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カラダにも春が来た!

自然と触れあうなんて聞くと

山や川に行くことを思い浮かべる人が多いんだけど

ぼくらの一番身近にある自然は

なんと言っても、このカラダになる。

カラダという自然の営みにダメージを与えていて

尚且つほとんど放置されている要因が打撲。


過去に体験した出来事

たとえば被災体験や戦災体験

親や友達に投げかけられた言葉

それらはショックを受けた衝撃ともに

心理的な打撲としてぼくらの記憶に残っている。


残っているのは脳内の記憶

脳内のマトリックス(仮想現実)の中だけの話だと思っていた。

ところが、愉気をしながらカラダにふれる体験を積み重ねていくと

リアルにふれることのできるカラダにも

過去の打撲の記憶が刻まれていることが分かってくる。


最初にカラダを観察していたときから

鈍りの大元になっているのが打撲だと判断していた方がいた。

背骨の腰椎2番がまるでステンレスコーティングを施したように硬直していた。

触り心地は、もはや骨じゃなくって金属。

尋ねてみると学生時代にアメフトの選手だった方だった。

アメフト、ラグビー、ボクシング、空手、相撲などをしていればカラダじゅう打撲だらけ。


打撲の鈍りを取り除くために打撲の呼び起こしの愉気をしていく。

ところが40年以上もカラダに存在していた打撲の痕跡はなかなか変化を起こしてくれなかった。


日本には四季があるように

カラダという自然も四季の影響を受けている。

芽吹く季節である春

カラダも例外じゃなくって、春が訪れる。


今まで遅々として変化が乏しかった硬直が

春が訪れたら途端に緩んできた。


椎骨を覆っていたステンレスコーティングがわずかだか

初めて変化を見せてくれた。


その変化の影響を受けて

お腹に今まで表現したことのないヌメリのような脂が浮きだしてきた。

カラダに現れてきた春の兆し。


カラダという自然にとってみたら

いきなり皮膚を切って侵入してくるメスだって立派な打撲でしかない。

ちょうどアメフトの方の腹部に変化が出てきた同じ週。

過去に教えていただいただけでも6か所はメスを入れている方の

お腹でも同じようなヌメリが浮き出してきた。


カラダに残っている打撲の痕跡、鈍りを解消すべく

整体指導では毎回、打撲の呼び起こしの愉気を行っていた。

春の訪れにカラダが感応して緩んできたタイミングで

時を同じくしてお腹にヌメリが浮き上がってきた。


ヌメリが出てきた場所は

今までも愉気をしていた場所なんだけど

春が来るまでは大きな変化を起こしてくれなかった。


住まいも昔に比べたら気密性が高くなっているし

洋服の保温性能も格段に向上している。

都市部に住んでいたら四季を感じにくくなっているわけだけど

カラダはちゃんと四季を感じているんだね。

カラダって自然そのものなんだと実感させてくれた出来事でした。



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