東北は、やっぱり夏だよ
今日は母方の地元で行われている火まつりに行ってきた。
と言っても、実家とはそんなに離れていないので小さい頃から何度も足を運んでいた火まつり。
関東に行ってからは時間が合わず、観ることができたのはずいぶんと久しぶりだった。
こじんまりとした小さなお祭り。住んでいる人が少ない、来る人が少ないと言われているながらもこの日に合わせていろんな人が火まつりに足を運んでいるようだった。
みんな楽しみなんだよね。
川を挟んで対岸で打ち上がる花火。田舎で行われる花火は打ち上がる距離も近ければ、聞こえて来る音も大きい。どーんという音がお腹に響いてくる。その感じが好きなのだけど。
小さい子がその大きな音を聞いて泣いていた。「あなたも花火の音聞いて泣いてたのよ」なんて覚えていない時のことを教えてくれる。
花火を見ながら、いつもはどこかさみしい地元が活気付いているのを感じる。
冬が長く厳しい東北は、その期間なかなか外に出なくなってしまう。寒いし、移動が大変だからだ。そのせいか冬に帰ってくる人たちも少ない。
でも夏は…たくさんお祭りがあって、成人式があって、たくさんの人が帰ってきたり、尋ねてきたりしてくれる。
お祭りが多いのは秋田だけじゃない。青森のねぶたや仙台の七夕まつりなどいろんなところで開催されている。
東北の夏は元気だ。
もちろん他の四季にもよさはある。冬は厳しいと言ったけど、冬にしか味わうことができないこともたくさんある。
でも、その中でも夏が好きだ。花火を見ながらそんな風に思った。
もうすぐお盆がくる。お盆に合わせて帰ってくる人がたくさんいる。懐かしい人たちに会える。そう思うとやっぱり夏が好き。
みなさんも夏にぜひ一度東北へ。
今日も一日おつかれさまでした。
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