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秀悦記事、拾わせていただきました ご紹介させていただきます

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あたしが「スキ」した記事の中で、みなさまに是非ご紹介したい記事をピックアップしました。
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記事一覧

noterにファンは要るのかな

うちの祖父(以下、爺さん)は大の応援好きだった うちの大おじが議員だったこともあり 後援会の役員や自治会の役員など、自ら挙手し 家のことは二の次 祖母と頻繁にケンカへ突入した 誰かを応援するとは多少の自己犠牲ありき 爺さんを見ていた感想で お金を全く使わず、SNSにイイネするだけで 応援やファンだと言えるのか、考えてみる 議員でも、アーティストでも 名を馳せた人物であるなら 応援に自己犠牲は不要だろう 1人ぐらい選挙やライブに来なくても 大した影響はない しかし初出馬

詩: ある女との出逢い

星空にできる月の輪は 穏やかな笑顔のあなたを映す 壮齢になっても色褪せない美は 画廊にかかる絵のようで 時空を止めることなく心を奪う輝き 知性と深慮が滴り 周囲を煌めかせる光彩 雅やかな雰囲気に身を包み 品位と気遣いが目を惹く 人々が見惚れる姿に たくさんの思いが集中する 経験を積み重ねた温かさに 男性たちは魅了されてゆく 透明な俊敏さが 中年でありながら永遠に続く清らかな詩を思わせる

いじめっ子天国

昔の上司が誕生日だと気づいた 当時、上司は御令嬢のなりゆきを心配され 悩んでいた 御令嬢は教師で 自身の受け持ちが学級崩壊し、うつ病に陥った 学級崩壊に至った原因はクラスのイジメだった クラスにはイジメがあり、親分児童が子分を従え 好き放題だったという イジメられた児童は不登校になり 教師が親分児童を叱っても聞く耳を持たない 教師は、子分児童を集めて叱ったところ 子分児童が堪りかねて親分児童を無視 親分児童をよく思わない児童も 親分児童を無視していたら 親分児童の親が

Forget Me Not(第11章)

これは何?  絵を描けなくなった画家である日向理仁を中心に、湖畔で起きた失踪事件の解明を試みるお話。 第11章  青葉と墓参りに行く日の朝、私は6時に起き上がってシャワーを浴びた。きちんと歯を磨き、きちんと髭を剃った。そしてきちんとアイロンをかけたシャツとデニムを着て、ヘアワックスで髪を整えた。もう何年も行ってなかった墓参りに対して、これで一応の姿勢は作れただろう。8時には朝食が出来上がっていた。コーヒー、パン、目玉焼き、ハム。上品な朝だ。  約束の10時に、私は車で青葉

カントにおける悟の言語説明について

悟につきましては前回、道元禅師の言葉を用いて説明を書きました 以下は前回の文書です。 ———————————————————————— 『僕』は宗教というものにあまり傾倒するわけではありませんがそれでも自分の気づきになることは多いためよく学ぶ機会を持とうとすることがあります。 悟りというものはどのようなものなのかということを道元禅師の言葉で綴る事ができるため書いてみようと思います。 悟と迷は必ず在るものです 自己をはこびて万法を修証するを迷とす 万法をすすみて自己

光と瞑想: 仏教から見た聖書解釈

1.はじめに私たちは、無数の宗教、信仰、精神的な教えが世界中で共有されている世界に生きています。これらの教えは、その背後にある文化、哲学、倫理観を表現する鏡であり、それぞれが異なる道を示しています。その中でも、仏教とキリスト教は、世界で最も広く信仰されている宗教の一部であり、それぞれが独自の哲学と教義を持っています。 本書の目的は、これら二つの宗教間の対話を促進し、相互理解を深めることです。これは、仏教から見た聖書解釈を通じて行われます。なぜ仏教の視点から聖書を読むのでしょ

友達、少ないっすよ

どこのコミュニティにも属さないわたしは 友達が少ない たまに 「ももまろは友達が多い」 何を基準に言っているのかな 逆に少ないと言われても、基準が不明 大方、発言者が基準なんだと思う 成人、各種学校を卒業したら友達は減る 人生の節目にくれば、尚更のこと 子どもが誕生し、ママ友ができれば増えるかもしれないが、趣味なりコミュニティに所属しないと 会社勤務だけでは 友達は減るか、現状維持だと想像する そもそも、どの程度を指して「友達」なのか 全世界なりの尺度がほしい 人それ

