池田治彦

福岡で組織開発&採用支援の会社経営。 KAT(キャット)インターン主宰、IT面…

池田治彦

福岡で組織開発&採用支援の会社経営。 KAT(キャット)インターン主宰、IT面からスモールビジネスをご支援。 (株)ライクブルー代表取締役/エンプロイヤー・ブランディング協会代表理事。ヒマラボ理事。福岡県出身。成長&成功は飲んだらくずかごへ。好きなものは火焔土器とネコ。

マガジン

  • 池田さんのAIコミュニティ

    • 3本

    ヒマラボ理事 池田治彦が立ち上げたAIについて調べて共有して楽しむコミュニティの記録です

最近の記事

ChatGPTをAI代表としてドラクエ4のクリフトを演じさせてみたら意外な結果になった話

ChatGPTが話題になる中、仕事で使う人とかいて、人間らしくもうちょい面白いことに使えないかなと。 で、ふと湧いてきた疑問が「そういやDQ4のクリフトになってもらったらどうなるのか?」 DQ4は1990年2月11日にファミコン版が発売され、勇者以外の仲間が勝手に戦う画期的なシステムでした。学習機能のない人工知能ではあるものの、その時の最適と思われる行動を各キャラクターが取る。 プレーした人なら誰もが経験のある「ラスボス戦でクリフトがザラキ(即死魔法)を唱える問題」。

    • オレたちの明日

      昔からなぜか説教じみたことを言われることは多かったけど、励まされることはほとんどなかった。 しかし、説教じみた言葉は全く覚えていない。 その点、「お前ならやれる」と高校の先生から言われたことが一度だけあって、「そういうもんかな」と単純に思ったことが転機になったのは記憶に残っている。 社会に出てから、ほめられることも励まされることもほとんど無かった。特に求めてもなかったが、おだてられれば木に上れる🐽性質からすると、早くにそういう人と出会うべきだったのかもしれない。 ただ、

      • 文学と哲学、心理学、そして、コンテンツ論~半沢直樹、アニメ、ギリシャ悲劇を例に

        2300年以上前に、アリストテレスは『詩学』で当時盛んだった古代ギリシャ悲劇の分析を行って論文を残している。カタルシス(精神の浄化)をはじめ、受難、逆転や認知などの重要な要素にもとづいて優れた悲劇作品について詳しく語った。 例えば『オイディプス王』を優れた作品としてアリストテレスは挙げる。 (以下ネタバレ)『オイディプス王』は、旅の末にスフィンクスの謎を解いて見事テーバイ王になったオイディプスが、昔、旅の途中に通った狭い道で譲らなかった相手にブチキレて叩き殺したのが実の父

        • オンライン版「ビールゲーム」を開発しました。

          ビールゲーム…それはみんなでビールを飲みながら人生について語り合…わずに、黙々とビジネス・ゲームをプレーするもの。 アメリカMIT(マサチューセッツ工科大学)で考案され、「システム思考」や「サプライチェーン」について学ぶツールとして、日本でも研修に取り入れられてきました。システム思考やサプライチェーンが何かは他に説明をゆずります。 これまではみんなで集まって、アナログのゲームキットを使い、黙々とやる流れでした。導入と振り返りはわいわいやります。さらに、その後の打ち上げは、

        ChatGPTをAI代表としてドラクエ4のクリフトを演じさせてみたら意外な結果になった話

        マガジン

        • 池田さんのAIコミュニティ
          3本

        記事

          モチベーションについてのざれ言

          「やることが多すぎて気持ちが向かない…どうしたらモチベーションが上がりますか?」 先日、研修で受けた質問。 「やっぱりモチベーションって大事だよねー」。 まったく別の文脈で妻が言った。 モチベーション。 日本語で言うと「動機づけ」。 簡単に言うと「やる気」。 モチベーションを与えることを「火をつける」とも表現する。 数日で何度もこの言葉が出て来たので、何となく考えていた。ひと通り理論も知ってはいる。 でも、僕はあえて 「モチベーションって概念、本当にあるの

