壁新聞

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余華「中国について」2010

余華(ユー・ホア 1960-)は、小学生から中学生という多感な時期が文化大革命の時期。歯医者になってから作家に転業した変わり種である。お父さんは外科医、お母さんは看護婦だが、1980年代の中国では医者は専門職ではあるが、労働者並みの扱いだったこと(たとえば歯医者には見習い修行でなれたこと)、それに比べ作家になることの方が自由時間があり稼げる夢があったことが理解される必要がある。そして住んでいたのは

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ありがとうございます
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きりがない、の「きり」の見つけ方

企画や言葉まわりの仕事してきたが、これらを始めた当初はーーつまり、新卒の頃はーーどこまでやれば、「考え抜いた」と言えるのか。仕事のひと段落はどこなのかがわからず、苦しんだ記憶がある。

僕は残業代のつかない、オフオフオフオフホワイト企業にいたので、時間の概念がなかったのと、文学部卒の世間知らずのボン(ボンボンよりまし的なニュアンス)で、考えがミルキーくらい甘かったために「これどこまでやれば終わりな

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ありがたし
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