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今までに試して補完代替医療について…サプリメント(栄養療法) その5

私の複数の持病の経過の中で いくつかの補完代替医療、統合医療を試してみました

現在は その中で私には これが合うと感じものだけを取り入れています
基本的には 現在は保険治療の範囲内ものだけを取り入れています

ハーブ、アロマ、気功・太極拳、サプリメント・栄養療法、鍼灸などを試してみました

以前から興味があったものであり 実際には、知人を介して紹介された直接のつながりの方からお話を聞いた上で試してみたものであり、リアルな知人になったあとに 私にとっては信頼できると感じたあとで試してみたものでした

サプリメント・栄養療法については シリーズものとして全3回で、医療、科学、行政の各立場の方からの講演を受講しました

ユーザーとしての医療面から利用する側の
●栄養療法、オソーモレキュラー、分子整合性栄養医学を臨床治療に取り入れている医師の立場の方

新宿溝口クリニック 溝口徹先生 (講演を拝聴した当時の役職名)


科学的な面を見出し、商品を作り売る側の
●サプリメントを研究し、製造販売されているメーカーの立場の方

健康科学大学教授、DHC研究顧問 蒲原聖可先生 (講演を拝聴した当時の役職名)

★サプリメントの情報を中立的に見ている、問題があれば警告規制する側の
●サプリメントを含むいわゆる健康食品の問題を監視し規制したり、必要な情報発信する、推奨も否定もされていない行政という中立的な立場の方

(独)国立健康・栄養研究所 情報センター長 梅垣敬三先生 (講演を拝聴した当時の役職名)
講演テーマは「サプリメントの現状と問題点ー健康被害の未然防止と拡大防止を中心にー」


医療、科学、行政と3つのそれぞれの立場の方から あらゆる角度から正しい使い方や考え方の基本を学ぶというものでした

この講師のお三方はかなり著名な方々なのでお名前を記載しておきます

他にも現場での現場での臨床治療に取り入れている医師のお話も聞いたことがありました



以下講演を聞いてのまとめのノートより
(長くなるので前半と後半にわけます)

サプリメントの情報を中立的に見ている、問題があれば警告規制する側の
●サプリメントを含むいわゆる健康食品の問題を監視し規制したり、必要な情報発信する、推奨も否定もされていない行政という中立的な立場の方

(独)国立健康・栄養研究所 情報センター長 梅垣敬三先生 (講演を拝聴した当時の役職名)
講演テーマは「サプリメントの現状と問題点ー健康被害の未然防止と拡大防止を中心にー」

健康と栄養
生活習慣の改善が大切
梅垣先生は、サプリメントを推奨しているわけではない

1.多様なサプリメント
2.サプリメントの問題点
3.サプリメントは医療に利用できるか?
4.今後の課題
の4つに分けての内容でした。以下が主な内容です

ここからは、後半の3.4の内容になります

3)サプリメントは医療に利用できるか?
  素材の組み合わせによる有害事情の発現
  安全性・有効性を考える上で原材料ならびに製品の品質・規格管理
  健康被害が出たものもある
   →トリプトファンと好酸球増多筋痛症候群 
    セレンを過剰に含有していた
  病者に対するデータの問題、サプリメントの誤用・併用時の問題
   →医薬品との相互作用の問題・薬効減弱、副作用の増強
    成分重複の問題、
    現在の治療の放棄…症状の悪化 
  利用環境の問題
   →基本的にサプリは自己判断での利用できるがその分
     有害影響も検出が困難 
    医薬品だと医療関係者の管理下で利用するのでその分
     有害影響の検出は容易
    


4)今後の課題
  専門職と消費者の認識の違い 認識のズレ
   情報伝達についてと情報収集
  GMP認定マーク…Good Manufacturing Practice( 適正製造規範)
    →原材料の入庫から製造、出荷までの全ての過程において、製品が
    「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるように定められた
     規制とシステムのこと
  がん患者における健康食品の利用
  現在の品質の管理と科学的データの蓄積
  有害事象の評価方法、有害事象から得られる情報
  利用者は、健康被害の未然防止・拡大防止対応で利用状況をメモする
    →「健康食品手帳」(東京都 健康食品ナビより)
 https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/kj_shoku/kenkounavi/kouhoumat/uid_5e338a6c082a3/

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  体調に異常を感じたら
    すぐに使用をやめる→医療機関を受診→最寄りも保健所に連絡
  患者は医療関係者に話し、医療関係者は患者に質問する対応が重要
    →医療関係者は適切な治療はできなくなる
     患者は適切な治療が受けられなくなることも
  生活習慣の改善!が大切

5)情報提供サイト
 ・国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所
  「健康食品」の安全性・有効性データベース
  https://hfnet.nibiohn.go.jp/

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 ・厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』
  厚生労働省eJIM(イージム:「統合医療」情報発信サイト)
   健康食品
  https://www.ejim.ncgg.go.jp/doc/index_food.html?msclkid=6049bca0ae8f11ecbe9c3ae45875275f

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 ・東京都保健福祉局 東京都健康安全研究センター
  健康食品ナビ 
  https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/kj_shoku/kenkounavi/?msclkid=0b50fc4faea111eca2e72f58198f78cf

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などのお話が講演会の後半の内容でした
対象は、医療関係者だけに限らずにセラピストや一般の方に向けた内容のものでした

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