴は永久に保存される  ま

    • 『情報隠蔽国家』

      デジタル監視社会が強化されつつあることをこれまでご紹介してきたスノーデン関連本などを通して知る一方、私たち国民が必要な情報を得られない状況もできつつあることを痛感するようになったところで、青木理さんの『情報隠蔽国家』を読み、日本においても法制面やそれを運用する官僚などの動きを通して、いかに情報が歪み、隠されてきたかを知ることになりました。 政権の暴走と官僚の腐敗  この本の「文庫版あとがきにかえて」で、著者が内容をまとめているところがあるので、まずそこからとりあげます。

      • プライバシーを重視したパソコンの設定①

         このブログを始めて2か月がたちました。スノーデン関連の書籍の紹介から始めたのですが、これらの読書を通してデジタル監視社会が強化されていることに気づかされ、いままで無防備だった自分のパソコンやスマホの状況が気になりだしました。  それで、いろいろ調べたうえでパソコンの設定を少しずつ変更していくということをしています。今回はパソコンで始めたことをご紹介します。画面遷移のような細かい手順については、私が学んだ動画のリンクをはっておきますので、ご関心がある方はそこからご確認ください

        • 『パンデミック監視社会』

          前回に引き続き、監視社会についての世界的権威であるデイヴィッド・ライアン教授の著書をご紹介します。本書を通してパンデミックによって、監視社会が深化、強化されたことを知って、私自身の危機意識を新たにしました。 マスク警察と隣人の監視  2020年1月のダイヤモンド・プリンセス号の客船のニュースから始まったようなパンデミックのなかで、監視とも関係して最も印象に残っているのは、マスクですね。本書ではテクノロジーを使って監視が強化されていく点が最も注目されていますが、パンデミック

        グーグルを使わないほうがいいわけ  プライバシーを重視したパソコンの設定②

          『スノーデン・ショック』

          スノーデン関連本で4冊目にご紹介するのは、監視社会についての研究で世界的権威であるデイヴィッド・ライアン教授による『スノーデン・ショック』です。学者の本なので、前三作ほど読みやすくはないですが、ビッグデータが監視強化にいかに関係しているかといった新たな視点をもたらしてくれました。 ビッグデータへの道のり  スノーデンが暴露したNSA(国家安全保障局)などによる、一般市民がやりとりするメールなどを含むデジタルデータの監視は、前回のタッカー・カールソンの話でも垣間見ることがで

          『スノーデン・ショック』

          『スノーデン 日本への警告』

          スノーデン関連本で3冊目にご紹介するのは、日本で2016年にスノーデンが基調講演を行ったシンポジウムをもとにできた『スノーデン 日本への警告』です。日本における監視社会の実態を垣間見ることができたことが大きな収穫となりました。 日本における民族差別的監視の現実  日本における監視社会の現実という点で、この本を読むまで知らなかったこととして挙げたいのが、在日イスラム教徒が、その民族性と宗教を理由に追跡調査されていたということです。何の犯罪の兆候がなくても、尾行されて細かな

          『スノーデン 日本への警告』

          『スノーデン 監視社会の恐怖を語る』

          監視社会が強化されていくなか、報道の自由が失われていく過程を、朝日新聞の記者だった著者自らの体験を踏まえて書かれている点が、この本の一番の読みどころでした。日本においても数十年にわたって、技術や法制度などを通して監視社会が強化され、プライバシーが蝕まれてきたことを知ることになり、自分のこれまでの関心の低さを反省しました。 プライバシーへの関心の低さを反省  前回の投稿でスノーデンの本を読もうと思い立ったきっかけを記させていただきましたが、本書との出会いは、その関連本を探し

          『スノーデン 監視社会の恐怖を語る』

          『暴露 スノーデンが私に託したファイル』

          エドワード・スノーデンは、ご存知の方も多いと思いますが、簡単にご紹介すると、アメリカ国家安全保障局(NSA)および中央情報局(CIA)の元局員で、アメリカ合衆国連邦政府による情報収集活動に関わっていた人です。そこで得た情報を2013年6月に複数の新聞社にリーク。それまで陰謀論やフィクションで語られてきたNSAによる国際的監視網の実在を告発したことで一大センセーションを巻き起こしました。 そのセンセーションの立役者が、今回ご紹介する『暴露 スノーデンが私に託したファイル』とい

          『暴露 スノーデンが私に託したファイル』

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          2024年に起こりそうなこと

          2023年12月21日にYouTubeで2024年に起こりそうなことについて語りました。是非ご視聴いただき、記憶の片隅にとどめておいてください。

          2024年に起こりそうなこと

          再生

          2024年に起こりそうなこと

          前回の投稿でご説明したとおり、今回は、私が2023年12月21日にYouTubeで投稿した動画のなかの発言から、2024年に起こりそうなことの預言の部分を取り上げさせていただきます。 このYouTube動画の経緯を簡単にご説明すると、私はシンクタンク代表であり著述家でもある田坂広志様に、10年以上にわたって私の本の出版許可を求めてきましたが、その許可がえられないため、昨年の1月からは示威行為としてファスティングをしております。田坂広志様にどのようなことを求めているかは、田坂

          2024年に起こりそうなこと

          はじめまして

          初投稿です。何から始めようかと考えたとき、プロフィールにもあるように、読書を通して自分を変えていくために、比較的取り組みやすくて実践的な本の紹介からはいろうかと考えたのですが、2024年は、憲法改悪が国会で審議されるかもしれないなど、社会に大きな変化が訪れそうです。自分の今読んでいる本も、そういった関連のものになっており、まずは私の今の関心事である、これまで享受してきた自由が奪われそうな危機的状況を考えていくための書籍をご紹介していくことにしました。 そんなことで最初にスノ