出版業界の日常シリーズ

未完の天才になるな

私の仕事は作家のエージェント。この仕事をしていることをいうと、相手の反応はだいたい3パターンに別れる。

1つは、「なんかよくわからないですね」という反応。これは仕事の内容が一般的ではないからしょうがない。2つ目には、敵意か賞賛を向けてくるパターン。何かと残念ながら悪い意味で話題の的になりやすい業界なので、「さあてどんなもんか確かめてやりましょうか」という腹づもりで探りを入れにくる人もいる。俺はこ

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【ネタ】テレビを見ていて静かに衝撃を受けること

テレビの演者に慣れて共感していると、再現VTR明けに驚いてしまう。

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遠山怜_作家のエージェント (@Pa

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雑談という日常にありふれた地獄について考えてみたこと

地獄というものは何もトイチの借金に手を出してヤクザに追い回されているとか、かろうじて一回だけエンタの神様に出演したことのある芸人の、地方のイオンモールお笑いショーに客自分一人だけとか、スタバの隣の席に座った人が昨日恋人と別れたばかりでその友人による恋愛反省会をこっちも聞かされるとかそういうことではなくて、もっとずっと日常にありふれている。つまり雑談だ。

仕事柄、雑談の機会に不幸にも恵まれているが

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耐えがたいレベルで数学が苦手だったので、文系向けの数学本をプロデュースしました

はっ!無理無理無理無理!本当に無理。あ~、もうそういうの無理。えー、なんか、えー?!どういうこと?あっ、なんかもう考えようとすると頭ぼーっとするし無理。今日の頭脳は終了でーーーーす!!!!!

数式を見ただけで、こんな感じになっていませんか。大丈夫です、私の推測では少なからぬ人が数字とか数式を見ただけで、頭が急速にフリーズ状態に陥ってしまうようです。

どきっとしたあなたに、朗報です。

このたび

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自虐をやめられないのは、あなたの心が弱いわけでも能力が低いわけでもなくてね、

早速本題に入りますが、自虐をしてしまうのは決してあなたの心が弱いとか能力が低いとか何かにおいて人より劣っているからではありません。あなたが自虐をしてしまうにあたり、「あれのせいだな」とパッと思いつくような原因は、本当の発端ではないのです。認識しづらいところに問題があり、それゆえに自虐をせざるを得ない。

その問題を言い当てても、あなたの自尊心が脅かされることはないでしょう。ご安心ください。しかし、

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【リレー企画】優しい人はおそい

noteを拠点に活動している4名で、リレー記事を書くことになった。順繰りに異なるテーマを設定して、おのおのがそのテーマにまつわる記事を書く特別企画だ。私のテーマは「ともだち」について。

▼参加予定者

非常に不服なテーマではあるが、考えてみようと思う。なにせ、自分には友達が存在しないので、考えるケーススタディというか対象がいないのだが、掘り起こしてみようと思う。



ザリザリザリザリザリザリ

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【創作漫画】クリエイターはどうしてこんなに孤独なんだろう

みなさん、こんばんは。
今日は極めて触れがたい話題について、漫画にしています。

それはクリエイターの孤独と不安について。

だれもが重く口を閉ざし、話題に上ることもないもの。
むしろ、語ってしまうことによって、その威力を増してしまうもの。
認めたくないのに、とらわれてしまうもの。

今回はそれを、あえて真正面から漫画で描いています。

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【日記】会社の同期が死んでからのこと

注:本記事は人の死をテーマにした記事です。表現には最大限配慮していますが、人によっては何某かの影響を受けることも考えられます。内容が受け付けられない時は、迷わずホームにお戻りください。
※登場人物の氏名は、全て仮名に変えています。



人間の死体という物は、ザリザリザリザリザリザリしていて眼球をギリギリっと擦ってくるので目で見ることができるが、決して、捉えることはできない。長細い白い板切れをバ

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【仕事漫画】編集者という剣客

みなさん、こんにちは。作家のエージェント遠山怜です。私は仕事柄、出版社の編集者とお仕事をしています。

さて突然ですが、編集とはそもそもどんな仕事でしょう。実際に執筆するのは作家やライターの仕事ですが、それでは編集の仕事とは・・・?業務内容としては、企画構成の調整や、内容の確認、表現のチェック、各種入稿作業といったところを思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、実態はよく分かりにくい仕事です

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自虐が人生の癖になっている人に提案したい、「ストーリーにならない生き方」

「私、モテないし、」と彼女はいう。「大学の時もぼっちだったし、本当に男受け悪いんですよー」。眉毛を下げてちょっと困ったような微笑み、髪を指に巻き付けながら上目使いにギラりチラリとこちらを見つめる。

彼女の自虐はいつものパターンだった。見た目はとってもかわいらしく、服装も流行に乗ったオシャレなものだ。爪はいつも薄ピンクに染められ、角にはちょこんとラインストーンまであしらわれている。手先まで手抜かり

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