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【実は低コスト!】ドイツ音楽留学のチャンスを掴もう【プロの音楽家への近道】

こんにちは、ドイツ在住、そしてドイツの音大在学中のヴァイオリニストのハルカです。

最近よくドイツ留学への相談が多いのでこちらのnoteにまとめました。

私自身、情報収集にとても苦労しました。私の師事している先生も留学経験がなく、両親も海外経験もない。周りの友人はお金持ちばかり、、、、今回自分がドイツ留学に踏み切って情報の無さに驚きました。
そこで、当時の私なら10万円払っても知りたかった情報をこの記事に詰め込みました。インターネットには載っていない暗黙の了解がいくつも存在する中、なかなか人に聞けないことや、みんなライバルなので誰も教えてくれないこと、自分の経験を持って書き綴りました。情報を求めている方の元へこの有力情報が届けばいいなと思っています。
今後値上げの可能性もありますが、お試し価格ということでまずは5000円に設定させていただきます。大学の教授とアポイントメントが取りやすいようにドイツの国立音大と私立音大の大学のホームページのリンクを貼り付けました。

ここでは音楽留学とそのメリットについて書いています。留学したからプロになれるとは限りません。留学をすることでプロへの道に近づける、また、音楽の専門機関を卒業できればプロだと名乗ることができます。ただ、経済的理由で日本の音大に通うことができない、海外留学と聞いて敷居が高く思えてしまう、そのような方へ寄り添う気持ちでこのタイトルをつけました。この記事が何かのきっかけになってくれたら幸いです。

お金があればいい!ということに越したことはないですが、今の日本の情勢では子育てや教育へのお金にかけるほど余裕がないのも事実です。

私の家も、両親共働きで決して裕福ではない家庭でした。しかし私の母は「あなたにお金は残せない代わりに教育を与えて何があっても失うことのない教養を身につけさせたい」というポリシーのもと育ちました。

私は大学の時に勉強を頑張って給付金(返さなくて良い奨学金)を受給しました。学生時代も「勉強は学校の先生に聞いて塾代を浮かす」ということで浮いたお金バイオリンにフルコミットしました。

この記事の対象者:

現在、幼児教育〜中高生の子育てをしていて「将来の我が子の一つの選択肢のために」という方や、そろそろ子供の進路を決める時期だけど日本の音大の学費が高すぎるからどうすればいいか悩んでいる、今高校生、または日本の音大の大学生でドイツの音大に留学したいが情報がなくて困っている、という方のための記事です。

持論ですが、高校卒業後にドイツへ音楽大学へ行くことがプロの音楽家になるにあたってコストパフォーマンスがいいと思います。ドイツの国立の音楽大学の学費はは無料です。私自身も若いうちからそうしたかったのですが私の両親が長い間海外留学を反対していました。ただ振り返ってみても日本の大学の学費は高かったのでうちの両親から「早く海外に行かせておけばよかった」と現在は言われています。若いうちに海外に出れなかったことが人生唯一の後悔です。

簡潔に私のプロフィールです:

▶︎日本の一般私立大学を卒業(無利子奨学金や給付金を受給)
▶︎日本の国立の大学院を修了(無利子奨学金は完済)
▶︎ウィーンの音楽院に1年留学(生活費も学費も高かった)
▶︎ウィーンから帰国後、経済的に親から自立。東京で3年間バイオリンレッスンとコラムニストをしてドイツへの軍資金を貯金。
▶︎ドイツの国立の音楽大学(学費無料!)に留学
▶︎ドイツで週3でレストランバイトをしてその給料とチップでドイツで家賃や生活費を払い、生活する(日本での貯金、ほぼ使わず。もちろん親の仕送りなし)
▶︎国内の音楽祭や講習会に年に2回ほど参加

ドイツで学ぶ先生にレッスンを受けてみたい!という方はここからレッスンお問い合わせをどうぞ。
▶︎https://haruka-tsukimoto-1.jimdosite.com/コンタクト/

ドイツ留学の前提として:
一定のレベル(定義が難しいですが)までの技術がある

ドイツ留学にチャレンジできるかどうか留学経験者に聞いてもらう機会を設けましょう。私のレッスンを受けることも可能です。師事している先生が留学経験者かそうでないかでもレッスン内容や今後の道も変わってくると思います。アンチ留学の方もいらっしゃると思います。

