「Daddy-Long-Legs」を読んだ中二女子の感想
そっか、こういう終わり方をするんだなぁ・・・。と思いました。
はじめの方を読んでいるときはお転婆で想像が好きな、「赤毛のアン」のアンみたいな女の子が頭の中を飛び回っていたのですが終わりの数ページを読む時には落ち着いて、ゆっくり、噛みしめるように読みました。
結構同じようなことが続いたりもするので飽きてきたところもあったのですが、最後はなんだか感動しました。
でもやっぱり、もう一回日本語で読もうかなぁ・・・。
まず最初に思ったのが、こんな本の書き方があるんだな。ということです。
あしながおじさんにジュディが送る手紙だけで物語が進んでいく。
しかも四年分。
これは・・・どうやって書いたんでしょう?
この本の作者さん・・・Jean Websterさんは相当の集中力の持ち主だと思います。
それか純粋にこういう書き方が好きだったのか。
いずれにせよ、私は書けないです。一年分くらいで力尽きると思います。
ここまで同じテンションで書いていたら、たぶん途中で飽きます。
完結まで行かないでしょうし、たぶんあしながおじさんはもっと早く出てくることになりますね。
(まぁ、本職の作家さんと文芸部部員を比べるものではないですが。)
さて、「ティファニーで朝食を」がほぼ理解できなかった私ですが、この「あしながおじさん」は大体理解することができました。
これまで読んできた英語の本に比べると分厚いのですが、やっぱり少女向けの小説というだけはあるようです。(ですよね?)
と言っても最後の方の手紙は急いで読んだこともあって頭にはいっているかは謎ですが。
一番最後の手紙とか、最後から二番目のとか、本当に終盤のはちゃんと読んだんですけどね。
だからあしながおじさんの正体は知っています。
そうきたか!という、予測出来ていたような出来ていなかったような。そんな感覚になりました。
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