          モチベーションについてのざれ言

          忘れないうちにコロナを振り返っておく~ニュース編

          2020年、もう半分。 人類の歴史に、超重要な年として2020年が刻まれたのは間違いない。 自分が何を思っていたか忘れないうちに書きたいけど、そもそも何が起こっていたかを簡単に振り返りたい。 過去のニュースを見ると"if"(もしも)とか、後付け評価ばかり考えてしまうけど、とりあえず私たちが向き合うべきは単純な事実のみ。 最初の記憶「新型肺炎」 1月にTwitterの何気ないニュースで目にした単語。 それが正確にいつだったかおぼえていない。 ただ、僕は1月20日と

          忘れないうちにコロナを振り返っておく~ニュース編

          【要約版】欧州委員会「コロナウイルス感染封じ込め対策解除に向けた欧州共同ロードマップ」

          ※ 2020年4月15日に公開された欧州委員会「コロナウイルス感染封じ込め対策解除に向けた欧州共同ロードマップ」の要約版です。DeepLによる機械翻訳です。 翻訳全文記事はこちら。 原文はこちら。 本日(2020年4月15日)、欧州委員会は、欧州理事会議長と協力して、コロナウイルスの大発生による封じ込め措置を段階的に廃止するための欧州ロードマップを提示した。 我々はまだ消火モードに入っていないが、加盟国とEUがとった必要な臨時措置が功を奏している。これらの措置により、

          【要約版】欧州委員会「コロナウイルス感染封じ込め対策解除に向けた欧州共同ロードマップ」

          欧州委員会「コロナウイルス感染封じ込め対策解除に向けた欧州共同ロードマップ」(機械翻訳全文)

          ※ この記事は2020年4月15日に欧州委員会(EU Commission)が公開した「コロナ封じ込め対策解除ロードマップ」についての文書を機械翻訳DeepLで全文翻訳したものです。注釈、ソース元は省いています。翻訳結果はほとんど修正していませんが、余計な注釈番号等削除、ですます調をである調に修正した程度です。個人的に気になったポイントについて、太字にしています。 原文はこちらから。 COVID-19封じ込め対策解除に向けた欧州共同ロードマップ2020年3月26日の会合に

          欧州委員会「コロナウイルス感染封じ込め対策解除に向けた欧州共同ロードマップ」(機械翻訳全文)

          ZOOMの便利ショートカットキー5選

          恥ずかしながらここに来て色々と知ったので筆をとることにした。 前の記事「Jitsiの方がいいんじゃないか説」を書いた後にZOOMもショートカットキーが色々あることに今さら気づいたので反省している。 ⓪ ショートカットキーの確認アカウント登録をしている人は ZOOM起動>右上の歯車アイコン>ショートカットキー もしくは更新されているこちら↓↓のページへ。Windows、Mac、Linux、iOSのショートカットキーが掲載されている。 ショートカットキーを自分で設定する先

          ZOOMの便利ショートカットキー5選

          ZOOMよりJitsiの方がいいかも説~【オマケ】オンライン通話あるある

          大学生のとき、スカイプで知らない人のIDにかけて(※)夜な夜な話をしたことを思い出す。 ※ IDを公開している人と自由に通話できた Windowsメッセンジャー(※)では地元の友達をはじめ、知らないドイツ人とかアメリカ人とやり取りしていたことが懐かしい。 ※ Microsoftの珍しくすごく良いサービスだったのにどんどん改悪していっていつの間にかスカイプに成り代わった 10年以上前にスカイプで大学の友達や後輩と飲み会やってたのも懐かしい。 ZOOM人口が2億人に数年前か

