今までに試して補完代替医療について…サプリメント(栄養療法) その4
私の複数の持病の経過の中で いくつかの補完代替医療、統合医療を試してみました
現在は その中で私には これが合うと感じものだけを取り入れています
基本的には 現在は保険治療の範囲内ものだけを取り入れています
ハーブ、アロマ、気功・太極拳、サプリメント・栄養療法、鍼灸などを試してみました
以前から興味があったものであり 実際には、知人を介して紹介された直接のつながりの方からお話を聞いた上で試してみたものであり、リアルな知人になったあとに 私にとっては信頼できると感じたあとで試してみたものでした
サプリメント・栄養療法については シリーズものとして全3回で、医療、科学、行政の各立場の方からの講演を受講しました
ユーザーとしての医療面から利用する側の
●栄養療法、オソーモレキュラー、分子整合性栄養医学を臨床治療に取り入れている医師の立場の方
新宿溝口クリニック 溝口徹先生 (講演を拝聴した当時の役職名)
科学的な面を見出し、商品を作り売る側の
●サプリメントを研究し、製造販売されているメーカーの立場の方
健康科学大学教授、DHC研究顧問 蒲原聖可先生 (講演を拝聴した当時の役職名)
★サプリメントの情報を中立的に見ている、問題があれば警告規制する側の
●サプリメントを含むいわゆる健康食品の問題を監視し規制したり、必要な情報発信する、推奨も否定もされていない行政という中立的な立場の方
(独)国立健康・栄養研究所 情報センター長 梅垣敬三先生 (講演を拝聴した当時の役職名)
講演テーマは「サプリメントの現状と問題点ー健康被害の未然防止と拡大防止を中心にー」
医療、科学、行政と3つのそれぞれの立場の方から あらゆる角度から正しい使い方や考え方の基本を学ぶというものでした
この講師のお三方はかなり著名な方々なのでお名前を記載しておきます
他にも現場での現場での臨床治療に取り入れている医師のお話も聞いたことがありました
以下講演を聞いてのまとめのノートより
(長くなるので前半と後半にわけます)
サプリメントの情報を中立的に見ている、問題があれば警告規制する側の
●サプリメントを含むいわゆる健康食品の問題を監視し規制したり、必要な情報発信する、推奨も否定もされていない行政という中立的な立場の方
(独)国立健康・栄養研究所 情報センター長 梅垣敬三先生 (講演を拝聴した当時の役職名)
講演テーマは「サプリメントの現状と問題点ー健康被害の未然防止と拡大防止を中心にー」
健康と栄養
生活習慣の改善が大切
梅垣先生は、サプリメントを推奨しているわけではない
1.多様なサプリメント
2.サプリメントの問題点
3.サプリメントは医療に利用できるか?
4.今後の課題
の4つに分けての内容でした。以下が主な内容です
今回は前半の1.2のお話になります
1)多様なサプリメント
健康食品、サプリメントの定義に関して
保健機能食品に関して
DSHEA法(1994年 米国)に関して
摂取する物の形態と健康効果の関係について
葉酸……妊娠1か月前~3か月前に摂取
胎児の奇形を防ぐためにもかなり大切な栄養素である
サプリメントー食事の中に含まれている(日本)
みんなに安全なものはない
⇒ 有害事象がおこる場合(人)があるため
表示の教育
⇒表示を読み取る教育をすることも必要であり大切
表示内容に関心を持つことが重要
栄養機能食品(規格基準型の食品)
⇒ ビタミン12成分(ビタミンK以外のもの)とミネラル5成分について
は決められた栄養機能表示が可能である
習慣的な摂取量と耐容上限量について
⇒ 習慣的な栄養補給で凸凹があって良い
サプリメントの本来の利用目的
⇒ 必要な成分の補給・補完
栄養素等の摂取状況を把握し、不足している状況で利用すること
栄養目的と病気の治療や治癒の目的では 成分摂取量は異なる
錠剤・カプセル状の製品には、利点もあるが欠点もある(過剰摂取)
食べるという満足感、満足度は満たさない
2)サプリメントの問題点
サプリメントの摂取基準量
⇒ 海外…体重70Kg 日本50Kgの体重が基準になっている
輸入物には特に注意が必要である
健康情報の伝達経路と特徴
・企業…販売に不利な情報は出さない
・メディア…情報発信が早く効率的で白黒ハッキリ
拡大解釈されている可能性も多々ある
・消費者…手軽に希望を叶えたい
病気になると藁にもすがりたい、希望を持ちたい
白黒ハッキリとした情報が欲しい
友人や知人が勧めていた、
テレビや新聞、ネットのメディアで紹介されていた
・公的機関…公正中立 難しい つまらない、白黒ハッキリとしない
(梅垣先生の立場はココ‼である)
食品の安全性・有効性に関する誤解
⇒ イメージで捉えられている
天然・自然ならば安全、化学合成品は危険か?
→調べてみなければわからない
天然・自然の植物や動物にも有毒成分は存在する
特定の成分の摂取量が考慮されていない
食品中に良いと言われている成分が微量で含まれていても
有効?多量に含まれていても安全なの?
→微量であれば効果は期待できないかも
多量に含まれていれば危険かも
体験談の問題
⇒ 科学的方法での検討する必要性がある
→再現性がある実験データが必要である
健康被害について
⇒ 食品にゼロリスクを求めることは現実には不可能
→無承認無許可医薬品の問題、体質に合わない製品の利用
アレルギーの問題 利用方法の問題 過剰摂取
⇒ 有害事象
→わからないものは摂取しない方は安全である
一般的な食品はわかっていることが多い
健康食品は??取らない方が良いことが多い
⇒ 悪質な製品
→違法製品 有害物質の混入 医薬品成分を含有
経済被害の問題について
⇒ 高額な製品の購入
医薬品と健康食品の3つの違い
⇒ 食品として流通しているサプリメント、健康食品と
医薬品は明確に区別されている
→品質の違い、対象者の違い、管理体制の違い
法的根拠の違い「薬機法」「食品衛生法」「健康増進法」など
などのお話が講演会の前半部分の内容でした
対象は、医療関係者だけに限らずにセラピストや一般の方に向けた内容のものでした
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