見出し画像

母ちゃんに息抜き時間をください

夫が育休を3週間の育休を取ることになった。


「夫よ、ありがとう!!!!」

よりも先に、「たったそれだけ?」と心の中で不満たらたら顔をしたわたし。

この状況、『いい旦那さんですね』という人もいれば、『大してなんもできないね、それっぽっちなら』という人もいる。

わたしも、もれなく多くを期待しすぎた女だったので、今回のは思ってたのと違う展開だった。出産前から、夫には育休をとってほしい旨を伝えていたし、引越しのもろもろもあるから、年末くらいまではとってほしいと思っていたし、伝えていたはずだった。もちろんその間収入が減ることも承知済みで。だから蓋をあけてみたら、たったの3週間しかとらないつもりの夫に正直がっかりしたのだ。

「あなたが9月から育休取れると思って、実家からこっちに帰ってくる日を決めたのに、なんで!?」

「初の子どもだし、二人で育児楽しみたいし、引っ越しもあるから年末まではとってほしかったのに」

「てか、報告遅いんじゃ、ボケ!!!!」


と、人から見たら贅沢わがまま極まりない悪態をついていたのだけど、紛れもない本心です(笑)

とはいえ、正直なところ、日々育児をしているとどうしても母親に偏らざるを得ないな〜というのも実感している。その一つが授乳。現在母乳メインで育ててるのもあり、我が子ちゃんをあやす最終奥義を持ってるのはわたしなのだ。その点については、おっぱいのない夫に対し「すまんな・・」と心の中で謎の同情(?)をしている。
あとはこれは母性父性の話なのか、個性の話なのか、はたまた経験の話なのかわからないけど、我が子ちゃんがぐずった時に面倒を見るというアクションが夫はいつも遅い。わたしももう少し(夫の)様子を見ていればいいのかもしれないけど、つい我が子の様子を見に行ってしまうから、結局自分の方があやすことが多い気がする。

夫に対する不満が募っていた折、自治体のファミリーサポートサービスを利用してみた。なんと1時間500円で子供の面倒を見てくれる、というサービス。今回わたしが利用したのは、どうしても受けたいスイーツ講座があったから。
その講座は講師の方の家で開校していたため、『赤ちゃん、子供連れでも大丈夫ですよ〜。うちの母親がお守りしますから』と、今のわたしにとっては渡りに船なお言葉!なので、ギリギリまで対面するかオンラインにするか迷った。迷った結果、ベビーカーと重い荷物を持って一人での移動ができる自信がない・・・となり、結果、オンラインでの受講にした。


初のオンライン料理教室とベビーシッターデビュー。

「持ってる調理機材で間に合うかな・・」
「レッスンの進行についていけるかな・・」
「シッターさんが変な人だったらどうしよう」
「レッスンがもし延長になっても、シッターさんはみてくれるだろうか」

不安はあったものの、それ以上に「アタシにも息抜きを・・!」という勢いが勝っていた。物事は勢いである。

当日我が家にシッターさんを迎え、簡単な連絡事項伝えて、わたしはオンラインレッスンに、我が子ちゃんはシッターさんに。わずか5mの距離。ドアは開け放っていたので、わたしもレッスンに集中できるかな〜なんて思っていたのだけど。始まってしまえば、お菓子作りに没頭することができた。オンラインだったので、進行についていくために必死だったのもあるけど、シッターさんが我が子ちゃんを面倒見てくれているという安心感。そう、この安心感が夫にはかけている!(笑)

レッスンに集中してはいるものの、同じ空間にはいるので声は聞こえてくる。
我が子ちゃんがたま〜にぐずってもシッターさんが優しくあやしてくれていたし、寝てる時間以外は話しかけたりあやしたりしてくれているのがわかったので、安心してお菓子作りを楽しむことができた。



育児、家事におわれながらも、こんなにちゃんとやってるわたし偉いな〜と再び酔うのだけど、こういうのは結構大事だったりする。だって褒めてくれる人いないし、息抜きに遊びに行くことだってできないし。そんなわたしにとって今回のスイーツ講座は、充実した時間だったし、刺激にもなった。


でもやっぱり久々に買い物行きたいし、カフェとか行きたい。
とりあえず夫が育休取ったら、友人と会う約束の一つでも入れさせてほしいと密かに考えている。

この記事が参加している募集

私のストレス解消法

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?