毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。
10年前に私は謎の胃痛に悩まされて
いました。
まだ子供がいなかった時ですが、
3ヵ月間病名がわからず最後の方は
ほぼ何も食べることができず、胃痛が
辛くて辛くて仕方がありませんでした。
病院に行き、血液検査、胃カメラも
しましたが、原因がわからず、医師
には、ストレスか便秘が原因だろうと
便秘薬を渡されるだけで、確かな
病名がつきませんでした。
逆流性胃炎も疑いましたが、それ
にはあたりませんでした。
食べることができない食事が増えて
いき、ゼリーや豆腐がやっとという
状態になってきて炭水化物や食物繊維
をとっていないものだから便も出なく
なっていました。
何カ所も病院をまわり最後は大きい
市の病院に行きましたが、原因が
わからず女性特有のただの便秘だろうと
便秘薬を渡されてから家に帰るのですが
次の予約の来院日まで胃痛に耐えることが
できず夫に頼んでかかりつけの先生では
なくその日いた先生に胃痛を何とか
してくれと泣きつきました。
そしてその年齢でこんなに胃痛を
訴えるということはと考えてくださり
ある検査をすると私の胃痛の原因が
わかりました。

それは『ピロリ菌』が原因で胃痛を
起こしていたのです。
原因がわかったので除菌の薬をもらい
一週間必ずかかさず飲むようにいわれ
3日目には胃痛はなく普通の食事を
摂ることができました。
3か月間ろくな食事ができなかったので
5㌔くらい体重が落ち、外出もする気が
なく、夫は私がどんどん体調が悪く
なるものだからどうしたらいいのか
わからなかったのでしょう！
私も常に胃痛があり、お腹が空いている
のに食べることができない！
こんなに苦しいことは人生ではじめて
だと悲観的になりました。
太陽にも当たらない生活をして心は
どんどん荒みます。
夫は私の痛みをわかってくれない！
と泣きながら手紙を書きましたが、
その手紙は結局渡さずに額の中に
いれています。
あの時、助けをもとめて病院にかけこみ
ましたが、我慢をしていたら担当医の
先生ではもっと長い間痛みと戦って
いたかもしれません。
大きい病院だとしても外部から来ている
先生もいて、なかなか病気を見つけ
にくかったのだと思います。
もとはといえば私の食生活が悪く、
夫にも迷惑をかけた訳なのですが、
ピロリ菌を克服しても私はまた
もとの食事に戻り食を変えようと
しませんでした。
そして次の年に妊娠して子供を
出産すると難病にかかってしまった
のです。

ピロリ菌の薬とは何の関係もありま
せん。
私はその病気と7年付き合った頃に
もう一度自分の病気と向き合う事を
決めました。
食事を見直し、体の機能の事を
勉強して、何か解決策がないか
今でもアンテナをはって探し続けて
います。
親の介護がはじまり実家に帰る
のに1日16㌔の距離を自転車でこい
だり、山登りで足を鍛えたり、
毎日大胸筋のトレーニングをしたり
とにかく今までは自分の事を大切に
してこなかったので、自分の性格を
分析し、自分の好きな事をして
生きるように今変えています。
食事改善はまだまだ完璧ではありま
せん。
病気は治りません。
でも去年の自分と比べて、どう
頑張ったのかどんな学びがあった
のかどんな出会いがあったのか
振り返るとあの頃病気と死ぬまで
付き合うといいながらあきらめて
いた自分とは大違いです。
精神的なものではないかと夫に
いわれた時は夫婦仲が良くなかった
ので別れたら私の体はもとに戻る
のではないかと思う時期もありま
した。
自然派になって今まで美味しいと
思っていたものがすべて薬づけの
ものだとわかるとスーパーで買い物
ができなくなりましたが、理解ある
夫に支えられ、できるだけ自然の
物で作られた調味料や野菜、遺伝子
組み換えされたえさを与えられて
いない玉子など、財布と相談しながら
できるだけ人の手が入っていない
食材で食事をして楽しんでいます。

体の機能の事を勉強し食事を変えると
花粉症もなおりましたし、私の病気も
なおるかもしれません。
もし最期に結局いろいろしたけれど
治らなかったねとなったとしても
今はじたばたしていたいし、治す
努力をしたいです。
それは自分を大切にすることにつながり
今まで何も考えずにいた自分に苦労を
かけたのでこれからはなるべく苦労を
かけずに私の体を守ってもらえるように
自分自身を応援します。

頑張れ私！
必ず病気は治るから！
乗り越えらる力があるから試練が
回ってきたんだ！
治っても治らなくても楽しく生きて
行こう！
私には家族がいるから家族とともに
素晴らしい人生を笑顔で生きよう！