原 典子

音楽まわりの編集者・ライター。『レコード芸術』編集部、『CDジャーナル』副編集長を経て…

原 典子

音楽まわりの編集者・ライター。『レコード芸術』編集部、『CDジャーナル』副編集長を経て現在フリーランス。雑誌やwebへの執筆のほか、公演プログラムやチラシの編集、プレイリスト制作、コンサートの企画運営サポートも。鎌倉で子育て中。あっちとこっちをつなげる仕事が好きです。

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滝千春&斎藤龍が贈る「ベートーヴェン・ウィーク」

2020年はベートーヴェンの生誕250周年で、さまざまなコンサートが企画されていましたが、残念ながら多くがコロナ禍で中止となってしまいました。けれど諦めるのはまだ早い…

原 典子
3年前
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「ショパン-200年の肖像」展

練馬区立美術館にて開催中の「ショパン-200年の肖像」展に行ってきました。 なにしろ東京に出るのは2ヶ月ぶり。練馬は果てしなく遠く感じられましたが、東京アラートやら…

原 典子
4年前
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0歳児とのお出かけを応援するチェロ・コンサート

0歳の赤ちゃんから入場できるクラシック・コンサートがあるのをご存じですか? 私は日ごろ、親子で楽しめるコンサートについて取材する機会が多いのですが、「0歳児をはじ…

原 典子
4年前
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ヴァイオリニスト花井悠希さんが提案する演奏家の装い

クラシックのコンサートに行くと、女性演奏家の装いに目がいくという方も多いと思います。よく見るのは、肩からデコルテが大きく開き、スカートがふわっと広がったロングド…

原 典子
4年前
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滝千春&斎藤龍が贈る「ベートーヴェン・ウィーク」

滝千春&斎藤龍が贈る「ベートーヴェン・ウィーク」

2020年はベートーヴェンの生誕250周年で、さまざまなコンサートが企画されていましたが、残念ながら多くがコロナ禍で中止となってしまいました。けれど諦めるのはまだ早い! ベートーヴェンの誕生日(12月16日ごろ)を含む12月14日から18日の期間中に「ベートーヴェン・ウィーク」と題された配信コンサートが開催されます。

企画者は、ヴァイオリニストの滝千春さんと、ピアニストの斎藤龍さん。ヨーロッパを

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「ショパン-200年の肖像」展

「ショパン-200年の肖像」展

練馬区立美術館にて開催中の「ショパン-200年の肖像」展に行ってきました。
なにしろ東京に出るのは2ヶ月ぶり。練馬は果てしなく遠く感じられましたが、東京アラートやらで早々に中止になってしまったら後悔するので、早めに足を運んだ次第です。

会期が短い(6月28日まで)ので混むかなと思いきや、平日ということもあり、同じ展示室に1〜2人いるかいないかといった具合で、感染の不安はまったく感じませんでした。

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0歳児とのお出かけを応援するチェロ・コンサート

0歳児とのお出かけを応援するチェロ・コンサート

0歳の赤ちゃんから入場できるクラシック・コンサートがあるのをご存じですか?

私は日ごろ、親子で楽しめるコンサートについて取材する機会が多いのですが、「0歳児をはじめとする乳児向けのコンサートはとくに人気で、すぐにチケットが売り切れてしまう」という話をよく聞きます。
ラ・フォル・ジュルネで毎年恒例となっている『0歳からのコンサート』でも、東京国際フォーラムのホールいっぱいに赤ちゃんが大集合した図は

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ヴァイオリニスト花井悠希さんが提案する演奏家の装い

ヴァイオリニスト花井悠希さんが提案する演奏家の装い

クラシックのコンサートに行くと、女性演奏家の装いに目がいくという方も多いと思います。よく見るのは、肩からデコルテが大きく開き、スカートがふわっと広がったロングドレス。チュールやサテンの生地にはスパンコールや刺繍があしらわれ、色とりどりの輝きを放つステージ衣装は、クラシック演奏家の王道スタイルと言えるでしょう。

けれど、ひとくちに「コンサート」といってもさまざまな種類の音楽があり、形態があり、会場

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