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カフェイン過敏症がいつの間にか完全に治ってた件


どうもみなさんあゆむです。

今回はタイトルの通りカフェイン過敏症が治っていた話です、それもちょっと良くなったとかじゃなくて完全に。さらにいうと今はややカフェイン依存症じゃないかってくらいにコーヒーとか飲んでます。

この記事はコーヒーが普通に飲める人にとってはあまり関係ない話かもしれません。しかし、かつての自分のようにカフェイン過敏症に苦しめられた人にとっては参考になると思い書いてみました。

ただ、カフェイン過敏症がなぜ治ったのか正直なところ自分でもよくわかっていません。いつも自分のnoteには出来るだけ科学研究等、根拠となるようなものを載せるようにしています。ですが今回はそういったものがあまりなく実体験ベースになりますが、いくつかの仮説を考えましたので是非ご覧ください。


自分のカフェインとの付き合い

まず、私あゆむのカフェインとの関係を見ていきます。自分は子供のころからカフェオレや紅茶、コーラ等は普通に飲めておりました。なので根っからのカフェイン過敏症というわけでは無かったのは確かです。

ただ、高校生ぐらいまではコーヒーをブラックで飲む事はありませんでしたし、たまに飲むと少し苦しくなったのであまりカフェインに強いというわけでもありませんでした。

しかし大人になるにつれ、カフェイン耐性がついてきたのか大学生になる頃にはガバガバ飲むようになっていました。


以前のnoteに高速音読をする以前は頭が働かなかったという事を書いていたと思います。実際当時は常にボーっとしていました。

なので、音読と出会う以前はカフェインに頼りまくりの日々でした。なにしろ頭が常にボーっとしているのでカフェインで喝を入れないとまともに働いてくれなかったのです。

またその後も、一日中働かなくてはいけない時などは自分に活を入れる為にコーヒー、コーラ、エナジードリンクをけっこう飲んでいました。朝コーヒーを飲んで、昼にコーラ、夜にラストスパートの為にエナジードリンクという感じです。

少なくともこの頃まではむしろ過敏どころか依存くらいの感じだったのです。しかし、この頃から徐々にに暗雲が立ち込めた始めたというかカフェインの負の部分にも気づき始めました。

というのもカフェインを摂り過ぎた時に明らかに不安感が増すのです。また不安な時にカフェインを摂ると不安がより増幅されます。つまり不安とカフェインは密接に関係していることに気が付きました。

ちなみにカフェインの興奮作用や不安との関係についてはこちらのnoteの中にも書いてあるので御覧ください↓↓↓。

そして、ネット漬けと座りっぱなしの生活になり生活習慣が乱れ情緒不安定がひどくなると共にカフェインを含むものを一切摂れなくなりました。
今ではその頃の事を思い出すのも難しいのですが、ただでさえ情緒不安定だったのでカフェインのような興奮作用のあるものはとれなくなっていたのです。飲んだら即座に不安や緊張に襲われ、また夜はまったく眠れなくなりました。

それはネット断食と生活習慣の改善をしてからもしばらく続いていました。正確にいうと良くなる時期と悪化する時期を交互に繰り返す感じでした。
ただ大きな傾向としては良くなっていて、調子のいい日は飲めるようにはなっていました。

そしてネット断食&生活改善をして一年ちょっと経った現在、気が付くと普通にコーヒーやらコーラをガバガバ飲んでいる自分がいました。もはや気にもしていません、良くなってるどころか完全に過敏症が消失しています、それどころかむしろ依存症です(笑)。


何故カフェイン過敏症が治っていたのか4つの仮説

何故こうなったのか自分でもよくわからないのですが、自分なりに考えたり調べたりしていくつかの候補をあげてみました。

1.メンタルが安定した為。
2.だんだんとカフェインに慣れていった為。
3.大幅な減量で脂肪肝が解消され肝機能が正常になった為。
4.断食で脳神経がリセットされた為?。

それでは上から順番に見ていきたいと思います。


仮説その①メンタルが安定した為。

これは自分的に一番可能性が高いんじゃないかと思っています。なぜなら先にも書いたようにカフェインとメンタル、特に不安はかなり密接に関係しています。カフェインを摂り過ぎると不安になるし、不安な時にカフェインを摂ると不安がより増します。それはカフェインに興奮作用があるためです。

人間は神経が程よく興奮してる時が一番調子もよく気分もいいです。興奮が足りないと無気力や退屈感、眠気を感じ、逆に興奮過剰だと不安や過緊張、パニックになります。なのでメンタルが不安定であればあるほどカフェインは危険という事になります。

