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運動のすゝめ 精神の源泉は身体です

身体が無ければ精神も無いのですから。当然のことですね。
とはいえ、当然すぎて見過ごされがちです。
身体に良い事は脳に良い。脳に良い事は精神にも良い。
適切な運動は身体に良く、精神にも断然効果があります。
私は身体のためではなく、むしろ精神のために運動しているくらいですから。

今回はそんな記事。
メンヘラも元気な人も、等しく運動しましょう。


感情は身体

度々書いていますが、身体の反応が感情に反映します。
こちらの記事 ⇒ 心のこわばり 身体のこわばり  とか
こちらの記事 ⇒ 怒れない身体をつくる  などよく読まれています。
身体が固まると、どうしてもイライラしたりネガティブになったり。好ましくない感情が押し寄せてきます。
逆に、身体がゆるゆるに解れていると怒りたくても怒れなくなります。なんだかずっと愉快な感じ。勝手に仏様みたいな心境になる。面白いですね。

とはいえ、身体の柔軟性が高いとかそういう事とも少し違います。
柔軟性の高い方は心も緩んでいる可能性が高いですが、柔軟性よりも力が抜けているという方がイメージに近いです。
どれだけ筋肉が、身体全体が緩んでいる状態で過ごせるか。という感じです。


固まっている事に気付かない

残念なことに、自分の身体が固まっている事を自覚できない方が多く入らっしゃいます。
ということは、自分の精神が固まっている事にも気付くことができないという事でもあります。
もっと言うと自分にとっての「いい気分」「いい状態」を知らないとも言えるでしょう。
そのため自分が固まっている事に気付かず、どんどん硬直が加速します。
硬直している事を知らない訳ですから。

いちど、自分の良い状態を知る。それを体験することから始めると良いでしょう。


良い状態を知る

良い状態を知るには運動です。
激しくなくていいので、身体を動かしてみましょう。
とはいえ楽すぎても効果が薄いですし、激しすぎても身体が持ちません。
楽すぎず激しすぎず、ほどほどの強度で行うのが肝要です。
始めは単調な有酸素運動。歩いたり走ったり。ラジオ体操や縄跳びも良いですね。
一定の時間、普段より心拍数が高い状態をキープできればOKです。
少し息が上がる。でも動き続けられる。くらいの強度で行ってください。
できれば、15分以上心拍数の高い状態を維持しましょう。

汗をかいて血流が良くなるとそれだけで気分が良いです。
その気分の良さを味わってください。身体の感覚も味わって。
そして存分に味わったら、普段の気分と比較してみましょう。


良い状態でい続ける

運動することで、気分の良い状態を味わう事ができます。
分からない方は運動強度が足りていないか、感じる能力が鈍っているか。どちらかの可能性が高いです。
また、運動強度が低くても疲弊してしまう方、栄養状態や生活習慣から見直すことをお勧めします。

運動後に感じた爽快感や緩んだ感覚。
運動を継続することで、そういった良い状態を保ち続けることができます。
続ける事で運動強度も上げられるようになりますし、鈍った感覚も鋭くなっていくでしょう。
また、「いい状態」を味わった事があると、「不調」にも敏感になります。
二つの状態の違いを見つけるごとに、様々な問題の解決に役立ちます。
具体的な感じ方、考え方は運動継続に成功してから考えればいいです。ちゃんとわかるようになるのでご心配なく。
とにかく黙って一か月。運動を続ける事をお勧めします。


今回はここまで。最後までお読み頂き有難うございました。

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