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その人たちの人生に寄り添うこと


ありがたいことに最近はいろんな人の写真を撮る機会が多くなってきた。写真を撮らせてもらった人からつながるご縁もあって、とてもうれしい。数えたら20組を超えていた。少し前までは考えられなかったようなことだ。


風景やスナップ写真を撮っているだけじゃ見えなかった景色、人との出会い、関わり。


いろんな人たちを撮影させてもらう中で、「いい写真ってなんだろうな」って考える。私にとって、じゃなくて依頼してくれたゲストさんにとっていい写真ってなんだろうって。


その人たちの思いが伝わってくるような、声が聞こえてくるような写真
見返したときに「あぁだったね、こうだったね」って笑い合えるような写真
色々あると思うのだけど。


ゲストさんたちの人生に寄り添うこと、が何よりだなって思った。


人生の中の数ある瞬間の一つとして、撮影をさせてくれている。そこには、願いや思いが必ずあって。それを話し合うことで共通理解をしたり、思いを汲み取ったりすることが必要不可欠。


そのベースがあってこその写真になっていく。 


文章や文字にその時の思いがのるように、写真にもそういう面があって。見たときに、伝わるものがあるような写真にしていきたいと思う。


日常の中にある幸せな時間を共有させてもらえることがいつの間にか自分の喜びにもなっている。我ながらいいものに出会えたなぁ、と思う。


写真って今しかない瞬間を残すっていうのはもちろんなんだけど、
「またはるさんに会いたいです」
帰り際、そう言ってもらえたときのうれしさがさ、忘れられなくて。


瞬間、じゃなくてずっと寄り添っていけるような存在でありたいと思ったんだ。


今までも確かに頭の中にあったことだけど、それがはっきりと心の中に落ちてきたようなそんな感じ。


私は写真を撮ってるから、それをもっと写真で表現できるようにしていきたいなと思った今日でした。


寄り添うこと、その先を見せること。


今日も読んでくれてどうもありがとう。またね。

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