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日本教育の最大の課題と留学の価値

日本の教育の最大の課題は、学びの目的意識と主体性を育めていないことです。育めていない理由は日本の受験や入試試験では目的意識が問われることが少なく、その結果、教育カリキュラムにその要素がほとんど無いからです。
日本では学びの目的意識や主体性を持たずに就職活動をし、社会に出てから悩むケースが多いです。多くの人が社会人になるまでに、自分自身が本当に何者であり、何をしたいのかを考える機会がありません。

異文化体験がもたらす成長―海外進学と留学の価値

子供たちに目的意識や主体性を育む機会として、海外進学や留学を考えることは重要です。海外に出ることはそのポテンシャルが十分あります。異文化体験によって様々なことを考えさせられ、自己を見つめる機会が与えられます。例えば、北欧を訪れれば選挙の投票率が8割であり、オーストラリアでホームステイをすれば2人の母親がいたり、LGBTQの権利について学ぶことができます。ニュージーランドでは女性が社会で活躍している姿を目にすることができます。アメリカを訪れれば宗教や政治と生活の関わり方に驚かされることでしょう。幼い時に海外を経験することで、将来の人生で自分が学びたいことややりたいことを見つける可能性が高まります。

留学を成功させるためのポイント

留学をする前には、留学先で学びたいことや仮説を立て、目的意識を持つことが良いでしょう。主体的な思考を持つことで、多くのことに気づき、学びの幅が広がります。その結果、学びが増えるでしょう。

グローバルな成功を目指すなら学部進学が有利

グローバルで活躍している人材は学部進学で4年間の留学経験者が、2年間ほどの大学院留学よりも多いです。2年間では慣れ始めた頃に終わってしまうからです。

早期の短期留学で将来への準備期間を最大限に活用しよう

学部進学することを目指す場合、目指すキッカケを高校の短期留学としていては準備期間が足りないことがあります。そのため、中学生や小学生のうちにサマーキャンプなどの短期留学を経験することをおすすめします。これにより、次のステップである学部進学に向けた準備期間を長く確保することができます。

海外進学を目指すことが国内進学へのリスクと捉える必要はありません。なぜなら海外進学の準備は、日本のAO入試の準備にも役立つからです。語学力、課外活動の経験、目的意識、エッセイの執筆などはAO入試で重要な要素です。海外進学へのチャレンジは、国内進学のアドバンテージにもなるのです。

まとめ

留学は人生を変える大きなインパクトを与えるものです。留学するという意思決定をし、自ら何かしらの価値を見つけるために責任を持つことで多くの学びを得ることができますし、目的意識と主体性を育むことができるでしょう。

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