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私の孤独と病気との闘い

 過去にも何度か書いているが、私には半ば持病がある。
 
 簡単に言えばノイローゼ+ヒステリーのような病気だ。中学時代に発症して、今年で17年目になる。我ながらよく自殺せずに生きているなと感心してしまう。そのくらいに辛い人生を送っている。
 
 そういえば大学時代、友達と思っていた男に病気をカミングアウトした途端、ラインをブロックされたことがある。友達など長い付き合いになるのはほんの一握りで、大半はちょっとしたキカッケで疎遠になってしまう。
 
 私は孤独な人が好きだ。
 経験上、孤独な人は他人に下手な期待をしない(良い意味で心を閉ざしている)ので面倒なトラブルが少ないのだ。私は孤独な人と友達になろうとは思わないが(本人が望んで孤独になっているのなら逆に申し訳ないので)、心から応援はする。

 「はとてゃはリア友の話をしない。友達のいない可哀想なやつ」と揶揄されたことがある。実際、リア友はいない。あくまでネット上に知り合いと呼べる程度の仲の人が何人かいる程度である。
 
 そう。この私自身が孤独なのである。
 彼女はおろか、今すぐ呼べるような女友達もいない。身内にも見放された暁には、さあ何処へ逃避行しようかと夜な夜な考えているくらいだ。なるべく遠い地方で、住み込みで働かせてくれる温泉旅館はないだろうか。

 孤独は罪。孤独は辛い。孤独は苦しい。
 孤独に甘んじれば、死あるのみである。
 孤独死が社会問題になっているように。
 
 私はいつかは孤独を脱したいと思っている。
 だが、今はその時期ではない気がしている。
 苦しい時こそ孤独でいることが大切なんだ。
 いわゆる「内面の探求」というやつである。
 
 病気が快方に向かって友達や彼女と遊べるようになるまでは、私は孤独でいるつもりだ。同時に孤独に甘んじない覚悟もある。

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