本田けいこ

はじめまして 長崎市にて100年続く枇杷生産農家3代目です。ネット販売に向け準備中。来…

本田けいこ

はじめまして 長崎市にて100年続く枇杷生産農家3代目です。ネット販売に向け準備中。来春 笑味GARDEN オープン 来春、日本初の【ハートのびわ】販売予定でとても楽しみです。 50代でも頑張れるネット販売の始め方や商標登録も自分で出来る方法など公開していきます。

最近の記事

2.ここにも脳科学!? 笑味GARDENバージョン

【考えろ!商品構成・値段設定】 私はお客様に直接自分達でびわをお届け出来る様に、農業コンサルをしている方のYoutubeを見て勉強していた時『販売も勉強しなくてはいけません』と言われていた事に何だか心がザワつきました。 地元では販売もしていたし、メルカリでも販売経験は多くありました。 でも、何故だか心がザワついたんです。 こんな時はやっぱりYoutube先生に頼る事にし、いろんな方の企業に対する姿勢や考え方等必死に勉強し始めました。 現在成功されている若い方のYoutu

    • 1.社名を笑味(しょうみ)GARDENと命名

      令和5年度の収穫半ばに、聖さんと雄二くんが農業weekに行ったこの日から、大きく私達のコンフォートゾーンが外側にズレ、ゴール設定が令和6年春のネット販売に向かいます。 この時は収穫も忙しかったですが、希少なハートのびわが出てくると、撮影に時間をかけて記録します。 もちろん動画や、糖度計で計測する事などやる事たくさんでした。 だって、いざホームページを作成する際に、写真がない!では済まされません。 商品の掲載しようとするタイミングには、もうびわは無いので、勝負は今だ!と必死

      • 認知症介護って簡単な脳科学だった!パート9

        【待望のその時は 突然に・・・】 父の騒動が始まる前の日常は、毎日の畑作業が終わるとテレビの時代劇が大好きな、本当にどこにでもいる、おじいちゃんです。 私にとっては、畑に熱心な事から農業冊子も良く読んでいた印象でした。 しかし、日々の生活が一変し、日に日に無口で眉間に力が入り、大好きだったテレビには見向きもせず、心ここに在らずでした。 精神科に通院する事で、症状は改善していきましたが、先生が言っている 『老人性幻覚妄想状態は突然治りますよ』が いつ  とんな感じで どんな

        • 3.びわネット販売がやっと動き出します!

          【やったね!糖度15度】 令和5年の春、この時期はみんなの仕事が忙しくなり、我が家の収穫時期に必要な頼もしいサポートメンバーがいますが、平日は人数が少なく、私たちは一生懸命集中して頑張り、雄二くんが指揮をとり順調に進めることができました。 長崎では、昔から一袋に大きさを揃えて3粒ほど入れて育ていますが、完熟する過程は個体差になるので、私達メンバーは徹底して完熟、しかも完熟熟まで我慢して収穫します。 びわは木から果実をカットした所で、その果実の糖度はマックスとなってしまう

        2.ここにも脳科学!? 笑味GARDENバージョン

          認知症介護って簡単な脳科学だった!パート7

          前回精神科の先生から『老人性幻覚妄想状態は治りますよ!』 の一言で、私達家族は一丸になり、頑張る勢いが増したと思っていました。 この事も、今思うと コンフォートゾーンが未来に行き、"治る時が来る" がゴール設定になったのだと思います。 当時は家族一丸で頑張れている事が言語化出来ないまま、感覚でそう思っていましたが、ゴール設定って重要なんだ!と今になっては分かります。 【機密!郵便局とのハンドサインとは!?】 この日、私は子供の学校で、実家に行くのが遅くなってしまいました。

          認知症介護って簡単な脳科学だった!パート7

          2.びわネット販売がやっと動き出します!

          なんと!日本初ハートのびわ実は私達にはネット販売に向けて動きたい大きな理由がありました。 ある年、例年通りの収穫に変化が起きたんです! びわを箱詰め作業担当の私はヘアー・メイクの仕事柄、びわ一つ一つに顔があり、どこを正面の顔に見せるかを考えながら作業をしていた時、『あれ?これ可愛いハートになってる!』と気づきました。 この事はすぐに聖さんに共有して2人でキャッキャと言って楽しんでいましたが、聖さんはハートのびわが出来る確率がとても低く、希少性が高い事を私に教えてくれました。

          2.びわネット販売がやっと動き出します!

          1.びわネット販売がやっと動き出します!

          エピローグ ここから私達がネット販売に向けたお話が始まります。 沢山の方々から支援してもらいながらの活動を記していこうと思う。 私の実家は長崎市茂木町で100年続くびわ農家をしています。 実は、ネット販売に向けて実際に我が家のびわの歴史を調べて判った事が『100年続いてる!』と皆んなでビックリしてテンションがとても上がってしまいました。 父は一生懸命美味しいびわを生産していましたが、子供達には農家を継がなくていいと言う人でした。 真意はわかりませんが, 恐らく私達子供達

          1.びわネット販売がやっと動き出します!