逆にいうとメンタルが安定すればするほどカフェインを飲んでも大丈夫という事にもなります。自分はこの一年ネット断食や生活習慣の改善、心理療法等の継続でメンタルが格段に回復し安定しました。なのでカフェインを飲んでも大丈夫になったんじゃないかと思います。


仮説その②だんだんとカフェインに慣れていった為。

これも大いにありうると思いました。お酒を飲み続けるとだんだん強くなるという事がありますが、カフェインも飲み続けると少しずつ耐性がついてきます。つまり身体がカフェインに慣れてくるのです。最初は一杯のコーヒーしか飲めなかったのがだんだん二杯、三杯と飲める量が増えてきます。

これが行き過ぎると依存症になりますが、単純にカフェインに強くなった、慣れたとみる事もできます。自分の場合はメンタルが安定するにつれ緑茶等を少しづつ飲むようにしていたのでいつの間にかカフェインに慣れていっていたのかもしれません。

そしてこれは多分さっきの仮説その①と連動していると思います。

①メンタルが安定したので飲めるカフェインの量や頻度が増えた。
              ↓
②その分カフェイン耐性もついて来てますます飲めるようになった。

という感じだと思います。



仮説その③大幅なダイエットで脂肪肝が解消され肝機能が正常になった為。


これも実はあるんじゃないかと思いました。ですがたぶんそうじゃないかというものなので確証はありません。また、自分が情緒不安定だった頃の話に脱線しますがお付き合い下さい。

去年の春頃まで自分は情緒不安定、特に怒りの感情がひどく心療内科に通っていました。その頃体重が80キロ近くあり、身長が164㎝くらいなのでかなりのデブでした。そして血液検査でも肝臓の数値と中性脂肪が高かったので脂肪肝だった可能性があります。

実際その当時の心療内科の先生にも肝臓が悪いんじゃないかと言われました。なぜ心療内科でそんな事を言われるのかというと、実はそこは東洋医学系の病院だったのです。東洋医学では心身を一つとしてみるので精神の問題でも身体をみるんだそうです、そして肝臓に効く漢方薬を処方してもらいました、大柴胡湯去大黄という漢方薬です。

自分としては怒りの感情がほんとにひどかったので強力な鎮静剤を求めたのですが先生が許可してくれませんでした。ちなみに東洋医学では怒りの感情は肝臓と深い関わりがあるそうです(目とも関係があるそう)。ただその当時は正直半信半疑でした。その後結局ネット断食で急激にメンタルが改善し、その事は忘れていました。

ですが一年たってあれってけっこう本当の事だったのかなと思いました。というのもこの一年で15キロほど落とし腹回りもだいぶ締まって体脂肪率も減ったので、おそらく脂肪肝も解消されたと思います。そしてそれと同時にメンタルも本格的に安定してきて(ネット断食と生活改善をした当初はまだムラがあった)前みたいに怒ることがなくなり、むしろなんで以前はあんなに怒っていたのだろうとさえ思うようになりました

思えば以前の怒りはほんとに異常でした、自分でも憑りつかれたんじゃないかと思うぐらいの激しい怒りでした、今あの当時と同じくらいの勢いで怒れと言われても絶対無理です。その異常な怒りというのはもしかしたらネット中毒&座り過ぎ&食べ過ぎでの急激な体重増加とそれに伴う肝臓の異常からきていたのかもしれません。

さらにさらに、実は自分は大学時代にもほぼ同じ事を経験しているのです。
詳しくはこちらのnoteの中に書いていますが、この時も10~15キロ程減量し、それと共に怒りっぽかった性格が安定したものへと変わっています。
この時もかなり太っていましたし酒もガバガバ飲んでいたので(アル中でした)脂肪肝だった可能性は高いです。

長々と書いたのですがここで肝臓とカフェインをつなげます。実は肝臓というのは数多くの代謝と関わっています、アルコール等もそうですがカフェインの代謝とも関わっているのです。

なので脂肪肝などで肝機能が低下していると処理できるカフェインの量も少なくなってきます。そうなると少しのカフェインでも過剰な反応が現れ、しかもそれが長く続いてしまいます。そして振り返ってみると自分がカフェインを飲めなくなって来た時期と不摂生で太り始めた時期が一致してるようにも感じるのです。