イジメのはなし、一旦結論

2月にわたしは自分が 自己愛性パーソナリティ障害かサイコパスか 正式に精神科へ診断を求めた 結果は違っていた 医師曰く 「そういったのは病気じゃなく、性格 病質がある本人が障害があるなど疑わない 自分は普通と思ってるものです 大概は病質のある人の家族が相談に来て でも、自己愛性パーソナリティ障害にしろ 治す薬がないんですよ」 ◇◆◇ いつとは書けないが うちの近所で生徒が相次いで自死した 1人は学校でのイジメ、他は親からの虐待 わたしが住む場所は 「今、誰かが亡くなっ

片想い、怖い…のです

トラウマがあり わたしは片想いが狂気に感じる  相手から好きになってもらわないと心は開けない 片想い中の女子とは少し距離を取る 子どもは残酷な生き物で、割と素直にできている クラスの男子が女子の顔面に点数をつけたり 好きだと告白してもらったものを晒したり 男子も照れがあって意地悪したかもしれないが 見ている光景を俯瞰できるだけの力はなく わたしへ実害がなくても 「人を好きになると罰が与えられる」 誤った認識が今でも拭いきれない 誤認はわたし自身が強化した思考で 片想

頭が良い人をぶった斬る

知識と知恵 知識が豊富なのは素晴らしいが 知恵があってナンボだと思う 段ボール箱いっぱいのレゴブロックが知識なら レゴブロックで創作するのが知恵 知識があっても「よく知ってるね」だけで 人として頼りになるのは知恵がある人 ざっくり知識と知恵が一緒くたになって 尊敬されているが、わたしは別物だと感じている 知識量は多いが、自分や誰かのために使えない ただ、ひけらかすのは頭が良いと到底思えない 持っている知恵を経験則に従い 組み合わせて選択しているのが価値観と言うなら

人の冷蔵庫は勝手に開けない。

へ?なんの話? 今日は こちらの本を読んで、なるほどーと思ったことを紹介しようかと。 Audible会員は会費内で聞けます。 で、どんな本かというと。 よくある「傾聴は大事だよ」って本かと思って、期待せず気軽に聞き始めたのですが(←失礼w)、納得できるポイントがいくつかあったので紹介したいなあと。 題名どおり、 人の話を「否定しない」ことは大事だよって話なのですが… 否定しないにしても、提案をしたくなった場合はどうする?という話題が載っていて。 … 誰しも、提案

身に覚えがないこと

猫の奈々が叱られた 夜、静かな部屋でわたしと2人きり 奈々はわたしの足元で姿勢を崩して座り 眼は目的もなく壁を見つめて わたしは端末で調べもの ニュースを一読し、分からない部分を深掘りする うちの夜なぞ、こんな感じ 遠くからよそ様の猫が鳴いている この猫は飼い猫で、夜になると徘徊し 肥えた体躯は奈々の約1.2倍 首輪もしている立派な白ネコ もう、白ネコが鳴くのは慣れて 鳴き声だけ耳はキャッチし、窓から見るまでもなく 「また出してる」 批判的な想いがある頃 白ネコが別

かんたんに恋愛について書く

恋愛関係でも、人間関係でも 『好き』『嫌い』の二択だと思う 相手のことを無関心でも、どちらかに振って シンプルにこの2つかな 長続きする恋愛は 相手と一緒に居て楽しい、お互いが楽しい そして相手に敬意を持ち続けるから続く 相手の感情を知り、ケースによって距離を変える 結論は以上 恋愛は駆け引き上手がやるものというのは、疑問 わたしは駆け引きされるのが苦手で カマをかける、当てつけする、意地悪する 騙して反応を見られるのは、ちょっと 「本当に好きなのかな?愛されているの

お布施とキャッシュレス社会を考える

お布施のキャッシュレス決済に、京都仏教会が反対声明「お布施のキャッシュレス決済に、京都仏教会が反対声明」のニュースが話題となっています。私も何人かの方から「どう思いますか?」と意見を求められたので、自分なりに考えてみました。 京都の名所・清水寺や金閣寺、 銀閣寺など、およそ1,000の寺院が加盟する京都仏教会といえば、「古都税」の際にも注目された組織です。(「古都税」については、こちら藤村健一先生の論文がよくまとまっていたので引用しておきます) まずはメディア各社のニュー