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ふるさと、長野、それにともなう思い出

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記事一覧

新しい人が住むことになった、長野の実家の話

先日、兄夫婦が久しぶりに訪ねて来てくれた。 コロナが流行ってから、会うことがためらわれて…

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学校行事で、イナゴ取り

たまに車で出かけると、、季節がどんどん変わっていくのにビックリする。 つい先日、この辺り…

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春を食べる愉しみ、野草、山菜

蕗のとう   春一番の愉しみ! 雪解けの田んぼの斜面に ぷくっと緑の頭を覗かせる。 初々し…

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毎年、この時季になるとふき味噌を作る。子どもの頃は、蕗のとうは、そんなにおいしいと思ったことはなく、オトナの食べる物と思っていた。
故郷を離れ、年々 年を重ねるうちに、いつの間にか、母と同じようにふき味噌を、作るようになっていた。
今年も 春を楽しめる、ありがたいことと感謝!

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長靴で滑ったスキー

雪国で生まれ育った。 子供のころは、今よりも冬の訪れが早く 秋の取入れが済んでしばらくす…

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💛形の湖、北竜湖

長野県、飯山市街から野沢温泉に行く途中の山の中に、北竜湖という小さな湖がある。私の故郷の…

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おやき

熱い蒸し器の中から、母が次々とお焼きを取り出してザルにおく。私はそのお焼きを 団扇で扇いで冷ましている。ここは長野県の北 新潟県がに近い北信地方だ。 8月14日朝。昨日の迎え盆で、ご先祖様がキュウリの馬に乗って里帰りをしてきた。ご先祖様の初めての朝食にお供えするお焼きを作っているのだ。 この近所、周辺では、8月14日の朝は お焼きを作るものと決まっていた。 作るお焼きは2種類。アンコと茄子にあぶらみそをはさんだもの。あんは母が畑で作った小豆でこしあんを作り、それに砂糖を