そして反対に最近やっと適正体重付近まで体重が落ちてきたのですが、それと共にカフェインが普通に飲めるようになってきてるように感じます。これはおそらく脂肪肝が完全に解消され、肝機能が正常になったからなのではと思うのです、あくまで推測ですが。

まとめると、自分の場合は肝機能の悪化が情緒不安定やカフェイン過敏に直接つながっていて、また肝機能の正常化がメンタルの安定やカフェインが飲めるようになってきている事と関連してるようにも感じます。

後もう一つ言うと、自分は去年からイノシトールというサプリを飲んでいます。これはカフェインを摂り過ぎた時や不安になった時に効くので飲んでいるのですが。このイノシトールは脂肪肝にも効くらしいのでその影響ももしかしたらあったのかもしれません。

また、研究でも内臓脂肪が多すぎると慢性的な炎症を発生させて脳や身体の機能を低下させるというのはわかっているので、ダイエットがプラスに働いたのは間違いないと思います。実際適正体重に近づいてからほんとに心身ともに調子いいですもん。

2020.3.13追記 
先日献血に行ったのですが、その血液検査の結果が本日届きました。
それによると肝臓に関わる数値であるALTとγ-GTP がどちらも以前より大幅に改善し正常値にもどっていました!。ALTが37でγ-GTP が19です。26歳以降では正常値になった記憶がないですし、生活改善を始めて3か月くらいの去年の春頃に測った時もまだオーバーしていたので、この9ヵ月くらいでけっこう劇的に肝臓が良くなったのは間違いないようです。
むしろ数値でみると20歳の頃より良くなってます(20歳の時の数値ALTが48でγ-GTP が52)。という事はやはりこの肝機能正常化説が正しかったのかなと思います。


仮説その③断食で脳神経がリセットされた為?。

これもたぶんそうかもしれないというレベルのものなので悪しからず。
最近日替わり断食というものにチャレンジしました、これはいろんなやり方があるのですが自分は一日断食→一日普通に食べる、というのを繰り返すスタイルのものをやっていたのですが、見事に挫折しましたw。

一日おきに断食するという事は一週間でトータル3~4日は断食するという事です、さすがにそれは人間業ではないと思いましたw。

しかし、得たものもありました。それはたとえ一日の断食でも結構な効果があるという事。具体的にいうとすごい元気になりますし、肌荒れがけっこう治ります。また自分の場合は断食の最中は鼻炎の症状ががきれいさっぱりなくなります、そしてそれなりに痩せます(しかもちゃんと体脂肪も落ちてるっぽい)。

ちなみに断食で代謝や筋肉が落ちて痩せにくくなるというのは長期の断食(72時間以上)の話であって、プチ断食や一日断食程度ではそんな事は起こらないという事は研究でもわかっています。詳しくはパレオさんの記事をどうぞ↓↓

そして今では週に1~2日断食をするようになったのですが。ちょうどその習慣が定着したあたりから本格的にカフェインが普通に飲めるようになってる実感があるのです。

それはさっきの仮説その③とも関連してるのかもしれません。自分は断食中でも運動はしっかりとしているので内臓脂肪、肝臓の脂肪が落ちたのかもしれません。また内臓に休息が与えられ各臓器がリフレッシュされているのかもしれないです。実際、身体は飢餓状態になるとオートファジーという仕組みが働き、不要な細胞や老廃物を栄養に変えてしまうそうです。

また、断食をすると脳の一部で脳神経の栄養因子であるBDNFが増加するという事もわかっています。BDNFは脳神経の成長を促し神経のネットワークのつながりを促進させ損傷を防ぎます。

なので、もしかしたらアンバランスになっていた脳神経を修復してその結果カフェイン過敏が治ったのかもしれないです。ただこれについてあまり確証がないのでよくわからんです。


まとめ

以上4つほど仮説を考えてみました。自分としては①のメンタル安定と②のカフェインへの慣れはほぼあってると思います。ただ実は③の肝機能の正常化が本命かもしれないと思っています。④はもしかしたらそうじゃないかというレベルなんですが、これも正直捨てきれないです。

また、この4つはどれが正解とかじゃなくてそれぞれ全部が連携してるようにも感じます。

今回は科学的な根拠もあまりなくかっちりした事がいえずもやもやした感じになってしまいましたが、カフェイン過敏症の人に少しでも参考になれば幸いです。

また自分はこのように再びカフェインが摂れるようになりましたが、遺伝的に飲めない人や今現在メンタルの不調を抱えている方は無理せずカフェインは控えた方がいいと思います。


今回も最後まで見て頂いてありがとうございました!

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