ボール支配率

ボール支配率は、なぜ上がらないのか。見えてきた森保ジャパンの特性

ベネズエラとキルギス。その前に戦ったウルグアイとの差は著しかった。ベネズエラは2010年、2014年に続く来日。コンスタントに遠路はるばる日本まで、アウェー戦に訪れてくれるありがたい存在ながら、今回のチームの力は4年前、8年前のチームに劣っていた。

 ベネズエラと言えば南米10ヶ国の中で唯一W杯本大会に駒を進めたことがない実績に乏しい国。毎度最下位候補ながら、2010年南アW杯南米予選では8位。

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超攻撃的から超守備的に転じた甲府。そのクラブの色は何色か?

シーズン開幕が迫ってきたJリーグ。切望したいのは、レベルの高い好試合だ。サッカーの発展に貢献するサッカー。引いて守るのではなく、高い位置からプレスを掛けていく、今日的で攻撃的なサッカーである。

 加えて、クラブの色だ。川崎フロンターレは5年先、10年先、幾度かの監督交代を経ても、いまと同じ色のサッカーを貫けるか。それをクラブの色にすることができるか。

 Jリーグ発足以来、25シーズンが経過した

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「柔よく剛を制する」。ハリルホジッチに学習してほしい日本スポーツの基本気質

61%対39%。日本はニュージーランドにボール支配率で大きく勝った。メンバー発表記者会見で「日本のサッカー教育はボール支配率をベースに作られているようだ」と切り出し、それに否定的な言葉を並べたハリルホジッチだが、試合は監督の趣味趣向とは異なる展開になった。

 ニュージーランドが5バックで後ろを固めてきたこと(ボールを奪う位置が低かったこと)。技術で日本に大きく劣ったことが、その大きな理由だ。日本

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ハリルホジッチが目指すサッカーとは一体何か? 会見で露呈した説明する力の弱さ

ハリルホジッチの招聘に関わった当時の専務理事、原博実氏と技術委員長、霜田正浩氏は、もはや代表の仕事に関わっていない。もちろん、現在の技術委員長、西野朗氏も、その職に就いたのが去年の3月なので、当事者ではない。会長の顔もその間、大仁邦彌氏(招聘時)から田嶋幸三氏(現在)へと変わっている。

 日本代表の現在のスタッフの中に、代表監督に対して責任の取れる人物は存在しない。本来は、西野技術委員長、田嶋会

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