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【バイブル】嫌われる勇気 HSPさんは絶対に読んだ方がいい


『馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない』


5〜10万部売れればヒット作と言われるビジネス書のカテゴリにおいて、単体で276万部、シリーズ累計900万部を売ったと言われている名著。

『嫌われる勇気』

アドラー心理学を説く哲人と理屈っぽくて自己肯定感が低い青年の対話形式で語られる自己啓発書。

この本にはHSPさんにとって役立つ知識がふんだんに織り込まれています。

解説、
と言うとおこがましいので、

『タメになったな!』
『衝撃!』
『人生変わるかも!』

と私が感じた部分をほぼ主観でお伝えします。

もしまだ読んでいない人にこの感動を共感して欲しいなぁと思って綴ります。
共感しちゃった人は即ポチして更なる衝撃に舌鼓をどうぞ↓

この本を読むべき人
■誰からも嫌われたくない人
■幸せになりたいと思っている人
■まだ読んでいない人

■本書の結論

まずは本書の結論を述べます。
本書の結論というか私が感じ取った結論です。

それは

幸福を追求しよう

ということ。

この本では幸せに生きるための方法が散りばめられていて、言うなれば『幸せの処方せん』といったところ。

心理学というより哲学という印象を受ける本書。
そこには今この瞬間から誰でも幸せになれるという主張があり、衝撃を受けながらもつい深く納得してしまいました。

掘り下げていきましょう。

幸せになれる

■主観で生きる

この瞬間から幸せになれる、とはどういうことか。

答えは世界の捉え方を変えること。

この世界は『自らが意味づけをほどこした主観的な世界である』と言います。

世界がどうであるかを受け止めるのではなく、あなたがどのように意味づけていくか。
主観で生きることが大切であるということ。

なんか難しいようなこと言いましたが閉じないでください汗
ちゃんと分かりやすくします汗

実は言ってることはシンプルで、
『嫌な世界だぁ』と嘆かずに『幸せな世界だぁ』と考えましょうということ。

つまりあなたの捉え方一つで世界は変わるよ、世界を変えた瞬間から幸せになれるよという話なんです。

いやいや、そんなわけあるかいな!
という方のために次の章で素晴らしい教えを紹介します。

この世界が幸せと感じるための第一歩。
それは自分の人生を生きることです。

主観で生きる

■他人の人生を生きてはいけない

『世界が自分に対してどうであるか』を考えるということは、常に人の目を気にし自分が嫌われないようにしているということ。

他者の期待を満たし承認欲求を得ること。
承認欲求を得るためには多少のガマンや妥協も致し方ないと思っている。

しかしそれは自分に嘘をつくということ。
周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方でもあるということ。
これは他人の人生を生きていることになります。

また、人に気遣いをしていると見せかけて、実は自分がどう評価されるかを一番気にしているという自意識過剰な生き方だとも言えます。

エー、気遣ってたつもりが自意識過剰!?
ショックーΣ(O_O)

大丈夫です。
安心してください。
(はいてます)

解放されましょう。

他人の人生を生きてはいけない

■課題の分離


課題の分離とは、自分の課題と他者の課題を分けて考えることを言います。

例えば、
勉強しなければいけない子がいるとして、親が勉強させるために叱ったり尻を叩いたりするのは間違いだということ。
勉強をするのは子の課題であって親の課題ではない。

他にも、
馬を水辺に連れていくことはできても、水を呑ませることはできないということ。
水を呑むかどうかは馬が決めることなんです。

『その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か』を考えて取り組むかどうかを判断します。

なんだか冷たいようですが、他者の課題に土足で踏み込むこと、自分の課題に土足で踏み込まれることでトラブルが生まれると本書では言っています。 

自分の課題のみに焦点を当てて最善策を尽くすこと
それで他者から嫌われるのであれば仕方ないと割り切ることが大切なのです。
 
悩んでもムダ。

介入しない、させない。

課題を分離しましょう。

あなたはあなたの課題に取り組めばいいんです。

課題の分離

■私のタスク

課題の分離を受け入れたときの衝撃。
過激でした。

目の悪い人が初めてメガネをかけたような、曇っていた世界が晴れたような、そんな感覚を覚えました。
しばらく『私の人生の主役は私だ』なんて言い続けていたような記憶があります。
(影響受けすぎ)

誤解のないように補足しますと、他者を全く気にするなということではないんです。

介入するなとは言いましたが、馬を水辺に連れていくのは介入ではなく援助なんです。
援助は最大限やってあげればいいと思います。

援助の結果『相手がどうなるか』が大事なのであって『私がどう評価されるか』は気にしないということです。

HSPさんは他者の気持ちを汲み取りやすいので『どう評価されるか』を気にしてしまいがちです。

解放しましょう。
あなたを。

あなたのタスクはあなたを幸せにすること。

誰の課題でもない、あなたの課題に向き合うこと。

あなたが最善策を講じるとき、誰かに嫌われることを怖れてはいけない。

それは他者の課題だから。

幸せになるために嫌われる勇気を持ちましょう。

勇気を持つこと

■最後に

本当はもっともっと大切なこと、本質的なこと、皆さんのタメになることが本書に書いてあるかもしれません。

でも私は『課題の分離』を知ってからスーッと心が軽くなって、それまでよりも楽に生きることができるようになったと感じたんです。

この感動と衝撃を伝えたくて記事にしました。

他にも劣等感について、トラウマについて、自己受容についてなど様々なテーマについて本書で語られています。

どれも刺激的です。

気になる方は一度手に取っていただくことをオススメします。

私にとってはバイブルと言っても過言ではありません。

上手くいかず幸せを忘れたときはここへ戻る、そんな道標なんです。


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