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社会認識と文学(2012)

1か月前

ドナルド・バーセルミの短編「なにからなにまで年鑑で」「報告」メモ

「アンチ・ミステリー」とは何か : 定義の問題

めも。ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』(水声社/都甲幸治=訳)12月28日発売予定。2010年に出版されたドン・デリーロ氏の長編小説。予測を許さぬ複雑な概要であり、物語の方向性を推測するのが難しい。詳細は拝読して確かめるとしよう。 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784801000100

リザベーション・ブルース

5年前

作品社/ロバート・クーヴァー/上岡伸雄・馬籠清子=訳『ゴーストタウン』話。特定分野における既成概念を露呈させ、おもちゃにするクーヴァーの得意技が西部劇で炸裂。定番の登場人物や舞台を持ちだし、格好よくなり切れない滑稽なカウボーイを活写したり挑発的にお約束を転倒させる悪戯心が楽しい。

スタニスワフ・レム 『短編ベスト10』 : 短編に見るレムの個性

大滝瓶太 『その謎を解いてはいけない』 : そんな謎など 解くに値しない

社会の中の文学(2)(2012)

メタ・フィクションとマゾヒスト:サド、澁澤龍彦、中井英夫、大西巨人

ボルヘス『伝奇集』: ボルヘスという〈迷宮〉

樋口恭介 『構造素子』 : 〈失われた世界〉への鎮魂歌

飛浩隆 『零號琴』 : 物語の中の〈親友〉たちへ