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耳で学ぶ「しまはる塾:トライアル」

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2020年5月より、下記へ移行しております。https://note.com/haruoshimada/m/m1e22f6a80172
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「しまはる塾」トライアルを聴いて下さった皆様

これまで「しまはる塾」トライアルを聴いていただいて、本当にありがとうございます。私も毎日とても楽しみにお話させていただいています。

5月1日より、「しまはる塾」はいよいよ本格的にスタート致します。今までは主にホットトピックスを取り上げておりましたが、これからは、世界と日本のほか、歴史や文化も考えていきたいと思っています。
具体的には以下のような内容をお話しますので、どうぞご期待下さい。

1)ホ

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Wolf氏は、「コロナ禍は1930年代の大恐慌以来の経済危機だが、とくに大国の首脳の無能さが事態の解決を困難にしている。IMFの経済予測は深刻な経済底割れを予測。コロナ感染での死亡率を抑制できるまでは都市封鎖は続けるべきだ」、と主張。この未曾有の困難を乗り切る鍵は国際協力で、それができる指導者を人々が選ぶことが肝要です。世界の状況は日本よりはるかに深刻であることを前提に、日本のこれからを考えねばな

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人々が外出や面会を自粛することはサービス産業はじめやがて基幹産業も萎縮させ経済を衰退させることになります。ドイツなど欧米諸国では感染履歴を調査して抗体を保持した人には外出や就労させようという動きがはじまっています。しかし、有効なワクチンが無い現状では、このウィルスが猛威をふるっている以上Social distancingは続けざるを得ず、そうしながら経済を維持、回復させるという前人未到の挑戦が必要

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Stay home週間がはじまりましたが、最初の週末は、人々が外出を自粛してまずまずの成果。世界でも稀な日本人の従順さの良いところが示されたと思います。問題はこうした自粛をいつまでつづけるのか、ということですね。

新型コロナウィルスへのワクチンがまだ開発されない現状で、感染履歴を調べ抗体(免疫細胞)があるかどうかの検査をし、抗体のある人がウィルスに抵抗力があるなら、外出も仕事もできるかも知れないということで関心が高まっています。今回は新しい検査結果などを紹介しながら抗体検査のメリットと問題点を考えましょう。

人々の自覚と行動による”日本型コロナウィルス克服法”を成功させるには、感染検査の拡大、抗体検査の研究、病院や感染者受け入れホテルに対する人員や医療機材や設備の充実、人工呼吸器を大企業が製造できるための規制改革、休業補償、所得激減家計への集中的給付など抜本的かつ強力な政策支援が必要です。

小池都知事が4月25日から5月6日までの12日間をStay Home週間として外出せずにウィルス感染抑制に努力しましょうと呼びかけています。人々の理解と自粛と行動に期待するこのやり方が成功すれば、これは日本が世界に誇りを持って示せる日本型克服法になります。”頑張れ日本!”

私は近年、若い事業家と一緒に世界の大変化の震源地といえる各地を歩いて、そこで何が起きているのか、それは世界や私たちにとって何を意味するのかを考えていますが、それを「しまはる塾」を聴いて下さる皆様と一緒に擬似体験しつつ、世界の大変化の有様と意味を考えてみたいと思います。

日本の近現代史で維新とならぶもう一つの世界史的奇跡と言われる第二次世界大戦後の復興を学び直して、今の暗い時代を克服して新たな日本をどう築くかのヒントを得たいと思います。

コロナパンデミッックと苦闘する今の暗い時代をどう克服するか、その手がかりを歴史の経験からヒントを得たいという思いから、皆様と一緒に、世界史の奇跡と言われた幕末・維新の大革命を紐解いて学び直してみたいと思います。

トランプ大統領は、3月下旬に、復活祭(4月12日)までには経済活動を復活すると発言して専門家の顰蹙を買った上に、4月18日には三段階で経済活動を再開させると言明。これは11月の選挙までに何としても経済を復活したい意図がみえみえです。感染の第二波がこなければ良いが、と世界が祈っています。

トランプ大統領はNYを中心に感染爆発が起きてからも、戦時大統領と自画自賛しています。NY, ミシガン、カリフォルニアなど民主党知事の州は十分に支援しないなど露骨な対応をし、国民のために一身を捧げるよりは選挙のためにすべてを費やしているように見えます。

世界最先進国のアメリカでのコロナ感染者が48万人、死者4万人にのぼっています。なぜこんなことが起きたのでしょうか。医療制度や国情もさることながら、アメリカの指導者であるトランプ大統領の資質と行動が大きく影響している可能性があるのではないでしょうか。その問題を3回に分けてお話しします。

リスナーから質問と提案があったので、私なりのお返事をします。とくに提案は大きな示唆だったので、回をあらためて1〜2回私の考えをお話ししたいと思います。このような質問や提案は大歓迎です。これから、皆様と対話も進めていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。