見出し画像

【要約】「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物

【著者 |発売日 渡辺雄二|2014/6/22

【Amazon★評価】4.1

【👂Audible(無料)】×

【📗Kindle Unlimited(無料)】×

【内容】

・食品添加物とは何か?と
・食べてはいけない食品、食べてよい食品、その中間にある食品を解説
・各食品添加物の悪い影響の一覧

【背景・信憑性】

・著者は消費生活問題紙の記者をへて、1982年にフリーの科学ジャーナリストとなった
・食品・環境・医療・バイオテクノロジーなどの諸問題を消費者の視点で提起し続けている
・雑誌や新聞に精力的に執筆。とりわけ食品添加物、合成洗剤、遺伝子組み換え食品に造詣が深い

【ポイント】

■食品添加物とは
・保存料、発色剤、着色料など。
 →食品の見た目をよくしたりするのに使われる。
・調味料、保存料、着色料、防カビ剤、酸化防止剤など。
 →物質名が用途名と合わせて表示されている食品添加物には毒性が含まれている。
・自然界に存在しない、合成化学物質を使った合成添加物。
 →特に危ない。
・これらは場合によってはダルさ、疲れやすさ、生理不順、下痢、ガン等の病気になってしまう可能性がある。

■食品添加物の安全性は人間では調べられていない
・添加物の安全性は動物実験でしか確認されていない。
 ①急性の毒性②死亡③発ガン④臓器の異常といったはっきりとした症状しか調べられていない。
・添加物が人間に与える胃の不快感、アレルギー反応、ホルモンバランスの乱れなどの小さな影響は確認できていない。
・食品添加物は様々な組み合わせで使われているが、その「組み合わせによって引き起こされる毒性」は調べられていない。

■食べてはいけない食品とは
・①(コンビニ)おにぎり、サンドイッチ、弁当、菓子パン、パスタ、カップ麺など。
・「明太子のおにぎり」→発色剤(亜硝酸ナトリウム)が使われており、
 魚卵(アミン)と結びつく事によって強い発ガン性物質に変化してしまう。
・「コンビニ弁当」→毒性の強い漂白剤が使われている。
 その他毒性は強くないが安全とは言えない添加物も沢山使われている。
・「サンドイッチのハム」→発ガン性物質の亜硝酸ナトリウムで加工されている。
 その他毒性は強くないが安全とは言えない添加物も使われており、
 その中で着色料の「ニコチール色素」というものがある。
 「ニコチール色素」のラットを使った実験では
 中性脂肪の増加、コレステロールの増加、発ガンに関係する最近の遺伝子の突然変異
 が分かっている。
・②(加工食品・生鮮食品)ハム、ウインナー、魚卵系、冷凍エビ、福神漬けなどの漬物、
 オレンジ、レモン、グレープフルーツ、カット野菜など。
・「福神漬け」色に着色料が使われており、
 赤106、黄5、黄4が混ぜ合わせて使われている。
 その中の「赤106」には肝臓の発ガンを引き起こす可能性がある。
・「オレンジ、レモン、グレープフルーツ」は輸入品に限りNG。
 海外から数週間に渡って運ばれるのに防カビ剤が使われており、
 皮だけでなく果肉からも検出されている。
 防カビ剤は発ガン性の疑いがあり、
 妊娠中のお腹の子どもに先天性の障害をもたらす可能性がある。
・「カット野菜」茶色く変色したり食感を残すため、
 次亜塩素酸ナトリウムを溶かした水で洗っている。
・次亜塩素酸ナトリウムは家庭用の洗剤や漂白剤の主成分として使われており、
 かなり強い毒性を持っている。
 しかしこれは分解されやすく食品には残らないという理由で成分表示に載っていない場合が多く、 洗浄が不十分な場合は残っている可能性がある。
・③その他サラミ、カラフルなお菓子、栄養ドリンク、炭酸飲料、豆乳、ワイン、ダイエット甘味料
 など。添加物が入っていない事もあるので成分表示を確認する。

■食べてよい食品とは
・①餅、スパゲティ、マカロニ、うどん、そうめん、そば
・日持ちがする食品は保存料が使われていない。
 水分がないので腐らない、味付けもされていないので防腐剤や調味料が使われていない。
・うどんなどの小麦は農薬を使って海外から輸入されるが、
 殻をむいた小麦には農薬はほぼ残っていない。
・②豆腐、油揚げ、のり、納豆、ちりめんじゃこ、ヨーグルト、バター、ナッツ類、ようかん
・納豆は無添加だが、
 タレには調味料(アミノ酸)、グルタミン酸ナトリウムが使われており、
 大量に摂取すると「中華料理店症候群」といって
 熱さやしびれ、肥満などを引き起こす。
 満腹中枢を狂わせ、肥満のリスクもある。
 からしにも着色料が含まれている。
 なので「無添加の醤油」を使うのが良い。
・プレーンヨーグルトは添加物が使われていないが、
 フルーツの味付けがされているものは香料、着色料、酸味料が使われており、
 気分が悪くなる場合がある。
・ナッツ類は基本無添加だが、成分表を見て添加物が使われていないか注意する。
・③飲み物では、インスタントコーヒー、お茶、ウーロン茶、野菜ジュース
・インスタントコーヒーはフリーズドライ製法なので、無添加。
 お茶などに含まれるビタミンCは三価防止目的のためOK。野菜ジュースは無添加。

------------------------------------------------------------
以上になります。

本Noteの要約が少しでも良いと思った方がいればいいねしていただけると嬉しいです(^^)

あくまで個人の見解を踏まえた要約内容ですが、ご興味持ちましたら是非お手に取ってより深く学んでください!

Twitterでも「健康情報」「健康本図解」を毎日発信しているのでフォローよろしくお願いいたしますm(__)m




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?