SNSを利用することで、自らの怒りを「消費」してしまっている自覚はある。自腹も切らずに、風雨にも当たらずに、傷のない喜怒哀楽を、SNSの中で「売り買い」し、満足できてしまう。社会の絶望の絶対量は、ほぼ変わらないままだ。だから僕はまず、隣にいる貴方に何かを話さなくてはいけない。