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『学びとは何か』2/8回

「学ぶ」を「学ぼう」!
そう思い立った私にとってどストライクなタイトルの本書を8回に分けてアウトプットしています。
今回は2回目(第2章)!一緒に学びましょう!

前回は↓です。

前回までのざっくりおさらい

・「記憶力」は、技であり、努力が必要
・「スキーマ」とは、行間を補うために使う知識
・「生きた知識」とは、体で覚えた知識、使える知識

そして、どのように学べば、知識は「生きた知識」になるのか?
という問いで終わりました。今回はこのつづきです。

❷知識のシステムを創る

子どもはどうやって言語を習得しているのでしょう?
そこから「学び」について考えていきましょう。

①子どもの言語習得の過程

「いっぱい言葉を覚えたから日本語が使えるようになった」
と思っていませんか?それであれば、中学や高校でいっぱい英単語を覚えたのに英語が使えないのはなぜでしょう?

子どもの言語の習得の過程とは、知識の断片を貯めていく過程ではない。
知識をシステムとしてつくり上げていく過程である。

小学校に入学する前に、親や保育園/幼稚園の先生から「日本語の授業」を受けて日本語を学びましたか?
そんなものを受けなくてもちゃんと話せるようになっていましたよね。自然と。これこそが、自分で知識のシステムとしてつくり上げている過程なんです。

②生まれてから8カ月まで

実は、日本人の赤ちゃんでも、8カ月くらいまでは英語の「r」と「l」の区別ができるんです。「へー」ですよね。
でも、1歳の誕生日ころには区別できなくなってしまっています。「おやおや?」。これは、その母語(日本語)では必要のない識別能力を失うためなんです。

言い換えると、

無駄なことに注意を払わなくなる

ためなんです。

③無駄なことを「捨てる」

赤ちゃんの言葉を覚える過程を見ても、「学習とは単に細かい区別がどんどんできるようになることだけではない」ということがわかります。無駄なことを捨てることも大事なんですね。つまり、

「学ぶ」とは無駄なことを捨てることでもある

前回、「500円玉」の表と裏の絵を書いてみてください、という問題を出しましたが、500円玉の絵柄をいちいち覚えていなくても500円玉だと理解できるのはこのためなんですね。

④子どもは「学び方を学んでいる」

・学習をしながら学習の仕方を学ぶ。
・同時に知識を増やしている。
・学習した知識は新しいことの学習にすぐに使われる。

これらによって知識のシステムをつくって言語を習得しているのです。

つまり、「生きた知識の学習」は、特別な人だけができる特別なことではなく、誰でも当たり前にやってきたことなのです。

⑤スキーマは「思い込み」でもある

スキーマという「行間を補うために使う知識」について前回学びました。
このスキーマによって、新しい知識を学びやすくしています。

でも、このスキーマが間違っていたらどうでしょう?
間違ったスキーマを使うと、新しい知識も間違った知識になってしまうのです。つまり、スキーマとは「思い込み」でもあるのです。

次回は、
思い込みがどのように学びを妨げてしまうのか?
どうやって誤ったスキーマ(思い込み)を克服すればよいのか?
について学びましょう。

つづき↓


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