          認知症介護って簡単な脳科学だった!パート8

          この頃の父は、感情にムラはあるものの、顔の表情も険しさが無くなり、薬のせいか寝て過ごす事も増えて来ました。 私達家族は、この頃から、次のステージへと向かう準備に入ります。 【畑に行けるまでに】 父は100年続く枇杷農家の2代目で、繁忙期以外は母と2人で毎日畑作業をしていました。 父は健康で、こんなに畑に行っていないのは、人生で初めての事だったと思います。 大切に育てていた枇杷の手入れも、今回のいろんな騒動で行っていなかったので、少しの時間だけ連れて行ってみる事にしました。

          認知症介護って簡単な脳科学だった!パート8

          認知症介護って簡単な脳科学だった!パート6

          【雄二くんの一言】 襲撃事件後は、精神科の先生の処方により少しずつだけど、落ちついてきた。と言うか、薬の効き目だったのだろう。 ある日の通院に、父・聖さん・雄二くん・私で向かった。移動中いつものように父の行動の話をし、私が何気に『大変よね』と言うと、雄二くんが私に対して『バカか!父ちゃんはネタの宝庫ぞ!』と笑いながら言ってきました。 聖さんはそれを聞いて大爆笑、つられて私も爆笑してしまいました。 雄二くんは今までの事柄を笑いながら、『父ちゃん面白かろうが!』 『マジでネタ

          認知症介護って簡単な脳科学だった!パート6

          認知症介護って簡単な脳科学だった!パート5

          衝撃!?ヘルパーさんを羽交い締め 心身ともに疲労困憊の母に、休日が訪れた。 が、一本の電話で休息も一変しました。 内容は、デイサービスから父が興奮し、周りの利用者さんへ迷惑がかかる事から、男性ヘルパーさんとドライブに出た時に起こったらしい。 ドライブ中に父は『家に帰せ!』との一点張り。訳は母が具合が悪いのに、なぜ帰さないんだっ!!と怒ったらしく、言う事を聞いてくれないヘルパーさんを、運転中に後から羽交い締め。 事故を起こしたとの事。 父は強制措置として、精神病院に連れて

          認知症介護って簡単な脳科学だった!パート5

          認知症介護って簡単な脳科学だったパート4

          郵便局襲撃 5秒前 父の興奮は治らず顔の表情も、みるみる険しい顔になりました。 その日は雄二くんと郵便局に下見に行くようになったんです。建物の後ろ側を見ては『バールとニッパー』とブツブツ言い出したそうです。かなり物騒です(驚) 私は んっっ!? 下見!?と思っていました この時、父は『郵便局に人が閉じ込められている』と思っていて、 母に『水をいっぱい準備せろ!』と言い始めました。 次は作業小屋に車で行きたくて、雄二くんに車を準備する様に、急がせましたが、雄二くんはのらり

          認知症介護って簡単な脳科学だったパート4

          認知症介護って簡単な脳科学だったパート3

          お金の隠し場所 やっと免許返納も出来てホッとしていると、新たな試練が・・・ 郵便局で100万円引き出し、日中は父が肌身離さず持ち歩く様になってしまたんです。これは家族が気が気ではありません。 父が出掛ると、すぐ後を探偵並みに尾行しお金の出し入れが無いかを確認する事になりました。 ある日父が100万円持って出掛け、雄二くんが尾行してくれていました。帰宅し父が見ていない時にお金を確認すると・・無い!! 尾行担当の雄二くんは目は離していない!お金はどこ!? 100万円はどこ!

          認知症介護って簡単な脳科学だったパート3

          認知症介護って簡単な脳科学だったパート2

          あんなに穏やかで朝から晩まで畑でコツコツ働く父だったのに、この頃はやる気も無くいつも眉間に力が入っていて、どのタイミングで興奮状態になるのか私はいつも顔色を伺っていた。 面白いほど貯金額が爆増! この頃父の頭の中ではお金が無限に増えていった 今日は『俺のお金は郵便局に1億円ある』 次の日『郵便局に2億円ある』 その次の日は『3億円』 家族でも毎回増える金額に爆笑していて、最終的には『3兆円』まで(笑)になっていった。 おそらく【兆】の次が解らなかったので青色天井とはならな

          認知症介護って簡単な脳科学だったパート2

          INPITから芋ずる式に支援の輪

          前回商標登録の時に全面協力をしてくれたINPITのSさんはとても話やすく、私がモゴモゴ話してもちゃんと言語化にしてくれたりとても頼もしい方だった。なのでついこれから始める事業の事で会社設立の悩み、枇杷を販売するための販路、商品構成について等を話しをしているとSさんから聞き慣れない【よろず支援拠点】さんに相談してみては?と言われた。 私達は『ん!?・・よろず支援拠点って何ですか?』と聞くと 国が全国に設置する経営相談所で経営上のあらゆる相談に対応する所です と何だか漠然とし

          INPITから芋ずる式に支援の輪

          認知症介護って簡単な脳科学だった。パート1

          結論、認知症介護って簡単な脳科学だった。認知症の方の介護って自分の思い通りに何もかもいかないから大変じゃないですか!わかります!我が家も全く同じです。そんな中、我が家では一人の何気ない言葉で一変しました。 結論、認知症介護って簡単な脳科学だったんです。 じーちゃんのバグ 普段は穏やかで、孫を溺愛する何処にでもいる【お爺ちゃん】です。 長崎市茂木町で美味しい美味しい枇杷を作っている農家です。枇杷農家の中でも糖度が高くて美味しいとリピーターの方が沢山いる程コツコツ真面目に働

          認知症介護って簡単な脳科学だった。パート1

          こんなに簡単でいいの!?商標登録②INPIT!?

          カジュアルに連絡してみた。 私は事前にINPITについて検索して調べた後、自分のいる県のINPITに思い切ってカジュアルに連絡してみました。どのように相談すればいいか考えはまとまっていませんでしたが、対応してくれたSさんは親切かつ的確に話を導いてくれたおかげで、とても落ち着いて伝えることができ安心しました。話の中で、対面で詳しく相談にのってくれることがわかり、私たちメンバーの都合に合わせてすぐにスケジュールを組ませていただきました。 えっ!?無料ですか? 沢山相談に乗っ

          こんなに簡単でいいの!?商標登録②INPIT!?