          ZOOMよりJitsiの方がいいかも説~【オマケ】オンライン通話あるある

          KATインターン成果発表会2020

          この記事は2020年2月17日に行われたKAT(キャット)インターン成果発表会の振り返り記事です。 ちょうど一年前に第一回の成果発表を行って、なんだかあっという間に一年が過ぎ去りました。 現在KATインターンは福岡大学の二年生から四年生まで、合計15名で構成されています。ウェブサイト制作やデザインを行っており、つい最近キャッチコピー部もできました。 今回の成果発表では、8名のメンバーが発表してくれたので一部ご紹介しながら進めます。基本的に内容は自由で、僕は事前チェックし

          KATインターン成果発表会2020

          ビジネスでアートが注目される今、クラシック音楽を僕は再考する

          この記事は2019年3月に草稿を残したまま熟成されていました。 約一年の時を経て公開に至ります。前半部分は2019年3月当時の内容です。 「デザイン思考」の波が来ましたね「デザイン思考? まだ言ってるの?」という方もいらっしゃるかもしれません。書籍もたくさん出ましたし、巷では関連セミナーも開催されているようです。 でも、デザイン思考がしばらくビジネス上で注目され続けるのは間違いないと思います(お金も落ちるし)。日本人に限らず、ツール好きなのは古今東西かわらずで、なんか注

          ビジネスでアートが注目される今、クラシック音楽を僕は再考する

          2019年、心に残った5冊(勢いあまってもう4冊)

          どうでもいいことだが、僕は「今年の漢字」というのが好きじゃない。 「何勝手に決めてくれてんだ」という思いから、「だったら自分で決めればいい。しかも、振り返って決めるんじゃなくて、こういう一年にしたい、だからこれにする」と、年末に翌年の一字を決めることにしている。 かれこれ10年以上続けてきた。ちなみに、2019年は「育」だった。2月に娘が生まれるのを控え、自分の事業も育てる意味ですぐに思い浮かんだ。 ところが、困ったことに今年はあまりすぐに思いつかない。ちょっと振り返り

          2019年、心に残った5冊(勢いあまってもう4冊)

          「実戦共同体としての組織マネジメント勉強会」を創ってから5年

          タイトルを見て「ん?」「実践共同体(Community of Practice)じゃないの?」と思われた方。おっしゃる通りです。でも、結果として「実戦(Fight)」だった話。 話は5年前にさかのぼる。 当時の僕は特に仕事という仕事をしていなかった。サラリーマンを辞め、もうサラリーマンはやらないと決めて、一年半が経っていたころだ。 今考えると色々と申し訳なかったが、僕はサラリーマンをやっていたころ、会社組織の中で「歩く刀剣」のように戦い続けていた。 https:/

          「実戦共同体としての組織マネジメント勉強会」を創ってから5年

          社名を変えた話

          会社をつくって4年が経った。サラリーマンをやめてからは7年。 4年前、お客さんと契約を結ぶときに会社じゃないと、と言われたので慌ててつくったのが今の会社。 慌ててつくる中で、困ったのが「社名」。 当たり前だが社名なんてそれまで考えたことなかったし、あんまり気にしたこともなかった。サラリーマン時代に「兵神装備さん」という取引先があって妙に印象に残っていた(※)が、それ以外は創業者の名前とかサービス名とかで差し当たり社名というものについて考えたことはなかった。 ※ 「兵庫」

          社名を変えた話

          同じことを人がする・AIがする、その違いは何?~文系のためのAIコミュニティ③

          第3回目を迎えた「文系のためのAIコミュニティ」開催レポートです。 今前半は参加メンバーが調べてくれたことの発表、後半はディープラーニングのデモや最近の実例などを僕・池田から紹介しました。 AIアナウンサーの是非超保守派のFさんが「AIアナウンサー(原稿を発声して読み上げるAI)」について簡単に紹介してくれました。Fさんが調べて思ったことがこちら。 さて、僕よりひと回り若いFさん、新しいものに否定的な所は置いといて、ポイントは「人間アナウンサー=看板」「AI≠看板」の対比

          同じことを人がする・AIがする、その違いは何?~文系のためのAIコミュニティ③