語学レベルがB1~B2(ドイツ語中級レベル)が必要

ドイツ語はドイツ生活に必要ではありますが、ドイツの音大はB1もしくはB2の合格証明が入学時に必要ということが多いです。(大学によってA2でもいいところもあるし大学院の方だと語学証明が入らない場合がありますが、行きたい大学の要綱を確認してくださいね)

ドイツ語は文法や単語が難しそうなイメージがありますが早く手をつけていればなんとかクリアできます。日本にも語学学校があり、ドイツでも通用する試験も実施されています。通常半年通えば上記のレベルを取得できます。※詳細は有料記事内にて

過去問やおすすめ教科書はこちら

「お金をかけずに」と言っても最低限かかる費用ももちろんあります。

・日本とドイツでの定期的なレッスン(師事している先生による)
・渡航費(2023年現在ヨーロッパとの往復は15万ほど)
・日本での音楽祭や講習会費用
・現地での生活費(家賃も物価も日本とさほど変わらない)

ただ、日本の音大に4年間行った場合、学費以外でコンクール、オーディション、師事している先生の夏季・冬季の合宿、師事している先生の指導している音楽祭の講習会、その参加費や遠征費用や宿泊費などが当たり前にかかるので日本にいながら日本の音大4年間で2000万円はかかった、という声も聞いたことがあります。生活費や移動費などななってしまうにしても、学費が無料であることはとても大きいことですよね。

こんなに円安な時代、渡航費を抑えるにはマイルで行くのがおすすめ!

©︎American Express Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

私も持っているこのカード「マリオットボンヴォイ Marriott Bonvoy

カード年間費49500円なのですが、ちょっと待って!引かないでください。

長い目で見ると高くありません!!!!

買い物でマイルが貯まる、ポイント3.0パーセント高還元のクレジットカードです。

大学生の私でも通るほど審査も厳しくないので非常におすすめです。家族カードも2枚目まで無料なのも嬉しいですね。今後かかってくる費用を考えたら、日々のお買い物と突然の出費をこのカードでするだけで、近いうちにマイルで海外に行けるとてもお得な日が来ることでしょう。空港のラウンジも無料で使えるのでとても快適です。

私の紹介であれば、最大で45000ポイントもらえます。(公式サイトを経由すると39000ポイントなので紹介リンク経由の方が6000ポイントお得です)うまく使うと高級ホテルにも泊まれるポイントです。

紹介リンクをお送りすることが可能なので以下よりご連絡ください。
▶︎https://haruka-tsukimoto-1.jimdosite.com/コンタクト/

苗字とメールアドレス、件名に「note マリオットボンヴォイ」と記入していただければ紹介リンクをお送りします。

※このnote購入者以外の方にも紹介リンクをお送りすることは可能です。受け取り側の情報は一切必要ございませんのでご安心ください。

以上を踏まえて、この記事をよんで頂けたらと思います。(持っていたら便利なおすすめグッズのご紹介もしております!)


【海外留学は行くなら早い方がいい!】若い方が合格しやすいワケ

ドイツやオーストリアが割とそういう傾向ですが、実力よりも強いものが若さです。ドイツの音大には17、18歳の才能ある学生が世界中から集まります。少し上手い20歳よりも技術的にはまだ未熟でも未来の可能性がある19歳をとると言われているくらい。楽器にもよりますが特にピアノやバイオリンは早い方がいいと言われています。とにかく、これからの伸び代に重点を置かれます。

ドイツの授業の始まりは春学期4月と冬学期10月。入試はそれぞれの学期前に行われますが、大体の大学は冬学期スタートのため6月に大学入試があります。それまでにドイツ語を中級レベルにしておく必要があります。「いつか留学しようと思っているんだけど」と相談してきた人の中で留学した人は一人もいません。留学したい人はすでに行動しているからです。遠い海外への不安、語学勉強への億劫さなど、後回しにし続けているとあっという間に留学適齢期を過ぎて留学自体を諦めた友人たちがとても多かったです。語学も先生へのアポも課題曲も入試に間に合わなかった、また来年!をあと何回くりかえせますか?大体の願書の締め切りは3月末です。

留学したからって偉いわけでもないし、留学してないからといって勉強不足なわけではないです。私は自分の人生を豊かにしたくて、自分の生き様に納得したくて留学を選びました。ドイツに留学して2年目、今まで生きてきて一番幸せだと言いきれます。留学が合わなかったら辞めて日本に帰ればいいだけです。

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