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あたしが王子小劇場にいたころ~疾風篇~
1 発端の発端
「じゃマール」という雑誌をご存知だろうか?
ある年代以上ある年代以下ある地域在住のひとは『あったあった!』と声をあげることだろうと思う。
劇団ありよりのあり配信公演「箱の中身はなんじゃろな?」について(派手にネタバレします) -また、見出されざる喜劇作家北村美玖について-
2年前?3年前?から注目している劇作家が劇団ありよりのありの北村美玖だ。劇団では女の子芝居を、企画によっては男芝居を書き、また、コントチームに脚本提供もしているらしい(未見)
配信公演「箱の中身はなんじゃろな?」も北村のらしさがよく出ていた。過去2作をみた限り、北村作劇の特徴は「全体の構造の巧みさ」「セリフのムダのなさ」「くすぐりのうまさ」だと思っているが、今作もそうであった。
まず、「10年
未亡人と友人(仮) 女2人 10分
スイカと磁気カードが並存していた2004年ころのはなし。
女1(旦那を亡くしたばかり。喪主。喪服)
女2(女1の友人。喪服)
斎場。
椅子が2つ。舞台上には祭壇の位置も決められている。
喪主である女1の挨拶が始まる。
1 一言ご挨拶をもうしあげます。私は、故人、高柳利夫の妻でございます。本日はみなさまご多忙のところ主人のためにご会葬いただきましてまことにありがとうござ
怒りの獣神、アンコール
深夜の新日本プロレスの放送で、ライガーの引退が発表された。
「くるべきものがきたか」と思った。
1989年から闘っている、ジュニアのレジェンド。
ここ何年かは試合はするものの、華々しい舞台、ベルト戦線からは身を引いている。いくら神でも不老不死ではない。覚悟はしていた。
2020のドーム2daysで引退。
俺は新日本プロレスが好きだが、会場には1.4のドームと夏のG1の最終日にしかいかない
ツイ廃が8万インプレッションと32万インプレッションの違いをレポートする
ありがたいことに、最近のツイートが32万インプレッションをいただきました。(まだ増加中)
もろもろの宣伝もかねつつ、過去の8万インプレッションのツイートと今回の32万インプレッションのツイートの違いをレポートします。(記・2019.6.20)
自己紹介まず、あたしはツイ廃です。あたしに近しい人は「たまさんに連絡があるときはメールよりツイッターのDM」とDMを送ってきます。
あたしのフォロワー
招待ごときでいくほどヒマじゃない
Twitterのプロフィールに「小劇場よく見ます」って書いてるからだと思うんだけど、「みにきてください」「招待します」ってDMがしばしばくんだけど、うーんけどねぇ、悪いけどいかんのよ、いけんのよ。今土日も勤務ある仕事だからさ、芝居観る本数激減してて、スケジュールあいたときはいくんだけどさ、だからさ、なんつーの、「スケジュールがあいたら可能な限りいくけど、誘われた芝居のためにスケジュールあける余裕は
もっとみる「未来のミライ」の感想と、トイアンナ氏の未来のミライ評はここがおかしい(ネタバレします)
まあ、「未来のミライ」を見てきたんですけど、世間の評判どおり、おもしろいかっていわれたら「サマーウォーズ」の方がおもしろいよね。
んで、その原因は「物語の構造が対立の激化を伴ってないから」だと思うんですけど、んー、説明すると、物語というのは「対立が解決する一連のお話」です。んで、おもしろい物語の場合、対立は時間とともに激化します。「未来のミライ」ってはなしはまとめると、『主人公、4歳のくんちゃん
シラカンはどこがおもしろいのか(派手にネタバレします)あと、それといっしょに考えた美大出身劇団のこととか思い出とか
東京学生演劇祭Cプログラムのシラカン「永遠とわ」がとんでもなくおもしろくて、んで、何がおもしろかったのかを書きます。
おもしろかった点は3つ。「構造」「人物造形」「雰囲気」(文中のセリフは「こんなこといってた」という意味のもので実際のセリフではありません)
1 「構造」がおもしろかった
登場人物は3人と謎の鳥
女1 (机が好き。今日から同棲をはじめる)
女2 (女1の幼稚園からの幼馴染。
「アベやめろ」の気持ち悪さ 今回の選挙で考えたこと
この記事は7月8日に書いている。10日にアップする予定だ。
アップするころには速報で大勢が判明しているでしょう。まあ選挙の分析はデータあつかえる立場のひとにお任せして、今回の選挙で感じた、いや、実はずっと感じていたのかもしれない違和感に自分の解釈がみつかったのでちょっとそれを書きます。
さて、4つのメッセージを書きます。あなたが「のれる」メッセージはどれですか?「のれない」メッセージはどれです