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【詩】あなたの側

私はあなたの側に立つ



世間体と言う矢が頬をかすめる
常識という手錠をかけようとする



都合が良すぎる
山のようについてきた嘘や罪は
勝手に汚染した川にながして


まるで家にあるピュアウォーターの
顔をし自分の正論を見せつける


散々人を傷つけてきた
切れ味の悪い折り畳み式ナイフ


言葉でつけた傷はそれは
罪じゃないのですか
法律に触れなければ
それは罪じゃないのですか



罪は憎んでも人は憎まない
人を憎んでいたら
家族さえも憎まなければならない
大切な友人さえも憎まなければいけない


自分自身さえ



完璧じゃない

自分は完璧じゃない

完璧じゃないから

それでいい



だから私はあなたの側に立つ



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