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ファントムリベラリスト 803M+RSBのシーバス実釣インプレ

ロッドを買った経緯シーバスとの格闘を日常にする私にとって、メインロッドはまさに戦友。長年にわたり、信頼を寄せてきたスコーピオン17113Rは素晴らしいパートナーだったが、最近、バラシが目立ち始めていた。魚の俊敏なランを支えきれず、手にするごとに「もう少しロッドが仕事をしてくれれば……」との思いが募るばかり。 7.6フィート以上のロッドを探し求めはや数ヶ月。グラスコンポジットのしなやかさにも一瞬心動かされたものの、長さとパワーがスタイルには合わず、選択肢から外れた。 候補は次

    • ビッグベイトの驚き!想像を超える5匹の釣果

      ビッグベイト。一般的には、大きな魚をターゲットだ。しかし、最近のビッグベイト釣行は、いつもとは少し違ったサプライズ釣果となった。 大型ルアーにヒットした意外な強者アーマジョイントを振り回していると、突如として強烈な引き。 「シーバスだ!」と確信し、期待を胸にリールを巻き始めたらあがってきたのはなんとウグイ。 とはいえ、50cmもの大きさ。だいたい釣れるときは8cm以下のシンペンやミノーで釣れるが、アーマジョイントに食らいつくなんて相当怒ってたか? ビッグベイトと外道王

      • 増水の恩恵?ロングドリフトでしとめた80m下流の魚との出会い

        先日、台風7号が関西を通過中に川に足を運んだ。 いつもの川は通常よりも驚くことに80cmも増水。ぶっといボディウォーターが目視でき、まるで洪水寸前。 この太すぎる流れのおかげで、逆に魚の居場所を特定しやすくなったのは言うまでもない。 流れもかなり早く、ロングドリフトをさせるにはまさに絶好のコンディション。本流を横切るように40mほどダウンクロスでキャスト。そこからスプールフリーにしてさらに+40mほど流す。 あっと間に80m下流へルアーが流される。 クラッチを戻し、ロッ

        • 2023年の驚異!特大ナマズが連発、メジャーを2回も出した釣りシーズン

          今年(2023)は、自分の中で話題沸騰の年になりそう。 ナマズの調子がめちゃめちゃいい。 いままで、ナマズ相手にメジャーをあてることはなかったが、今の段階で2回もメジャーを出すことになるとは驚き。 一体、何がおこっているのか。 ナマズ釣りを本格的に初めたのは1年前(2022年)の春ごろ。 普段はそこまで大きなサイズには出会えず、メジャーを使うことはなかった。 しかし、2023年に入ってからのナマズは何かが違う。 これまで居ないと思ってた太いサイズが釣れる。 はじめての

        ファントムリベラリスト 803M+RSBのシーバス実釣インプレ

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        • 多摩川釣行記
          11本

        記事

          アシストラインが与えるダメージの話

          長いこと針マネジメントやってるとNGなセッティングがでてくる。 シングルフックはフックアップ率が低く、魚をかけにくいというデメリットがある。 これを解決するために導入したが、アシストフック&段差フック仕様。 フックアップ率とバラ率が劇的に改善される。 確実なフックアップは魚を獲る成功の鍵だ。 ただし、アシストフック&段差フック仕様は結果として最悪な提案だ。 口切れしやすい魚へ一定のダメージを与える。 ファイト中にアシストラインが魚の口へ食い込むことがわかった。 わか

          アシストラインが与えるダメージの話

          「激流 x 強波動ルアー」=釣れる

          最近のお気に入りルアーバス用ルアーが好きだ。 アクション仕掛けを狙ったルアーが多い。 アメリカンルアーのおもちゃ感も好き。これは見た目の話。 ルアー釣りを初めたのは小3のごろ。 メガバス、スコーピオンアンタレス。憧れ。 買えもしないのに釣具屋に足しげく通った。 通ったでしょ?雑誌の立ち読みに。 今は、あの頃手の届かなかったルアーが手に入るようになった。 悲しいことだ。金が飛ぶ。 ところで、最近のお気に入りがこのルアー。 バス用だと思った? 最近のお気に入りはストリームデ

          「激流 x 強波動ルアー」=釣れる

          釣れるルアー・釣れないルアーそんなものはどうでもいい

          泳ぎすぎるルアーは釣れない!え!?ルアーフィッシング界隈では泳ぎすぎるルアーは釣れないという風潮がある。 情報収集してると、そういう論調の記事や動画をよく目にする。 「泳ぐか泳がないかギリギリの速度でデッドスローリトリーブするべし」 「デッドスティッキングはスレた魚に抜群に効く」などなど 泳がない(泳がせない)ほうが良いとされる。 実際、そういうシチュエーションに遭遇したこともある。 スレっ枯らしばかりのフィールド。 一般化されてる攻略法はイモグラブのドリフト1択。 ハー

          釣れるルアー・釣れないルアーそんなものはどうでもいい

          フロッグのフッキング率爆あがり - エンチェインドフックチューン

          フロッグはフッキング率が悪い。 ナマズが相手ならなおそれはさらに落ちる。 やっとのった!と思いきや即バレる。 つまるところフロッグは、それが原因で釣果率がほんと低い。 フッキング性能を除けばフロッグは超絶優秀なルアーだ。 飛距離、誘い、食わせ、価格。どれをとっても最高。 フッキング性能の悪さをフロッグの味として考えていたが、とあるナマズアングラーが持っていたフロッグに衝撃がはしった。 スナッグレス性能を損なわず、フッキング率を改善したチェーン式アシストフックを装備したフロ

