海外株

テキサスインスツルメンツの2019年Q3決算を読み解く~アナログ半導体最大手~

今回はテキサスインスツルメンツの決算を見ていきます。

テキサスインスツルメンツはアナログ半導体分野で世界最大手企業です。

同社のアナログ半導体は身の回りの様々な電化製品のなかに使われており、スマートフォンやゲーム機、産業機器などに使われてきたほか、近年では電装化が進む自動車などへの利用も拡大しています。

そういった意味で、同社の業績は世界経済を映す鏡のようなところがあり、市場の注目も高い決算

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Netflix(ネットフリックス)の2019年Q3決算を読み解く

今回はNetflix(ネットフリックス)の決算をみていきます。

Netflixについては今更説明もいらないでしょう。

有料契約会員数1億5000万人を超える世界最大の有料動画配信サイトです。

動画配信サービスは、世界の通信容量の最大の需要家です。

同社の業績動向からは、通信の将来もみえてきます。

今回はそんなNetflixに関してみていきます。

まずは直近決算からみていきましょう。

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エリクソンの2019年Q3決算を読み解く~ファーウェイ排除の恩恵をフルに受ける5G向け通信機器大手~

今回はエリクソンの決算をみていきます。

エリクソンはスウェーデンの通信機器メーカーです。

特にモバイル通信向けの設備で非常に有力であり、5G通信機器ではファーウェイ、ノキアとともに3強の一角を占めています。

米政府は5Gを安全保障の要としてみており、中国の覇権を防ぐためにファーウェイを排除する方針です。

これにより、ノキアとエリクソンの2強による寡占になるのではないか、と予想されています。

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半導体受託生産最大手 台湾TSMCの2019年Q3決算を読む

今回はTSMCの決算についてみていきます。

TSMCは世界最大のファウンドリ企業であり、顧客にはApple、AMD、Nvidia、Qualcomm、Huaweiなどが並びます。

そうした世界の最先端コンシューマ製品を供給する企業のロジック製品を大量に受託製造し、供給しているのがTSMCになります。

TSMCは一般の方には馴染みの薄い企業ですが、半導体業界やハイテク系への投資を行う投資家ならば

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ASMLの2019年Q3決算を読み解く~EUV露光装置の大本命銘柄~

今回は半導体露光装置世界最大手ASMLの決算を見ていきます。

ASMLは次世代の半導体露光技術であるEUV露光に関してはオンリーワンの企業であり、同社の動向をみることで今後の半導体製造装置業界および半導体業界の全体的な動きが見えてくる企業でもあります。

なお、ASMLという会社についての説明は以前の記事にて行っていますので省きます。(無料部分で触れていますので、よろしければごらんください。)

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米雇用統計2019年9月速報値を読み解く

今回は出てきたばかりの米雇用統計をみていきます。

雇用統計は産業別に全150項目以上にわかれており、速報性が高く、各産業別の現在の景気動向を素早くとらえることができる指標です。

雇用環境は金融政策とも密接にリンクしており、株式市場関係者のみならず債券市場や為替市場の方からも非常に注目を浴びる統計となっています。

これまでの記事と同様に、今回の記事ではまず足元の雇用統計について考察するとともに

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ブロードコム(Broadcom)の2019年Q3決算を読み解く

今回はブロードコム(Broadcom)の決算についてみていきます。

ブロードコムは無線通信用および各種ネットワーク関連半導体の開発を行ってきたファブレス企業(※)です。

しかしそれだけにとどまらず、ここもとは買収によりセキュリティ関連などのソフトウェア方面にもビジネスを拡大させています。

今回はそんなM&Aしまくりなブロードコムについてみていきます。

(※ファブレス企業・・・自社で製造部門

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中国統計を一気にまとめて解説~2019年8月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資・不動産投資

今回は中国の2019年8月各種統計をみていきます。

なお、今回見ていくのは鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資、不動産投資の4本の速報値です。

確報値ではなく、ざっくりとした解説ですので全体的にザックリとした解説になりますが、要点はしっかりお伝えするつもりです。

なお前回はこちらです。

それではまず、鉱工業生産指数からみていきましょう。

中国鉱工業生産指数2019年8月速報値

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Yageo(ヤゲオ)の2019年Q2決算を読み解く~MLCC大手の台湾メーカー~

今回は台湾Yageo(ヤゲオ)の2019年Q2決算をみていきます。

Yageo社は台湾のMLCC(積層セラミックコンデンサ)大手およびインダクタの大手メーカーです。

2018年のMLCC需給逼迫局面では市況高騰を煽った張本人ともいえる企業です。

今回はその顛末も含め、同社の動向を日本の同業、村田製作所や太陽誘電などと絡めて書いていきます。

まずは直近の決算についてざっくりとみていきましょう

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エリクソンの2019年Q2決算を読み解く~5G通信機器の大本命~

今回はエリクソンの決算をみていきます。

エリクソンはスウェーデンの通信機器メーカーです。

特にモバイル通信向けの設備で非常に有力であり、5G通信機器ではファーウェイ、ノキアとともに3強の一角を占めています。

米政府は5Gを安全保障の要としてみており、中国の覇権を防ぐためにファーウェイを排除する方針です。

これにより、ノキアとエリクソンの2強による寡占になるのではないか、と予想されています。

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