鈴木忠志

【レポ】2019/0807-8_劇団SCOT『世界の果てからこんにちは』前編【シアターオリンピック】

※この文章はちょっと長いです。ですが、最終的な結論は「来年も利賀に観に行きた〜い」ですので、深く読もうとしなくても結構です。

2019年9月7日。利賀村に行った。

目的はそう、鈴木忠志氏主催の劇団SCOTの劇を見にいくため。

その中でも利賀でしか観られない花火劇『世界の果てからこんにちは』を観にいくため。

毎年富山県は南砺市にある利賀村で開催されている『SCOTサマー・シーズン』。それが今

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シアター・オリンピックス④

だいぶ時間がたってしまいましたが、備忘録の最後です。
世界の果てからこんにちは、および鈴木忠志について。

鈴木忠志は、演劇や俳優の役割について、自著の中で以下のように語っている。

「舞台上の会話は、日常会話の再現でも模倣でもない。演劇という歴史性をもった表現形式を踏まえて、会話という形式の中で、人間がかかえている諸問題を顕在化させたり、その成り行きを解明したりするものである。」

「書き言葉を

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シアター・オリンピックス①

富山県の山奥、人口わずか400人の限界集落、利賀村。毎年夏になると、世界中からたくさんの人たちが演劇を見に訪れる。

ここ利賀村で、今年2019年の8月から9月にかけて、第9回シアターオリンピックスという演劇の祭典が開かれた。人口530万人の巨大都市、サンクトペテルブルクとの共同開催である。

9月21日から9月23日にかけて、6演目を観劇してきた。個々の感想は後の記事に譲るとして、この利賀村およ

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40年前から、ここは"ニッポン"ではない-富山県利賀村とSCOT-

40年。

40年だ。

わたしが今の倍生きて、やっと届く年月。

その間、ずっとこの過疎地帯の山間部で、多くの俳優と制作部隊が、日本だけでなく世界中の演劇好きたちを集め、刺激を与え、輩出してきた。

おだやかな川べりを、昨晩より湿気を帯びた暑さのなか、こみ上げてきたものを抑えきれずにゆっくり歩いた。

なんてこった。

わたしがイメージしていた世界――国境を越えて、言語だけでは通じえないコミュニ

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今もっとも気になる&行きたいのは富山県利賀村。夏がベストだけれど。

ありがとうございます!今日もごきげんに過ごせますように。
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