          フロッグのフッキング率爆あがり - エンチェインドフックチューン

          先行者に遅れをとるな - 空白釣法

          先行者の空白を見つける定時ダッシュできればシーバス狙いにいけるなー。 なんて考えてたが、結局かなわず。 脳内は釣りモード。帰れないでしょ。 減水&混雑は承知でいつものナマズフィードへ。 歩道から川をのぞくとケミホタル背負ったルアーがちょろちょろしてるのが見える。先行者は2人いるようだ。 有望ポイントは打たれた後だろうなー と思いつつ彼らを橋の上から観察してると、状況を打破できる共通したクセを見つけた。 ふたりとも手返しが早い。 キャスト→回収→移動のサイクルが早い。

          先行者に遅れをとるな - 空白釣法

          夕まずめパワー炸裂 - トップでナマズを獲る

          週末親父のナイトゲームの厳しい現実ナマズといえばナイトゲーム。 「イージっしょ!」 「必ず3投以内にバイトあるわぁ」 でもこの川はそうはいかない。 いつも現場に入れる時間は23時過ぎ。 いつも満員御礼。 どこもかしこも必ず誰かがうったあと。 だれもかれもポイント争いに精を出す。 コイもすれて沈んでるフィールド。 地元の川のナイトゲームは実力じゃなく運任せ。 実際、魚を探すより空きを探す連夜。 「もっと早くいけよっ」 いや。無理。これが週末親父アングラーの実情。 釣行回数は

          夕まずめパワー炸裂 - トップでナマズを獲る

          スプーンでキャッチ!多摩川ナマズ!

          雨は天からのお恵み。 常時、水が少ない多摩川はそれはそれは貴重な恵み。 時間はないが釣行を決行。 仕事終わり。増水を期待してフィールド直行。 しかしそれは裏切られすごく浅い。 すげーな。高次元の治水レベルに拍手喝采。 面倒な準備もしたし帰りたくない。まずは表層系から投げる。 しかしまともに釣りができない。すぐボトムにこする状況に嘆く。 開始わずかでカゲロウ、スイッシャー、ペンシルをロスト。 果敢に挑むもトップが根がかる。積み重なるコスト。 (トップが根がかるってどうい

          スプーンでキャッチ!多摩川ナマズ!

          1月厳寒期はスプーンdeシーバスを釣る

          23年、スピニング入魂できなきゃ始まんねぇ。週末時短アングラーはバチ抜けあてにしてらんねぇ。 おのが信じた道を突き通す。透き通る冬の川にスプーンを打ちだす。 スイベルが華麗なスイングドリフト力のかわりにスイミング力を消し去る。ノー感じが自分の道を見失いかけさせてくる。 スプーンが軽すぎてダウンでは流芯へ届かない。クロスからフリーで時間をかけて流れに任せるしかない。もはや苦行。水が一気に体温を奪ってく。 泥底ボトムタッチは穂先に全集中でキャッチ。その後のワンシャクリ&フ

          1月厳寒期はスプーンdeシーバスを釣る

          多摩川で不意のコイ釣り - シマノ Complex XR F4と Palms ETNS-69ML 入魂

          記事公開日と内容の時制のズレに注意 花粉猛攻の中、果敢に超短時間釣行。 両鼻にティッシュ突っ込み準備万端。 マスク取ったらアホ面じゃん? 川遊び用に揃えたフルグラスロッド。 これでで狙うのはマルタウグイ。 (あれ?買ったの何ヶ月前?) ぱっとみ群れの気配はない。ぱっとしない川に気分は憂鬱に。 雨不足と渇水期の洗礼。 釣れない覚悟で川の中ほどまでウェーデングしとりあえずミノーを流す。 時折見えるコイの背びれに、あれマルタじゃね?と脳を誤魔化す。 (釣りなんかせずにおとな

          多摩川で不意のコイ釣り - シマノ Complex XR F4と Palms ETNS-69ML 入魂

          春が来た。多摩川マルタウグイ釣行

          ラパラCD7で最初の1本目息子の入学式まえに短時間リベンジ。 無謀にもこんな日に釣りに行くなんてイかれてる? 昨年(2022)、時期を外し1本もとれなかった。 今日こそは釣る! 多摩川と交わした約束を果たしにきた。 フィールドにつくと小規模な群れを発見。 群れがたむろするのは本流筋からくる大きな反転。 すぐに訪れた大チャンス。 スプーン無反応、シンペン無反応、シャッド逃げる。逃げるだと!? あれ?これ釣れない雰囲気。なぜだろう。 時間はないが、心落ち着かせるため一服。

          春が来た。多摩川マルタウグイ釣行

          リグ公開 ー 釣りやすいコイを見極めてワームで爆釣させる

          記事を購入いただいてありがとうございました。結論やTIPSだけ完結にまとめた記事にします。 コイが大好きなワーム早速本命ですが、小さめの虫系ワームでおすすめが2つ。

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          リグ公開 ー 釣りやすいコイを見極めてワームで爆釣させる

          17カルカッタコンクエストBFSはシーバス釣りに使えるのか?限界を探る

          高い買い物をしたが使わずに眠ってるものは誰もがもっているもの。 「ほしい!」この衝動を無理やり買う理由に変換してるからだろう。嗜好品の買い物というは得てしてそういうものだ。 僕の場合は17カルカッタコンクエストBFSがいい例で「渓流釣りが捗る!」という理由で買ったが、渓流に行く機会は年に1回あるかないか。 2017年に購入して2回しか使ってない。 使いたいけど理由がなく今では骨董品になりつつある。 そんなカルカッタコンクエストBFSをなんとかレギュラーアイテムとして組み

          17カルカッタコンクエストBFSはシーバス釣りに使えるのか?限界を探る